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楽しく覚えるのが一番

【レッスンのひとこま】

クリスマスに向けて、🎼ジングルベル を練習している6歳の女の子。

両手で弾くとどうしてもメロディーの付点のリズムに左手の伴奏がつられてしまう。 

そこで、足で四分音符、手でメロディーのリズムを打ちながら私が弾くピアノに合わせて行進。
楽しく歌いながら教室を歩く女の子。

その後、両手で合わせて弾いてみると
弾けなかった部分が弾けるように!

身体全体を使って、音楽を体感することで、リズムを習得するリトミック。
これを小さな頃からやっている子どもは、驚くほどリズム感が良い。

大人になってからピアノを始めることの難しさに、このリズムの体得がある。

子どもはリズムを頭で考えずに感覚で覚えるので、音価や複雑なリズムを体得するのにはリトミックを取り入れるのが適しているのだと思う。

ピアノの練習は、じつは本当に地味で、繰り返しの練習は子どもにとって退屈だったりもする。

楽しい!

もう一回やりたい!


という体験をレッスンのなかでどれだけさせてあげられるかが大事なんです。
それを体験した子どもは必ず音楽が好きになります。
そして、音楽を生涯の友にすることができます。

そんな子どもを一人でも育てていければよいなと思います。


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