長野市「ホテルメトロポリタン長野」まことに正しいホテルランチ ②

店名 ホテルメトロポリタン長野 カフェレストラン アイリス
場所 長野県長野市南石堂町1346 ホテルメトロポリタン長野
電話 026-291-7000
ジャンル ホテルレストラン
バリアフリー ◯
駐車場 あり

書くのを忘れていたが、感染対策のため料理は基本的に取り分けられた状態となっており、飛沫がかからないように配置されている。また大皿もなくはないが、これも少しでマスク・手袋着用が義務づけられているからさほど心配はないだろう。また、席にはマスクホルダーも用意されたいる。さすがホテルランチ、ぬかりはない。さぁ続きとまいろう。

【Phase 1：白飯とともに（後半）】
こちらは六分割されたカトラリでいただいてきた。

◯フライドチキン

みんな大好き鶏の唐揚げだ。からりカリカリと揚がった唐揚げは下味あっさりでじつによい。本来なら塩胡椒、にんにくガッツリを好むが、こういう場面であればさっぱり目の方がよろしい。

◯ナポリタン

みんな大好きナポリタン。きちんと玉ねぎ、ソーセージが入り、かつケチャップべったりが素晴らしい。ケチャップ至上主義者としてはたまらないひと品だ。

◯蒸し物3種

大きな蒸籠で蒸し上げられた美味そうな品々。カボチャ、しめじそしてりんご豚まん。かたわらのおろしポン酢を用いると格がふたつみっつ上がる。

◯信州サーモンのブルスケッタ

ブルスケッタとはバケットを用いたカナッペ的な品。軽く炙ったバゲットにサーモン、マスカルポーネチーズ、ミニトマト。酸味の効いたドレッシングとパリパリのバゲット、サーモン、チーズの組み合わせが絶妙。

われながらよきセレクトであった。白飯とともに、というコンセプトでありなが、ピザや豚まんがあるのは気にしてはならない。さぁ次に参るぞ。


【Phase 2：選りすぐりの美味】

そして作戦は第二の局面へと至る。お腹が落ち着いたところで美味を楽しんでいこう。そのような戦略だ。先と同じにまた1周、2周、3周廻り検討する。単に優柔不断という事とも言えるが気にしてはならない。4.5周ほどしたところでようやくラインナップが決定される。

◯フライドチキン
◯ナポリタン

この2点は先にいただいたが、あっさり唐揚げにべったりケチャップが合わないわけがないと、Phase 2の主食として採用する事とした。

◯秋野菜とサーモンの焼き漬け

先ほどのサーモンが美味かったのでこれもよいだろうと判断したが、これもよい。ししとう、カボチャそしてナスという秋野菜の代表格が添えられているのもよい。

◯北信州 三彩

しめじときくらげの佃煮、2種の野沢菜という北信人として小躍りしたくなるような小鉢だ。佃煮は正しく甘いあじつけ、お粥にちょうどよいかんじ。シャキシャキの野沢菜は万能選手だ。

◯キノコ寿司2種

キノコマヨネーズの軍艦と海苔巻き。あまり分からなかった。

素晴らしい、素晴らしすぎる。ナイスなチョイスといえる。そもそもナポリタンが美味すぎる。またおかわり！と行きたいところだが、ここはガマンするのが大人というもの。それではPhase 3といこう。


Phase 3：デザート

そして最終作戦へと至る。先ほどから何周もしているので、さすがに様子はわかっている。…のだが、やはり決められないものは決められないのだ。再度2.5周ほど廻ってようやく決着した。

◯ほうじ茶ティラミス

あまり見ない組み合わせではあるが、なかなかよい。抹茶との相性がよいのだから、いわずもがなというところか。

◯さつまいもタルト

これは可愛らしい。甘さも大きさもほどよいのが素晴らしい。

◯パイナップル

フルーツも入れるべきであろう。りんごとオレンジがあったのだが映えを意識してこちらに。ラストは酸味と甘味で口の中をさっぱりさせたい。


美味かった。大変満足した。これぞ正しきホテルランチ。いつか妙齢の美女を連れてお邪魔してみたい。