お茶飲みながら考えごと、機械 or 手 or...?
こんにちは!アーキロイドの福井です。
朝からお茶を飲みながら、ぶつぶつ考えごと。
(まとまってないので、垂れ流しですみません…!)
先日、「台湾茶業界について語る」というマニアックな会へ。
話題のひとつに、高齢化や人手不足、気候変動などの影響が上がった。
(建築も同じ!)
農薬有りか、無しか
肥料有りか、無しか
機械で摘むのが良いのか、手で摘むのが良いのか
お茶で言うと、無農薬・無肥料・手摘みのお茶が身体にスッと染み渡る感覚は、清らかで美しさそのものである。ただし、そこにはお茶に携わる人の修練が大前提で、収量も少なく重労働、跡継ぎがいなくなっている現状がある。
食品、衣料品、家具などなど何にでも当てはまる、この議論。
もちろん住宅でも、機械(工場生産)が良いのか手(手仕事)が良いのかって永遠で不毛(?)な議論がたびたび起こる。
例えばお茶は、「手摘み(テヅミ)」のお茶は、茶葉の形がそのままで綺麗なのだが、摘む技術のある人が携わっている今だからだ。天気によって摘むのに最適なタイミングで人手を確保できないのであれば、ベストなタイミングで「機械摘み(キカイヅミ)」の選択もひとつ。しかし、大量生産大量消費の時代とは、機械に求めるものは変わっていくように思う。
私は、建築に関して「(機械と手)どっちもでしょ!」派。
最近、その「どっちも」にも人によって「いいあんばい」や解像度が違うなあと思う。個人的には、強みを生かしあった頂上決戦がいいなあ。
伊礼智先生は『半製品』という言葉を使っていた。
ファッション好きな友人に『Quiet Luxury』という言葉を教えてもらった。
もう少し、考えがまとめられたら聞いてやってください。
あ、お茶請けはアーキロイド津久井さんからの韓国土産!
かわいい~美味しい~。福井
『福井典子の家』ーあたりまえを磨く滋味深い家ー
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