建築の世界に生きる者

建築を学んでいます。 すばらしい建築と何なのか?を追い求めて考え続けます。 同時にと…

建築の世界に生きる者

建築を学んでいます。 すばらしい建築と何なのか?を追い求めて考え続けます。 同時にともに考える仲間も探しています。 批判もご意見も、そして同意も、すべてお待ちしております。 一緒に考え続けましょう。

最近の記事

コロナに関して。(データと向き合っていくこと)

久しぶりにして建築と関係ないが、これを書き留めておくことに意味があると考えたので書いておこうと思う。今回は具体的にウイルスがどうといった話は置いておいてそのデータとの向き合い方について考えようと思う。 目次 1.前提  COVID-19について  日本国政府の対策の中心的目的 2.データとの付き合い方  データの信用度  統計としての扱い  統計的データからの判断 3.浮き彫りになった問題 1.前提 COVID‐19(新型コロナウイルス)について ・2019年、武漢で初

    • 批評することと、創造すること

      建築の世界では、創る人が批評もする。 コンペなどを見ていると当たり前の光景である。 こう考えると批評することと創造することは本質的に同じであるように感じる。 建築設計をしたことがあり、もしくはその話を聞いたことがあればその現場は常に改良を重ねていく場であることは身に染みて知っている。 アイデアももちろん大事だし、その表現技術ももちろん大事である。 しかし本質的に建築の価値を高めるのはそのブラッシュアップの数と精度である。 余談だが、人というのは努力が好きだ。 それ自体は

      • ずばらしい建築を考える

        すばらしい建築とは何なのだろうか。 建築の世界にいると名作と呼ばれる建築に必ず出会う。 その時に私は自分より建築を学んだ人に必ずこう聞くようにしている。 「この建築はほかの建築と比べてどこがすばらしいのでしょうか?」 大概、「こういった体験が心地よい」といった類の感想が聞かれる。 それ自体はとても真っ当な評価の仕方であると思うし、私自身も建築は体験を最優先すべきだと考えている。 しかし、だ。 建築という多くの人の体験に関わるものが、大きなお金を動かすものが 建築を批評

      コロナに関して。(データと向き合っていくこと)