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新聞記者が歩いて、見て、感じたことをコラム調に配信します。「ふと思い出しました」のフレーズで、昔の取材経験を織り込みながら、地域経済や文化の「今」をスケッチする「歩きメディア」で…
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#アート
「四季折々の情景」~特色生かしたヤマザキマザック美術館の展覧会
名古屋市東区のヤマザキマザック美術館で2月27日まで「四季折々の情景 美術館に息づく小さな自然たち」が開かれています。
「季節と共に移り変わる花々、鳥のさえずり、虫の音、小動物の気配…。日本の四季は変化に富んでいます。そして、その『日本の四季』を五七五の十七文字で鮮やかに切り取る俳句の世界。この展覧会では、現代作家9名(組)の作品を美術館所蔵のアール・ヌーヴォーのガラスや家具と共に展示し、四季
ポロックのこと~大人の学びなおし「絵画のノイズ」
大人の学びなおしの講座のことは前にも書きました。「ナゴヤ イノベーターズ ガレージ」で12月1日に行われた3回目のテーマは、絵画のノイズ。聞き慣れない言葉でした。講師は愛知県立芸術大学の白河宗利准教授です。
レオナルド・ダ・ヴィンチのモナリザなど数々の名画も、時を経て漆喰から絵の具が剥がれていきます。こうした「ノイズ」もありますが、わかりやすかったのは、画家が意図して絵画表現のなかにノイズ性を
スクラップという言葉の響き アーティストのたくらみを探す
新聞記者だったので、スクラップという語感にひかれます。ヤマザキマザック美術館(名古屋市東区)で、富田菜摘スクラップ・ワールド展が始まりました。
スクラップ(scrap)を明鏡国語辞典で調べてみると、二つの意味がありました。ひとつは「新聞・雑誌などから必要な記事を切り抜くこと。また、その切り抜き」です。もう一つが「金属の切りくず。くず鉄。また、金属製品の廃品」です。「廃車をスクラップにする」とい