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あなたが目指すべきは「組織の中の個人」か?「個」で勝負するか?それとも・・・

「個の時代」に対応せよ!

これからの社会は「個」の時代と言われている日本。
そんな激動の日本社会で私たちはどう考え、どう生き抜いていけば良いのか。ということを最近私はずっと考えています(笑)

そこで今回は、個とは何か、果たして本当に個の時代はやってきているのか、もし個の時代というのであれば私たちはどうしていけばいいのかという事についてお話していきたいと思います。

「組織の時代」から「個の時代」へ

組織の時代から個の時代になる。
そう言われて早3年ほど経ったでしょうか。

背景には終身雇用の廃止、年功序列制度の廃止など日本独自の制度の崩壊が主な理由として取り上げられています。

さらに、働き方改革を進めた結果、副業を推進することが国全体の流れとして主流となりつつあります。

まさしく「組織」から「個」へ移り変わってきているそんな時代の真っ只中にいるという主張が各メディアでも盛んに報じられています。

「個」とはどういう意味なのか?

今回のメインどころの話に移る前に、まず個の時代とはなんなのかという定義から入りたいと思います。

「個」とは「個人」のことであり、あなた自身の事を指していると勘違いされている方は多いのですが、実際には「個」=「個性」と捉えた方がより正しいのではないかと私は思っています。

個性をWikiで調べてみると、

個人や個体の持つ、それ特有の性質・特徴。特に個人のそれに関しては、パーソナリティと呼ばれる。

つまり、「個の時代」に突入したというのは、あなたがもつ特有の性質や特徴、得意な事を表現していく時代の到来。というニュアンスがしっくりくるでしょうか。

多くのメディアでは、フリーランスが増える、独立がこれからは必要だと盛んに言われています。

そんな具体的な定義を示さないメディアの主張が「個」を間違えて捉えてしまう一つの原因になってしまっているのかもしれません。

個の時代を象徴する例

例えば、

主婦が子育ての間にブログを更新してたら稼げた。
YouTubeに自分の好きな事を投稿してたら登録者が100万人を超えて稼げた。
FXや株のチャートをみて一人で稼げた。
メルカリで転売して稼げた。

そんな事を言われると、自分一人の力で勝ち取った売上のようにも感じます。

しかし、掘り下げていくと誰一人として個人の力だけで稼げている人はいないはずです。必ず誰かの手助けがあったり、どこかの会社のツールを使用してブログや動画投稿、FXなどを行なっています。

私自身もフリーランスから、独立し現在では株式会社の代表として活動させていただいているのですが、私は一度も、個人一人の力で何かを成し遂げたことはありません。

当然ながら、私が好き勝手やって会社の売上を生み出しているわけでもありません。

個の時代なの?それとも組織の時代のまま?

つまり、個の時代になったと言われていても実際には組織の時代のままであるというのが私の主張ですし、あなたにも意識してほしいことの一つです。

そもそも、個人が組織に勝てることはありません。
個人もまた組織にする事でより多くの成果をあげることが可能と経験からも理解しているはずです。

例えば、
縄文時代、一人で小動物を追いかけてた人は、おそらくマンモスは捕獲できていないはずです。
しかし人と協力をすることを知っている人はマンモスを追い詰めて獲得という成果をあげることができていました。
そうして集団や、組織というのもが出来上がってきたのでしょう。

近年の日本でも大量生産大量消費というキャッチフレーズの元、多くの営業マンが売りまくるという営業スタイルが盛んに行われていました。
これは同じ製品を大量に作ることで生産コストを下げることが可能なため、資金力と営業力のある大企業のみができる戦略でもありました。
まさしく組織の強みとも言えるでしょう。

大量生産大量消費の時代は終わり

とはいえ、大量生産大量消費の時代は終わりを迎え、今新しい時代に差し掛かっていることは明白です。

だからこそ個の時代になったんだ。
今はどれを買うかではなく、誰から買うかが重要なんだという主張は正しいと思います。

しかし、あくまでも組織の中の個人であり、組織があっての個人であることは改めて認識する必要があると思います。

先進国の中で取り残されている日本

さらに、世界全体で考えると日本の大企業割合が低いことはご存知でしたでしょうか。
中小企業の数はとても多いのですが、世界で戦えるほどの大きな企業の数が圧倒的に足りていないのです。そのせいで日本の競争力は減少しているとも言われています。

もし、このままフリーランスや独立という言葉だけが先行していくと、日本の世界競争力は減少し、先進国と言えなくなってしまう可能性すら秘めているのではないでしょうか。
(日本はすでに先進国ではないという主張は置いておきます)

個の時代の到来は日本にとってマイナスか?

