2021年度 Xデザイン学校 ベーシックコース #09 ユーザー評価と発表準備 (1/22) 振り返り
2021年度Xデザイン学校ベーシックコース第9回目の振り返りです。
情報の構造化
サイトストラクチャではなく、ストーリーボードを元にしたUXフローで情報設計する。
業務において、提示された画面仕様を満たすことに夢中になってしまいユーザー目線を失うケースは、特に実装を担当するエンジニアであれば陥ってしまうことがあると思う。(仕様作成時に利用状況が考慮されていても、開発途中で見失ってしまう)
簡単でもUXフローを書いておいて開発時に確認することができれば、ユーザー目線を保つことの効果がありそう。
ユーザー体験が先
モノから始めてしまうと既存のUIの改善から始めてしまう。
世間で「UI/UX」という呼び方に対する賛否の意見をよく聞いたり、自分もその呼び方はあまりしないようにしていたが、アクティビティシナリオやストーリーボードで描いた「コト」に照らし合わせて具体的な「モノ」をデザインするプロセスは「UI/UXデザイン」という呼ばれ方でも間違っていない気がしてきた。
ただ、実現手段がモノとしてのUIに偏ったりUIから体験を創るという誤解を与える可能性があるのが議論を生む要因なのだと思った。
ペルソナ/シナリオ法とユーザー評価
今回のワークでアクティビティシナリオやストーリーボードを元にワイヤーフレーム を作成していると、このUIで本当にユーザーはこんな気持ちになるか?といった疑問を持ちやすくなったり、スマートフォンのアプリに固執しないアイデアもチーム内で生まれたので早速効果を感じた。
私が担当している自動車開発において、想定されるユーザーをリクルートして試作の車で体験してもらおうとなるとどうしても大掛かりになってしまうし、準備に掛かる工数も少なくないので頻繁に行うことは難しい。
評価の反復回数を増やすには、ペルソナ/シナリオ法によって評価方法のベースを創り上げておくことが大きなヒントになると思った。
最後に
次回はサービス発表なので、ビジネス目線とユーザー目線の両方を忘れずにサービスアイデアの改善を進められたらと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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