【独学】111日で一級建築士学科試験に合格した方法【教材編】
(写真:北海道 モエレ沼公園)
こんばんは、ひろです!
今回は一級建築士の学科試験について、私が実際に使用した教材にフォーカスしてまとめていきます!
これから一級建築士を受験される方の参考になればと思います。
それでは、行きましょう〜♪
はじめに
令和5年度の一級建築士学科試験でのわたしの得点は次のとおりです。
計画は足切りギリギリですが、合格基準点が87点と難易度の高い年(合格率 16.2%)でも独学で100点の大台を超えることができました!
一級建築士というと資格学校に通って勉強するのが一般的だと思います。
それにもかかわらず、私が独学で受験した理由は2023年の春に大学院を卒業し、就職したばかりということもあり金銭的に厳しかったからです…
資格学校に通うとなると、平気で五十万から百何十万くらいはかかります。
(いくらなんでも、高すぎる…)
しかも、合格するためには何度も受けることが当たり前というイメージがある一級建築士
学費はどんどん膨れていきます。
一級建築士を取れば、会社によってはお祝い金や資格手当をもらえたりもします!
ですが、学費がすぐに全額返ってくるわけではないのでキビシイ…
製図試験の方が何度も受けるイメージがあるから、製図にお金を使いたい…
『じゃあ、学科はお金がなるべくかけないように独学で受けるか!』という感じで独学での受験を決めました。
(お金に余裕がある方や学割の使える方は資格学校に通うことをおすすめします!学生のうちに契約だけして、翌年度の講座を受けることもできます!学生のうちは通学せずとも、契約はしたほうがいい‼学割は偉大すぎる‼)
独学で合格するために使用した教材
本題である、勉強するときに使った教材を紹介‼︎
勉強方法やスケジュールは別でまとめてあるので、そちらをご覧ください!
①「一級建築士」受験対策
独学に限らず、受験するなら絶対に入れとけというアプリ!
法規以外はこれさえあれば良いと言っても過言ではない‼︎
(実際に法規以外はこのアプリと過去問しかやってないです。)
直近何年分の過去問を一問一答できるので、スキマ時間があればポチポチやっとけという感じです!
本番と同じように4択でも選択肢1つずつでも取り組めるのもオススメ!
カンタンな解説もついているので、スマホひとつあればどこにいても手軽に取り組めます。
私は7〜9周くらい解きました‼︎
勉強を始めたばかりの頃は最初から最後まで通しでやって、試験直前にはニガテな分野や間違えた問題に絞ってポチポチしていました。
分野ごとに正答率を確認できたり、チェックを付けて間違った問題だけ取り組めたりできるところもおススメなポイント!
法規以外はこのアプリと過去問題集の2つで勉強しました〜♪
有料のアプリですが問題集を買うことに比べたらかなり安いので、つべこべ言わずインストールするべし‼︎
②過去問題集
一級建築士の学科試験はぜんぶで500個ある選択肢のうち約70%が過去問もしくは過去問の応用問題から構成されています。
なので、過去問を繰り返し解くことが非常に重要です!
先ほど紹介したアプリでも過去問対策はできますが、法規や構造力学の問題などアプリで対策できないものもあるので、過去問題集も準備することをオススメします。
S合資格やN建学院などが出していますが、どちらでも大差はないです。
(私はS合資格のものを使っていました。)
解答解説が異なるので、本屋さんなどで一度手に取ってもらって、自分に合うものを選ぶことをオススメします!
③TAC出版 2024年度版 建築基準関係法令集
法令集は試験中に持ち込める唯一の参考書なので、過去問題集よりも慎重に選ぶべきです!
法規は建築基準法を中心とした法律の話なので、なかなか取っつきにくい科目かもしれませんが、試験に答えの載っている法令集を持ち込めるので高得点を取っておきたい教科‼(できれば、25点以上取っておきたい…)
他の教科に比べて、得点源になるまでに時間はかかるものの、繰り返し解くほど安定して高得点が狙えます。
試験に持ち込める法令集は何種類かありますが、S合資格やN建学院の2つがメジャーどころですかね
ですが、私のイチバン推しの法令集はTACの法令集です‼
TACの法令集を推している理由や魅力は下の記事に詰め込んでいるので、ぜひ読んでみてください!
④一級建築士合格戦略 法規のウラ指導
「一級建築士」受験対策のアプリには法規が含まれていません…
いきなり過去問を解く気になれなかったので、こちらの参考書を使用しました。
高さ制限など計算問題の解説がとても分かりやすい1冊となってます。
法規の対策は過去問と最新の法令集があれば十分だとは思うものの、法文の読み方なんかも書かれているので、法規に取り組むタイミングで持っておいて損はないと思います。
また、確認申請、防火区画と単元ごとに構成されているので、苦手分野の対策をしたいというときにもおススメです!
⑤TAC建築士講師室ブログ
法令集を推したTACの講師たちが書いていているブログです。
痒い所に手が届くという感じで間違いやすいポイントや単語などの解説が多く載っています!
建築士講座の講師の方たちが書かれてので、とても分かりやすいです。
計画の実例もまとめられているので、大いに活用してみてください!
他におすすめの教材
余談ですが、こんなのもあるといいなという教材を2つ紹介します!
①要点やポイントがまとめられてる教材
要点やポイントがまとめられている参考書は1冊持っていて損はないと思います!
勉強を始めたての時に目を通して概要をつかんだり、分からないことがあった時にすぐ引ける辞書代わりに使ったりと活用できると思います。
資格学校の勧誘でアンケートを書いたら、後日送付してもらえることもありますね。
(資格学校からの電話が嫌な人は自分で買っちゃいましょう。)
②施工がわかるイラスト建築生産入門
2つ目は建築士試験に特化したもではないですが、施工がわかるイラスト建築生産入門
こちらは友人おすすめの1冊です。
特に現場を経験したことがない人、見たことがない人におススメの1冊だそうです。
施工の用語や流れ、工法などを覚えるのに役に立ちます!
また、イラストが多いのでイメージと結び付けて覚えると、問題を解くときにも役立ちます!
イメージできるとできないでは理解するスピードに大きな差が生まれるので、施工が苦手という方は一度手に取ってみてはいかがでしょうか?
さいごに
今回は一級建築士の学科試験を独学で合格するために使用した教材5選とその他おすすめ教材2選を紹介しました!
最初に紹介した「一級建築士」受験対策のアプリは特におススメです!
これから一級建築士を受験される方の参考になれば嬉しいです。
ではまた。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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