介護保険 限度額超過について

こんばんは!あらしです!
今回は介護保険 限度額超過についてお話したいと思います!
いわゆるオーバーと言われるものです!

介護保険で様々なサービスを利用することが可能ですが、実は利用できる範囲は限られています。その限られた範囲を超えてサービスを利用した場合のことをオーバー、限度額超過と言います。

介護保険の利用できる枠は介護度によって変わってきます。

要支援1・・・5,032単位
要支援2・・・10,531単位
要介護1・・・16,765単位
要介護2・・・19,705単位
要介護3・・・27,048単位
要介護4・・・30,938単位
要介護5・・・36,217単位
※1単位10円

すごく中途半端で覚えにくいですが、覚えなくて大丈夫です!
この単位数を超過すると1~3割負担ではなく10割負担になってしまいます。
はみ出た分は全額自己負担になってしまうということです。

そうなると例えば500円で借りていた車いすが5000円になってしまいます。
こうゆうことがなるべく起きないよう給付管理と言って単位数の計算や請求業務をやってくれるのがケアマネさんになります。

各サービスから単位数の報告を受けてそれをまとめて請求や調整を行います。毎月訪問にきてこの実績と予定を利用者に伝えてくれます。
各サービスがバラバラに請求すると混乱してしまうので月末にまとめ次月に予定を出し、確定した単位数を請求する。

これらが一連の流れです。
ちなみに自己負担分(1~3割分)は各事業所に支払う形になります。
ケアマネさんは国からケアプラン料(サービスを実施するのに必要な書類)
をいただいているので自己負担が発生することはありません。

では、オーバーしてしまうのはどうしてか。単純な話サービスの利用が多いからです。ただし決して悪いことではありませんし、むしろ必要な場合がほとんどでそれでも超過してしまうことはあります。

ではどのように対処するか。
まず一つは区分変更申請を行う方法です。
これは、介護度を見直すことを意味します。

そもそも、必要なサービスを利用しているにも関わらずオーバーが出てしまうということは、実はもっと重い介護の可能性もあります。
なぜなら決められた範囲内で単位数を超過しているからです。

区分変更を行うことで介護度の見直しをし、もし介護度が上がれば利用できる枠も増えて単位数超過が起きないようにすることができます。
そうすることで負担を軽減させることができます。

ただしデメリットもあって、デイサービスやショートステイなどは介護度が上がるにつれて基本料金が上がっていきます。
介護が1段階あがるにつれて100単位~200単位上がっていきます。
また要支援では計算方法が違いますのでまた別の機会にお話しします。

このようなデメリットもありますが、10割負担よりははるかに安いです。
もし毎回単位数が超過してしまう人は一度ケアマネさんに相談すると、今の現状を詳しく教えてくれます。

もう一つは高額介護サービス費というものがあります。
これに関しては所得によって異なる場合がありますが、高額な介護保険サービス費が償還払いとして戻ってくる制度です。

これに似たサービスで高額医療費などの助成もあるのでよく確認しておくことが大切だと思います。


このような形で国やケアマネが介護の請求に関しては見てくれます。
もし自分の親族が使っているサービス費が多いなと思ったらまずケアマネさんに連絡をし助教を把握しましょう。

以上が介護保険 限度額超過についてのお話でした。
これにはいろいろなサービスが関わるのでややこしいかもしれません。
ただわからなければ、聞いてみる、調べてみるは大切かもしれません。

このブログが皆さんのお役に立てることを願って本日これにて!
最後まで読んでいただきありがとうございました!

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