病む人の6つの特徴。


『最近、体調がいい〜』とか言ってたら、また体調が悪くなってきたのーむです!!


僕自身はあんまり『病む』感覚ってわからなかったんですけど、最近そういう状況に置かれることもあって気持ちがわかる部分もあるんですね。

しかも、俯瞰的に見てみると病む人の特徴って結構見えてきます。

病む人って意外と多くいらっしゃるし、統計的にもそうだったりする。

内向的な人と外交的な人。

じつは内向的な人が約80%で、外交的な人というのは少数派なんですね。

『活発で羨ましいな〜』
『あんなになりたい!!』


こんな風に思われている人は少数派なんです。

ですから、内向的な自分を責める必要はないし、その特徴を知れば病みやすくなる原因自体も無くすことが出来る。

ということで、病みやすいひとの特徴を見ていきましょう。



生活習慣が整っていない。


はい。もうこれは言うまでもありません。

生活習慣が整っていないと、脳の切り替えを行なっている前頭葉の力が低下します。

すると、人は病み始める。

ありもしないことやくだらない失敗を自分のせいだと考え始めて、気づいたら自己否定に入ってる。

それを改善しようとお酒・タバコ・他者などに依存していき、気づいたら中毒になっている。

よくあるパターンですよね。

でも、根本的な答えは生活習慣なんです。結局のところ。

具体的には以下の通り。

①睡眠(毎日7時間以上)
②運動(一日30〜45分の有酸素運動)
③関わり(毎日一回は人と話す。)
④朝日を浴びる。
⑤スマホの時間(一日2〜3時間まで)
⑥趣味を持つ。
などなど、、、


これを全部やってて『病んでます!!』みたいな人がいれば出てきて下さい。

おそらく、絶対に居ません。

『ちょっと病んでるな〜』と思っている方は①睡眠と②運動から徐々に始めてみては如何でしょうか?


周りに人がいない(と、思い込んでる)


これもよくあるパターンですよね〜

周りに人がいない。

ちゃんと言うと、そう思い込んでるだけなんですけどね。

ハンナ・アレントという哲学者は、この状態を『孤絶』と呼んでいます。

つまり、周りに人がいるのにも関わらず、自分は孤立していると思い込んでいる。

それは一種の虚無感にも近いもので、何か足りない感覚もこれと似ている。

道に迷っているような、そうじゃないような、、、

でも、安心してください。

感情というのは、空気の重さを持っています。

あなたはその重さに気づかないほどの何かを抱え込んでいるだけで、荷を下ろせば孤絶から抜け出すことは可能。

『じゃあ、もっと人に会わないと、、、』と考えるひとが多いと思いますけど、そうじゃない。
答えはその逆。

『人に会わなくてよくね。』と今の自分を肯定することが一番の解決策だったりする。

最初の例を覚えているでしょうか?

内向的な人というのは80%なんです。

みんな一緒で、間違ってる人なんてどこにもいないわけですね。

例えば僕だって、友達と言える人とか1〜2人ですよ!!

ぶっちゃた話、一人でも相談できる人が居れば十分なんですね。

ですから、自分で変に友達や親しいに値する基準を上げないほうがいい。

一〜三回でも話せば友達だし、目が合うだけでも人間関係は成立する。(実際に交流ホルモンであるオキシトシンは、目が合うだけでも分泌される。)

大事なのは見方であって、性格ではありません。


調べない、聞かない。


◉たった2つだけ。
①Google
②他人


調べることは人間が成長する一番の方法だと思います。

よく調べもせずに自分であーだこーだ考えてる人が多いと思いますけど、それだけじゃ解決できない。

いい意味でもっと『任せる』感覚って大事なんですね。

この後にも出てきますけど、病む人は全部自分で背負い込んで潰れる人が多い。

調べる・聞くだけで自分にのしかかっていた重りが取れるような感覚が体験できます。

『もう考えなくていいんだ、、、』みたいな感じ。

『聞く人いないよ〜』みたいな人にもGoogleという世界最強の知はあると思いますから、
是非とも、まず調べることをクセにしてみてください。

かなりラクになるし、オススメです。



解決できない、もしくは全部解決できると考えている。


さっき、病む人は全部抱えると言いましたけど、これがそう。

病みやすい人は『解決』に対して過大に評価しているか、もしくは過小に評価している節がある。

物事には解決できないものと出来るものがあって、本質は調節と中間に存在する。

『無理なものは無理。やれることしかやらん。』

この考え方が大事なんですけど、どうも人間は『0か100か』な考え方が好きみたい。

『30点でいいや。60点はもう最高!!』

これでいいんです。

ずっと100点とか、そんな人だれもいません。


理想家


理想が高いと、現実の自分とのギャップに悩まされます。

◉『俺はあれに挑戦して、これだけ稼ぐんだ!!』
◉『私は半年で20人友達作るんだ!!』


目的思考はいいこと。

でも、合わないことをやるとなるとどうしてもキツイものがあります。

そこでオススメしたいのがスモールステップ。

目的へのゴールを極小まで分割する。

そうすれば目標達成の基準が下がるから、それはもう理想ではなく現実である。

※スモールステップについて解説した記事はこちら。


ただし、病むのが重要な理由。


これだけ病む人の特徴や考え方を列挙してきたわりに、『病むのが重要ってどういうことやねん!!』と思うでしょうけど、実際そうなんです。

フロイトやラカンなどの精神分析家は『悲哀』の重要性を強調しています。

-悲哀は、対象意識を崩すことで、もう一度対象との関係を取り戻す作用である。-


つまり、何かに対して泣いたり怒ったりすることも自分のストレスや行き場のない怒りを消すことに有効だと。

むしろ、感情を露わにしないと余計にしんどくなってメンタルが病むぞ、と。

ですから、やはり本当に重要なのは『病んでもいいじゃん。』と自分を認めること。

その上で、生活習慣だったり極端な考え方を矯正していけばいい話。

病むことは重要だと自分を認めてしまえば、むしろ安定性は上がる。


遺伝・性格はほぼ関係ない。大丈夫、あなたならやれる。

◉病む人の特徴。
①生活習慣が乱れている。
②人間関係がないと思い込んでいる。
③調べない、聞かない。
④イチかバチか思考
⑤理想主義者
→ただし、病むことも大事。病んでる自分を受け入れよう。


遺伝や性格が問題でないなら、人自体に問題はない。

であれば、その可能性は意志に委ねられる。

少なくとも、この記事を読んでいるあなたには未来に対する強い意志があるはず。

であれば問題は選択ではなく、選択しないことによって解決されるのでは?

僕は強くそう思うんです。

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