読書感想文(141)井上堅二『バカとテストと召喚獣 10.5』

はじめに

こんにちは、笛の人です。
読んでくださってありがとうございます。

今回は久々のライトノベルです。
中高生の時に読んでいたものを昨年辺りに読み返していましたが、途中で止まっていたので続きから読みました。

感想

面白かったです。でもいつもよりは笑わなかったような気もします。
「爆ぜろ!」「ついでにハゲろ!」の下りは懐かしささえ感じました。

全部で四つの短編の中で、一番印象に残ったのは「私とウサギと仄かな初恋」です。明久は相変わらずバカだけど、バカってやっぱり良いよなぁ、と。
いや、バカが良いというより、バカでも明久が良いやつなんだろうなぁと思います。

そしていつも感じるのは、相変わらず同性愛をネタにしているなぁということです。作者もあとがきで謝っているのですが、なんというか、純粋に楽しめなくなってしまったなぁと思います。
でもそれは多分悪いことではないし、むしろ中学生の頃のまま、同性愛をネタとして扱う大人になっていたらそれこそ残念なことだよなぁと思います。
それを抜いても、この作品は十分笑えるとは思いますが……笑。

うーん、あとは何を書こう。
バカテスっていつも感想が短くなってしまうんですよね。面白かったーー!で終わらせてしまうというか……。
強いて考えてみると、笑いのネタ作りなどは学ぶところがあるのかもしれません。いや、芸人目指してるんか!とセルフツッコミを入れつつ……。

おわりに

久々のバカテスでしたが、今回は短編集だったので、本筋はまだよく思い出していません。
ただ11,12辺りは確かバカだけどかなり熱い展開だった気がするので、続きが楽しみです。

ということで、最後まで読んでくださってありがとうございました。


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