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758スクラップブック コラム集

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新聞記者が歩いて、見て、感じたことをコラム調に配信します。「ふと思い出しました」のフレーズで、昔の取材経験を織り込みながら、地域経済や文化の「今」をスケッチする「歩きメディア」で…
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#防災士

名古屋の中学校で防災マップづくり~信州大学の廣内教授が指導

名古屋の中学校で防災マップづくり~信州大学の廣内教授が指導

 情報通信技術(ICT)を使って防災教育に生かす取り組みが始まっています。
 今回紹介するのは、デジタル一辺倒ではなく、中学生たちが歩いて避難できる安全な場所と倒木など危険な場所を撮影し、地図に取り込んでいく取り組みです。
 指導したのは、長野市にある信州大学教育学部・自然地理学研究室の廣内大助教授。名古屋市千種区星が丘山手の市立東星中学校が取り組む学区内の防災マップ作りの現場です。
 初回は7月

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NSL再加入~福和伸夫名古屋大学教授最終講義を聞いて

NSL再加入~福和伸夫名古屋大学教授最終講義を聞いて

 NSLというのは、マスメディアと研究者による地震災害軽減に関する懇話会のことです。事務局は名古屋大学減災連携研究センター(名古屋市千種区不老町)にあります。Network for Saving Lives の略称です。
 NSLの創設に尽力された福和伸夫名古屋大学減災連携研究センター教授の最終講義が3月11日、名古屋大学の豊田講堂でありました。防災減災にかける先生の熱弁を拝聴して、私ももう一度、

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安く近くリードタイムも短く~安近短のPCR検査でふつうの日常に

安く近くリードタイムも短く~安近短のPCR検査でふつうの日常に

 「安近短」といえば、旅行にいくときに価格が安く、近場で期間も短い商品のことです。今回の感染症対策のPCR検査で、この言葉を思い出しました。
 先日、名古屋市の地下鉄駅を下りると、青いテントが張ってあり、「街頭PCR検査実施中」の旗がありました。早速、受けることにしました。
 検査を受けることができるのは、愛知県在住または通勤・通学者。検査結果を県に提供できること。そして自分のスマートフォンなどで

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