読書感想文(27)ロバート・キヨサキ、シャロン・レクター著、白根美保子訳「金持ち父さんの予言」

はじめに

この本を読んだきっかけはオススメされたことです。
金持ち父さんシリーズは4冊目です。
あと2冊オススメされた本があるのでどんどん読んでいきます。

感想

この本のタイトルにある「予言」というのは、将来多くの人が持っていたはずの資金がなくなっていることに気づき、大変なことになるというものです。

この本でもっとも重要だと思ったのは、仕組みを知ることです。この予言は法律が変わったことについて書かれています。
金持ち父さんシリーズではファイナンシャルリテラシーの重要性が何度も書かれます。その中の一つとして、法律という社会の枠組みがいかに影響を与えるかというのとを書いたのが本書ではないかと思います。

この本では投資信託がよく例に出されます。投資信託の良くない点で最も印象に残ったのは、結局他人に任せている時点で自分は全く成長しないという点です。他人に任せて失敗しても割を食うのは自分です。そしてその後新たなスタートを切ろうと思っても、これまで他人に任せていたので自分には何も残りません。敷いて言えば他人に任せるのはリスクが大きいという教訓は残るかもしれません。まあとにかく勉強しようということです。

もう一つ具体的なところで印象に残ったのが、ビジネスにセールス・スキルが必要だということです。
私はあまり人に何かを勧めるのが得意ではありません。この能力が必要になるなら、身につけるために行動を起こさなければなりません。
著者は慈善団体の事務所で寄付を募る電話をかけることで身につけたそうです。平日の日中働いた後、夜にです。
私は今時間がたくさんあるので、そういった活動を何か探してみようと思いました。
この時、どうせならお金が貰えるアルバイトのようなものを……と思いました。
しかしこれはまさに「お金のために働く」という思考です。まだまだこれまでの価値観に縛られていることを思い知ります。なので、これについてはできればお金を貰わない活動にしようと思います。

おわりに

この本は水曜日に読み終えるつもりでしたが、金曜日になってしまいました。
なぜか読む速度が遅くなってしまいます。
できれば改善したいところですが、今のところどうすればいいかわからないので、ひとまずひたすら読んでいきます。

というわけで、最後まで読んでくださってありがとうございました。
次はできれば明日投稿したいです。

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