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「我聽不懂」こう対処すれば大丈夫!先輩に聞いてみた!【台湾留学】

こんにちはタピオカ留学です!

突然ですが、みなさんに質問です!
台湾で友達と話したり授業を受ける中で「我聽不懂(wǒtīngbùdǒng)」=聞いて分からない状態に陥ったことはありませんか?

きっとゼロではないかと思います。


では「どうして聞いて分からないか?」というところまで考えたことはありますか?
考えたことのある人もいると思いますし、ひょっとすると考えたことが少ない人もいるかもしれません。

ご安心ください!
今回は「どうして聞き取れないか・分からないか?」ということを、どう対処したらいいかというところまで、先輩から頂いた意見とともに、まとめた内容になります。

知っているだけで頭の中が整理されて慌てなくてよくなったり、中国語能力向上の助けになるかと思いますのでぜひ読んでいってください!


そもそもどんな時に聞き取れない?


・自分に原因がある場合

①そもそもその単語を知らない
この場合には相手が話したことはただの音となり、何も分からないかと思います。なので何と言っていたかもう一度確認することで対処していきましょう!

台湾人のお友達に聞いた、「もう一度言って」と聞き返す際に使えるフレーズはこちら!
・「可以再說一次嗎?(kěyǐzàishuōyícìma)」

また、相手が初対面の先生などで丁寧に聞く必要がある場合には、
・「能請您再說一次嗎?(néngqǐngnínzàishuōyícìma)」
を使えます。


もう一度聞き返す際、音にしっかり集中したり、文字を書いてもらったりして目視できるようにするのはさらなる理解を助けると思います。
より多くの感覚を活用してその言葉に触れましょう!

②話される中国語に耳が追いつかなかった
特に留学に来たばかりの頃や、休み中に日本に帰っていて台湾に戻ってきた時にあるかなと思います。
この時はやはり辛抱強く聞くことが大切になると思います。だんだん聞いているうちに耳が慣れて来るので安心してください!個人差はありますが先輩によると初めて台湾に来てからだいたい三ヶ月〜一年で聞き取れるようになってくるとのことです!そして感覚を取り戻すスピードも時間と共に早まりますのでご安心を!

③拼音(ピンイン)は聞き取れたけど当てはまる漢字が頭の中に思い浮かばない
この状態は中国語のリスニングが上達している証拠ですので心配はご無用です!
音は拾えているので、その音をピンインまたは注音を活用して調べましょう!そしてその文字や意味を視覚的に頭の中にインプットしましょう!同時に発音してみることも大事です。
次聞いたときにその単語が頭に浮かべばもう大丈夫!

こちらに調べる際に役立つ辞書として個人的には「北辞郎」がオススメです!
アプリ版もあるようなのでご参考までに。

④自分の中に記憶している音と実際の音のズレ
この状態が一番対処するのに苦労するかもしれません。
例えば、「shi」という音を、舌を巻いて発音するもので学んでいたら実際、現地の台湾人はそんなに舌を巻いた発音をしないこと。
または、自分が発音を間違って覚えていることがあります。

結論からいうと、自分の覚えている音を台湾人が発音する音に調整していくのが近道であるかと思います。
ピンインの発音アプリなどを用いてその音を真似して発音したり、ネイティブ台湾人の真似をするのが役立ちます。
この際大切になるのは、客観的な正確さです!
まず台湾人の友達や先生にこれで問題ないかを確認してから、ひたすら繰り返すというステップを踏んでいくのが効果的であると思います。

先輩おススメ教材はこちら!
速學漢語拼音

・自分以外に原因

①台湾人が話すスピードが速い
日本人と話していても、話すのが早くて何を言っているのか分かりにくいと思う人もいると感じるのと同様に、やはり適切なスピードというものがあると思います。なのでゆっくり話してもらうように頼みましょう。

こちらは、台湾人のお友達に聞いた、相手にゆっくり話すようお願いするのに役立つフレーズです!
・「可以說慢一點嗎?(kěyǐshuōmànyīdiǎnma)」
 
また、より丁寧に聞きたい場合には「請」を用いて、
・「請說慢一點(qǐngshuōmànyīdiǎn)」
と言うこともできます!

②その人の話し方のクセ
「訛り、声の大小、文字と文字の密着、リズム感」というのが主な話者のクセによる聞き取りにくさの原因かなと思います。(他にも見当たるかもしれません)

この部分に関しては、かなりリスニングの応用編とも言えるべきもので、中国語に慣れてきても難しい部分です。なので、他の聞き取りやすい中国語を話してくれる友達に仲介してもらったり分かりにくさの原因を解消するような話し方をしてもらえないか頼むのが良いと思われます。

③聞き取りにくい状況
風の音や大きな音などの雑音、音が反響する空間など、物理的に音の聞き取りにくさがある状況が主な原因かなと思われます。

筆者の個人的な体験談を挟ませて頂くと、体育館での授業などはやはり距離が遠くて聞き取りにくかったり、反響するので聞き取りにくかった、ということがありました。

なのでこの場合には、その聞き取りにくい物理的な条件を解決すること、または聞き取れないことを前提にして「後ほど直接聞きに行く」などの他の方法を考えるというのも選択肢に入るかなと思われます。


先輩のワンポイントアドバイス!


先輩A:分からなかったら分からないと直接伝えるのが一番だと思います!
そこからもう一度言ってもらったり、書いてもらったりして学ぶということがスタートラインくらいのイメージでいてちょうどいいと思います!
そう考えたら質問に踏み出す勇気が出るような気がします!

先輩B:文字を打ってもらうのにスマホを注音のキーボードにも変換できるようにしておくのは良いと思います!

先輩C:徐々に聞き取れるようになってくるのは確かなので、そんなに焦りすぎずにいるのが良いと思います!コツコツと一つずつ聞き取れる単語を増やしたりという積み重ねが自信になっていきますよ~

まとめ

いかがでしたでしょうか?
聞き取れなかった原因が見つかったでしょうか?

長い間台湾で過ごすとはいえ、分からないことがゼロになるということは難しいかもしれません。それでも、分からないことを分からないと伝えて学んでいくことや、少しずつ学んでいくことは必ず私たちの力になります。
そして留学生活をより最高のものにすることを助けてくれると思います!

一緒に頑張っていきましょう!
少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです!

ありがとうございました!

執筆:Eito

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