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乾燥による痒みにはヒルドイド軟膏がおすすめ。

今年の12月初旬に、就寝中いきなり腕や脚が痒くなり皮膚科でヒルドイド軟膏を処方してもらった話を書きました。それらを使い始めて20日経ちましたので、現在湿疹や痒みはどうなったか、と言うレポートをしたいと思います。

↓当時の記事はこちら

正確に言うと、痒みだけではなくすでに湿疹が出ている部分には
フルコートクリーム0.025%(全量10g)とオイラックスクリーム10%(全量20g)を混ぜた軟膏を処方してもらいました。

フルコートクリーム0.025%は、
「フルコートクリーム0.025%の主な効果と作用」によると、(MEDLEYより抜粋)
『湿疹やじんま疹、皮膚炎などを治療するお薬です。
ステロイド剤の働きにより、皮膚の炎症をおさえ、はれ、痛み、かゆみなどをやわらげる働きがあります。』

とあるのでステロイド剤ですね。

それに混ぜたオイラックスクリーム10%は、こちらもMEDLEYより抜粋しますと

「オイラックスクリーム10%の主な効果と作用」
かゆみをおさえるお薬です。
皮膚に軽い熱感を与え、皮膚のかゆみをおさえる働きがあります。

こちらはステロイド剤ではないものの、かゆみをおさえるまた別の塗り薬のようです。

使い心地ですが柔らかくて良いですよ。患部に塗った際にしみる事もありません(湿疹の程度、かきむしりの程度によるかと思います。筆者の場合はあまりかかないようにしています)。どちらかと言うと伸びが悪いので皮膚の広範囲に塗る時は何度もクリームを指につけて塗り伸ばしていく必要がありますが。
効果の程ですが、湿疹は塗った翌日にはひく、又は小さくなっているので、通常であれば効き目は早いかと思います。ちなみに筆者の湿疹の程度ですが、湿疹の数は数えられるほど少なく(10個以下)、かぶれの症状も見た目上では赤い湿疹がぽちぽち出ているだけ、かぶれの強さもかきむしりを我慢できる程度のため、ひどくはない方です。湿疹がひどい方は多少治るまでに時間がかかるかもしれません。
ただ、下着(要はおパンツ)のゴムが常にあたる腰回りは湿疹ができる→薬を塗って治る→少ししたらまた湿疹ができている を繰り返しています。パンツをはかないわけにはいかない為これは長期戦覚悟でやっています。


次に、下着のゴムがあたる部分ではない為、乾燥により突然痒くなったのであろう両腕、両脚ですが、こちらにはヒルドイド軟膏0.3%を処方してもらいました。


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結論から言いますと、乾燥からくる痒みに効きました。
時系列にまとめると

【痒みが出始めたのは11月27日くらいから:】
・就寝中身体のあちこちが急にかゆくなる。両腕は痒くてかいた。両ふくらはぎも同じく。両太ももはかくほどなく、湿疹も出ないが日中から一日中常にピリピリして中側が痒い気がする。
・腰回りも痒くてかく。痒いと思った時にはすでに湿疹が出ていた。

【12月3日:】
・皮膚科にてすでに湿疹が出ている部分はフルコートクリーム0.025%(全量10g)とオイラックスクリーム10%(全量20g)を混ぜた軟膏を処方してもらう。
・湿疹が出ておらず、痒みだけある両腕、両ふくらはぎ、両太ももにはヒルドイド軟膏0.3%を処方してもらう。
・同日、さっそく3種類の塗り薬をそれぞれ塗る。

【12月6日:】
・3日から風呂上り後すぐに3種類塗り続けている。
・腰回りは
湿疹ができて→薬を塗って治って→しばらくするとできる を繰り返す。これは下着のゴムがあたるから仕方がないと長期戦覚悟。その後も湿疹ができた時、痒い時はフルコートクリーム0.025%とオイラックスクリーム10%を塗り、これは12月24日現在も続けている。
・他に湿疹または痒みがある箇所は、湿疹がある、または湿疹がなくとも痒みが強い時にフルコートクリーム0.025%とオイラックスクリーム10%を塗る。これも12月24日現在も続けている。
・湿疹が出ない両腕、両ふくらはぎ、両太ももにはヒルドイド軟膏0.3%を塗る。かくほどの痒みはなくなってきた。両太もものぴりぴりした痒みは一日中ある。

【12月10日:】
・両太もものぴりぴりした痒みがなくなる。

【12月24日現在:】
・両腕、両ふくらはぎ、両太ももの痒みはおさまったが、乾燥で再び痒くなる事を防止する為、風呂上りに必ず両腕、両ふくらはぎ、両太もも、また他の個所は乾燥を感じた時、ヒルドイド軟膏0.3%を塗っている。

・湿疹ができやすい胴回りや、他湿疹ができた箇所はフルコートクリーム0.025%とオイラックスクリーム10%を塗っている。

と言うわけで、湿疹は出ないのにピリピリ痒みだけ内側から出る奇妙な太ももの痒みも軟膏を塗って1週間ほどで解消されました。
ヒルドイド軟膏0.3%を塗らずにまた乾燥で痒みが出てはたまらないので、今冬はこのまま使い続けようと思います。

ちなみにヒルドイド軟膏0.3%の使い方としておすすめは、お風呂上り後すぐに塗る事が重要なようなので、筆者はお風呂上り後5分以内(実質お風呂上り後すぐですね)すっぱだかになって両腕、両ふくらはぎ、両太もも、他その時に乾燥を感じる部分に塗っています。冬は寒い為マッパはこたえますが、手早く塗れば大丈夫です。また、塗り薬もよく肌に浸透して効き目が高いと感じます。どうせ塗るなら効き目の高い方を選びましょう!お風呂上り後すぐの塗布がおすすめです。

と言うわけで、筆者の場合ですが、乾燥による痒みにはヒルドイド軟膏0.3%が効きました。同じ悩みを持っておられる方にご参考になれば幸いです。

ちなみに、ヒルドイド軟膏0.3%は筆者が使ったクリームタイプの他、ローションタイプもあるそうです。医師いわく処方は同じだからどちらでも良いという事で、お好きな方で良いのではないでしょうか。

【2021 12.25追記】
もう一点大事な事を書き忘れていました。筆者はこの痒みが出てから、入浴時にほとんど身体を洗わない、または洗う時は手で洗う ようにしています。それもあるから乾燥による痒みが少なくてすんでいるのではないかと感じています。入浴時、身体を洗う時にこすりすぎるのも肌を痛める、またそもそも身体を洗う回数が多すぎても乾燥が進んだり肌を痛める恐れがある、とネット上でよく聞くため、とりあえず身体はあまり洗わないように、洗う際には手で洗うようにしています。

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