難しい・・・介護保険の理解度

こんばんわ!今日は難しい・・・介護保険の理解度について解説したいと思います。
介護保険って使えればもちろん便利なものですが理解へのハードルはなかなか高いもので利用者さんで理解できている方は少ないかと思います。

そんな制度について紹介しつつも理解を深めるためのこつなんかについても書いていきたいと思います!

1、サービスの制限が細かい

介護度によって使えるサービスが違います。
まず自分の専門分野の福祉用具ですが、

  • 介護1以下では介護保険を利用してベッドを借りられない

  • 特定福祉用具の買いなおしは原則できない

  • 住宅改修では共用部分などは原則工事ができない


などいろいろな制限があり、ほかにも訪問介護では同居人がいると
生活援助(家事的な部分)はできない。ただし、自治体によっては玄関が別であれば利用可能な場合もある。

このように細かな制限がいくつか存在していて、サービスを受ける側は何が良くて何がダメなのかがわからない…。

そんな風に考えてしまう人も多いですよね。。。

2、医療保険との区別がややこしい

介護保険と医療保険はよく混同されがちです。
以前にも話した、負担割合なんかも医療保険とよく間違えることがあります。もちろんサービス事業者は介護保険証、負担割合証は目視で確認する必要がありますが、中には紛失してしまう人もいます。

そうなると何割負担かわからない。でも確か1割だったような・・・
みたいな感じで蓋を開けたら実は2割負担でした!とかなると損した気分にもなるし、金額が1割の倍なんで非常に高く感じてしまいます。

興味がある方は以前書いた負担割合の記事を読んでみてください!

3、ケアプランがないとサービスは行えない

ケアプランとは文字通りその人をケアするために必要なプランのことです。
ケアマネさんが作ります。そこには介護保険情報や目的や目標が書いてあったり、週刊スケジュールがあったりします。

サービスに関わるのはちょうど2枚~3枚目あたりに書いてあるサービス内容の部分です。ここにサービスを行う内容などが書いてありますが、ここに乗っていないものは実施できません。

基本的にはケアプランに沿ってサービスを進めることが原則であり、
急にここの掃除やってや爪切って!なんてのはできないのです。福祉用具も同様にプランに乗っていない商品は納品できません。

便利で安くなる分、融通が利かない一面もありますので注意しましょう!

4、これらの解決策は?

ではこれらをわかりやすく理解するためには、いつも言っている通り
ケアマネさんに聞く!です!
あの~、それっていつも言ってませんか?

なんて言われてしまうのでもう一つ!
各自治体には介護保険の手引きがあります。しかも無料で配ってます。
包括支援センター、もしくは介護保険課にあります。

内容は地域によって異なりますが、金額がどのくらいで、どんなことができてなどが大まかですが書いてあります。それを読むとできること、できないことがわかります。

またご家族がいる場合はネットなどで自治体の名前を入れて、
「○○市 介護保険 訪問介護 できること」
など調べれば簡単に出てきます。
それか自分に聞いてください!全力でお答えします!!

ちなみに「ハートページ」という冊子もありますが、
あれはもっと簡単に説明が書いてありますが基本は会社の紹介がほとんどなので間違えないようにしましょう!

結果自分で調べた方が覚えることはできますが、聞いてしまうのが一番早いです。また生の声が聞けることは鮮度がいい情報なので信ぴょう性もあります。調べてわからないところを聞いてみる。

そうすれば知識は自然と身に付きます。
大事なことは損をしないようにすることです。わからなければ質問すら出てこないので、何が必要かがサービス従事者もわかりづらくなります。

知識をつけて、無理のない介護を続けましょう!
そのために全力で自分の知識を広げていきたいと思います!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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