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飯田市の旭松食品~オートミールにぞっこん

 長野県飯田市に本店を置く高野豆腐の旭松食品(本社・大阪市)の工場には、直売所があります。最近、何度か訪れて、カップ入りのオートミルを買っています。
■高野豆腐のメーカー
 長野県の飯田下伊那地方では、高野豆腐のことを凍み豆腐といいます。煮物に味噌汁にと、食卓に欠かせない一品として親しんできました。旭松食品の前社名は「旭松凍豆腐」でした。高野豆腐のほか、即席みそ汁の製造もしています。かつては納豆も製造していましたが、2011年に営業権と商標権を譲渡しています。
■ブームのオートミールに着目
 JR飯田線駄科駅から歩いて10分程の本店には、工場や研究所のほか、自社商品を販売するショップがあります。ここのお勧めが、いまブームのオートミールです。食物繊維は精白米の約18倍。カルシウムや鉄分も玄米の数倍ある食品です。
 今月購入したのは10種類。順不同で「うめぇ納豆」「ゆず塩」(各210円)、「まろやかチキン」「塩とんこつ風味」「ほたてバター風味」「きのこクリーム」「紀州うめ」「だし醤油たまご風味」「梅しそ風味」「鶏白湯風味」(以上180円)です。
 食べ始めて、私の好みの味は「ゆず塩」、「ほたてバター風味」、「梅しそ風味」などですが、総じてどれも食べやすく、カロリーも85Kcal程度となっています。
■食事の準備が簡単
 忙しい朝やゆっくりしたい日曜日には、お湯を沸かして、袋からオートミールを出してカップに入れて熱湯をさすだけ。1分ほどでおいしくいただけます。テーブルや棚に並べて置くだけでもカラフルで、「次に何を食べようか」と楽しみになります。
■アイターン女子の発想とか
 先日、飯田市の産業経済部の方に聞いてみると、飯田市へのI(アイ)ターン組の女子たちが研究開発して、次々と消費者好みの商品を出しているとのこと。おいしい保存食としてもお勧めです。かさばりますが、軽いので名古屋まで持ち帰ってもストレスは感じませんでした。
 旭松食品は、小学校の時に社会見学で訪れていて、なじみの深い企業です。これからも、いろいろな健康食品を味わえそうです。もちろん、高野豆腐も忘れずに。
(2023年10月29日)
 

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