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愛知のブランド米「愛ひとつぶ」~名古屋で久世福商店とコラボ

 愛知県のブランド米「愛ひとつぶ」のファミリーイベント(JAあいち経済連共催)が29日、名古屋市港区のららぽーと名古屋みなとアクルスで始まりました。

炊き立ての新米「愛ひとつぶ」をよそい㊨、隣の久世福商店のブースでご飯のお供を選ぶ

 炊き立ての新米「愛ひとつぶ」と、久世福商店のご飯のお供を食べて、ピクニック気分を味わってもらおうという企画です。10月1日(日)まで。

イベント会場の巨大テント

 初日は平日にもかかわらず、子ども連れ客が芝生広場にある巨大テント「デカゴン」を訪れていました。200円を払って、愛ひとつぶを盛り付けてもらうと、隣のブースで、ららぽーとなどに出店している久世福商店のご飯のお供のなかから2品を選ぶことができます。人気の「大人のしゃけしゃけめんたい」や「食べる、すき焼き」など、どれを選ぶのかも楽しみです。
■デビュー4年目
 愛ひとつぶは、愛知県農業総合試験場が2004年から品種改良を進めてきたブランド米で、夏の暑さに強い品種です。品種名は「なつきらり」。栽培農家で厳格な品質基準を満たしたものが「愛ひとつぶ」として認定されて市場に出ています。
 食味はコシヒカリと同等で、玄米のタンパク質含有量は他県産のブランド米と同等の6.8%程度。ふっくらとしたおいしいご飯に炊きあがります。
 筆者が新聞社を退職した2020年9月、最初のフリーの取材が愛ひとつぶのデビューでした。おかずの味を邪魔せず、それ自体も旨味のあるおいしさでした。
 毎年、生産量を増やして、最近は無洗米も好評です。わが家もひとシーズンに必ず、愛ひとつぶを食べてきました。
■お米のつかみどり

愛知のお米つかみ取りのコーナーでは「愛ひとつぶ」5袋をゲットした人も

 ファミリーイベントでは、愛ひとつぶのほか、「あいちのかおり」など愛知のお米パック(300㌘)のつかみ取りも人気でした。300円でガラスケースに入ったパックを片手でどれだけ取り出せるか。前の男性は4袋でしたが、わがファミリーは女性の手の細さと緻密さとで5袋をゲット。さらに参加者全員におまけもいただきました。
■信州とのご縁も

赤い水引をデザインした「愛ひとつぶ」のパッケージ

 愛ひとつぶのパッケージには、赤い水引をモチーフとしたデザインが使われています。水引と言えば、信州の小京都・飯田市の特産品で全国シェア7割を占めています。
 また、久世福商店のブランドで店舗展開しているサンクゼールの本社は、長野県飯綱町にあります。
 赤い水引と信州の食材。赤い糸で結ばれているようなイベントでした。
(2023年9月29日)
 

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