読書感想文(62)高橋源一郎『デビュー作を書くための超「小説」教室』

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回読んだのは作家志望向けの本です。
私は作家志望ではありませんが、やっぱり自分の本を出してみたいなぁという気持ちもあります。
ただ、小説を書くのはものすごくエネルギーが必要なことなので、結局書かないような気もします。

読もうと思ったきっかけは、最近読書会で作家志望の人に会ったり、又吉直樹さんが動画で小説を書いてみてから読み方が変わったと言っていたり、なんとなく今が読み時かなという気がしたからです。

感想

この本はタイトルから文章の書き方の話が中心かと思われますが、どちらかというと新人賞についての話がほとんどでした。
新人賞というのは新しい作家の発掘なので、将来性が重視されるようです。
確かにたくさんの娯楽が溢れている現代で、そこそこ面白い作家が増えても困るのかもしれませんね……。

この本で気になったのが、著者が文学史の地図を持って読んでいるということでした。
文学も芸術の一つであると考えれば当然文学史上の位置づけというものは発生します。
その通りだと思うものの、私は今まであまりそれを意識してきませんでした。
もし自分が小説を書くことになったら、意識したいような気もします。
読む時にも意識すれば見えてくるものはかなり変わるのでしょう。

また、この本の中で著者もやはり作家は読む眼が違うと言っています。
そんなこと言われると書いてみたくなりますよね……笑。
私は小学生か中学生の頃に書いてみようとしたことがあるのですが、案の定上手くいきませんでした。
あまりにも書けなくて放置していましたが、これは書く機運が高まっているのでしょうか?
ただし文章力はこのnoteを見ての通りなので、ちょっと気合を入れなければなりません笑。

もし小説を書くとしたら、アイデアはたくさん出てきます。問題はそれが小説の題材足りうるか、そしてそれを表現できるかということでしょう。
やってみたいなという気持ちは高まるものの、そこに費やす時間はかなり多くなるので、若干躊躇してしまいます。
しかし躊躇する理由が時間なのであれば、むしろ今こそやってみるべきだろうとも思います。
決心はつきませんが、もし気が向いたら書いてみようと思います。
こんな軽く書いてしまうと作家志望の方に失礼なような気もしますが、もし書くとなったら本気で書くのでお許しください。

おわりに

私は創作意欲は昔からある方で、本も昔から好きだったので小説を書くことに興味はあります。
しかし一方で小説を書くことはものすごく大変なことだとも思っています。
もし本気で書きたくなったら、その時は恥を捨てて全力で書きたいと思います。

というわけで、最後まで読んでくださってありがとうございました。

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