じゃあ、個の時代になったことはよくないことなのか、塚本は個の時代の到来には反対なのか、という話になると思いますが、私は今後ますます「個」が活きる時代になってくると感じています。

矛盾してるのではないかと思われたかもしれませんが、そんなことはありmません(笑)

個が輝く時代はまだまだ続いていくでしょうし、希少性が高い個人はますます重宝され、どこからも声がかかるような存在になっていくでしょう。

今の時代SNSという個人で発信できる媒体が多く存在していますから、希少性を見いだすこともできますし、希少性の高い人材を探すことも可能になっている。
それが令和という時代なのかなと思っています。

つまり、個人でビジネスや物事を成し遂げる時代というよりも、
ますます個が生きる時代、個の主張が通る時代、組織の中で個が重要視される時代に突入しているということです。

この先私たちはどうしていけばいいか?

じゃあじゃあ、今後私たちはどうしていけばいいのか。
という点が気になってくるのではないかと思います。

私自身は「組織のなかで個を生かす」

このイメージで行動しています。

この組織というのは、会社の場合もありますし、地域の場合もあります。
ある業種の協会や集合体かもしれません。
もしくは日本という国全体を指している場合もあります。

何れにせよ、私たちはたった一人で経済活動を成し遂げることはできません。常に誰かと共に協力して経済活動をしていく必要があります。

つまり、たった一人の私で完結するビジネスは無いということです。

その意味を単純に捉えれば「個」の時代は到来しないという事ですが、個を個人ととらえるのではなく個性とか個体性という意味に置き換えられればまた話は変わってくると思います。

それを踏まえた上であなた個人が輝くにはどうしていけばいいのかということを考えていく、これこそがこれからの時代に必要な考え方では無いでしょうか。

発信力とブランディング力

個の重要性はますます増加していきますので、個人の発信力やブランディングは必須になっていきます。

ただ、勘違いして欲しく無いのが冒頭でも開設しましたが、自分一人だけで完結できることは無いということです。
自分だけの利益に走ってしまっている個は必ず失敗します。

そのことだけは常に頭に入れて置いていただけると嬉しいです。

今後、この動画(ブログ)では個を生かすためにはどうしていけばいいのか、情報発信をどうやってしていけば良いのかということを中心にお話していきたいと思っています。

私の専門は動画ですので、YouTubeや映像が中心になっていくとは思いますが、時流に乗るという意味では情報発信にYouTubeを活用するというのは決して悪い話ではありません。

個の時代を生き抜くために、会社に勤めながらも副業で収益を得るために、ぜひ一緒に学んで強くたくましく生き抜いていきましょう。

キンコン西野さん論

余談ですが、

個の時代は終わり。これからは集落の時代だとキングコングの西野さんが言っていました。

確かに「個人(自分一人)」だけで何かを成し遂げるという希少性の高いジャンルは減ってきています。

しかし、個が活かせる組織(これを西野さんは集落と呼んでいると解釈しています)を作り上げることができ、その一員として活動することが可能になれば、この先めちゃめちゃ強いグループになりますよね。

私もそんなグループを作っていきたいと思っていますし、所属したいと思っています。

ティール組織反対派

ちなみにティール組織については私は反対派なので、上記の表現=ティール組織では無いというのは理解いただけたらと思います。

ティール組織とは何かという事については長くなってしまうのでここでは省きますが、気になる方は下記の書籍がベストセラーになってますのでご一読いただければ幸いです。

https://amzn.to/2UcP7xe

私がブログと動画を立ち上げた理由

今までのブログでは動画のことやYouTubeのことを中心に話していたんですが、今後はこのnoteでも私のYouTubeでも広域では教育やビジネス教育について、狭域ではインターネットビジネスや副業・独立についてのお話をさせていただきたいと思います。
(もちろん動画やYouTubeの話もしますw)

動画やブログを通して一緒に学び、共に発信力を高めあえたあなたと一緒に集落を作り組織として活動していけること。
それが私が期待していることですし、今回動画やブログを立ち上げた最大の理由です。

まだまだ大した成果もあげられていない私ですが、あなたと一緒に作り上げていければと思っています。

今後の内容にもぜひ目を通していただき参考になる話があればぜひ実践していただけたら嬉しいです。

激動の時代を共に強く生き抜いていきましょう!!
最後までご視聴ありがとうございました。

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