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構造【せん断補強筋/せん断補強筋比】


せん断補強筋比

  • 部材の 面積 に対する せん断補強筋 の比率

数値

  • 0.2 %以上

  • 数値が 大きい とせん断補強筋の量が 多い

計算式

  • $${p_w=\frac{{a_w}}{b_p}}$$
    $${p_w}$$:せん断補強筋比
    $${a_w}$$:せん断補強筋の断面積(合計)
    $${b_p}$$:部材幅(b)とせん断補強筋のピッチ(p)

15125、18134、19114、23122、24132

合格ロケットのコード

メモ

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構造【せん断補強筋/せん断スパン】>>>

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計算例(柱の場合)

条件

  • 柱幅:700×600

  • 帯筋(せん断補強筋):D13@100
    ※D13の鉄筋が100mmピッチで柱に配置

  • D13の断面積:127㎟

X方向

  • $${p_w=\frac{{a_w}}{b_p}}$$ = $${\frac{{2×127}}{600×100}}$$ = 0.00423 ≒ 0.4%
    が加わる 方向 を必ず確認
    有効なせん断補強筋(赤色) を意識する

Y方向

  • $${p_w=\frac{{a_w}}{b_p}}$$ = $${\frac{{3×127}}{700×100}}$$ = 0.00544 ≒ 0.5%
    が加わる 方向 を必ず確認
    有効なせん断補強筋(赤色) を意識する

有効なせん断補強筋

  • 部材に加わる に対して、同じ方向(軸)に配置した せん断補強筋力を受ける という考え方

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