計画【都市計画／ミルトン・ケインズ】

概要

• 場所：イギリス ミルトン・ケインズ（キーンズ）

• 着手：1969年

計画の背景

• ロンドンの過密対策として周辺に複数のニュータウンが建設されたが、その後の検討で、これらニュータウンがその周辺地域の発展に貢献していることが明らかとなった

特徴

• カウンターマグネット論により、ロンドンに対抗し得る大規模な開発拠点として計画された

• イギリスのニュータウンの中では後期の最大規模

• ロンドンから80kmも離れており、自立した都市

• 「ニューシティ（New City）」と呼ばれることもある

• 近隣住区論に基づく固定的な構成を見直

• 各種施設の利用や様々な社会組織の形成が柔軟に展開するような「オープンコミュニティの実現」を目指した住宅計画

• 既存集落との調整や建設過程への住民参加など意欲的な試みが行われている

※カウンターマグネット論
ロンドンから一定程度離れた場所に、ロンドンに対抗し得る大規模な開発拠点を設置することで、イングランド東南部におけるロンドンの支配力を和らげて集中を緩和し、多核都市圏を目ざそうという考え方である

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