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海の不思議を解き明かす~きれいな海の真相~

きれいな海って透き通っていてきれいな青色をしていて、最高に美しいと思いませんか?

わたしは海が大好きです。

ずっと見ていられるし、海辺で読書なんて、幸せなシチュエーションすぎてニヤけてしまいます。

特に、透き通った青い海って、現実世界から夢心地の世界へ連れていってくれるなぁと思います。

でも、きれいな海の一方、きれいでない海もありますよね。

水は透明で同じ水でできた海なのに、きれいな海ときれいに見えない海の違いってなんなんだろう?

遠くから見たらぜんぜん透き通っていなくてきたない海だと思っていても、近くで見ると透明なんですよね。

すごく不思議です。

そして、その理由って、ちゃんと知っている人って意外と少ないんです。

「色の波長がどうとかじゃない?」

なんて感じで、ふんわり知っているようではあるのですが、ちゃんと説明できる人と出会ったことがありません。

当たり前の事実だけど、そのなぜを知っている人って少ないんだなあと思い、自分へのメモもかねて記事にすることにしました!

いろんな「なぜ?」がわかることで、より深いモノが見えるようになる、感じられるようになるための一助になればと思います。

最後まで見てもらえるとうれしいです♪

きれいな海の透明度が高くみえる理由

水自体は透明なはずなのに、どうして遠くから見るときれいな海とそうじゃない海があるのか。

理由は大きく3つです!

▶︎理由① プランクトンが少ない

まず、プランクトンが少ないことがあります。

人間の目には見えないような小さなプランクトンですが、その存在は、太陽光を遮るには十分な大きさなんですね。

そのプランクトンが少ないと、太陽光が海底までしっかり届き海底が見えることで、「透き通ったきれいな海」に見えるんです。

▶︎理由② サンゴ礁の存在

次にサンゴ礁の存在です。

サンゴは、植物と同じように光合成を行います。

これによって、海中の二酸化炭素を吸収し酸素を出するですが、これと同時に「ミネラル」も出しています。

このミネラルが、海水を浄化する作用を持っており、それによって海が物理的にもきれいになります。

ちなみに、ミネラルの作用を活用して、災害時には泥水雨水を飲水に変えることもできるそうです。それくらい浄化作用のある重要な物質なんですね。

▶︎理由③ 白い砂

そして最後に、白い砂です。

海底が白いと、太陽光がより反射しやすくなり、海全体の透明度をあげてくれます。

ちなみに、海底が白い砂になるのはなぜでしょうか。

それは、サンゴがあるからです。

サンゴは石灰質でできており、死んだ後はバラバラになって海底に沈みます。

つまり、サンゴの死骸が積もることで海底は白くなるのです。

サンゴは自らの役割を終えた後も、海をきれいにする働きを担っているんですね。

海が青くみえる理由

では、透明な水のはずなのに、それがきれいな青色に見えるのはなぜなのか?

難しい話になると可視光線がなんたらとか、色の波長の長さやその順番がどうとかあるのですが、一言で言うと、青色の波長が目に届いているからです。

海を構成する「水」は赤い光を吸収します。
それによって赤要素が弱くなり、青色になっていくそうです。

ここら辺の詳しいことは割愛します。

なぜならこの部分の詳細は、人生のなぜを解決しちょっと豊かになるためにはそこまで必要かと思っていないので…むずかしい話ですし…

(手を抜くな!という思う方いればコメントください。
がんばって書いてみるかもしれません。笑)

さらには、同じ海でもところによってはエメラルドグリーンやコバルトブルーなど、ブルーといえどいろんな種類のブルーがありますよね。

海の色にもいろんな色があるのは、海底の砂の色が関係しています。

水深が浅くて海底の砂が白いと、砂の白さが混じって、ブルーというよりは青緑色(エメラルドグリーン)になったりするそうです。

海の入り口である浅瀬だと、青色ではなくダイレクトに下の砂浜の色ですよね?(水は透明だから)

一方で水深が深いと、砂の色があまり影響されず、濃い青色になります。

最後に余談

いかがでしたか?

これから例えば沖縄のきれいな青い海をみたとき、その理由を知っていれば、「なぜ」に阻まれることなく海のきれいさを感じることができるのではないかと思います。

ここで最後に一つ余談を…

四方を海に囲まれている日本ですが、ザ・ブルーのようなリゾート感漂う海を見ることってなかなか難しいですよね。

しかし、上記の理由を踏まえると、それってつまりプランクトンが豊富で美味しいお魚が育つ海だということなんです!

お魚の栄養源となるプランクトンが少ないというのは、おいしいお魚が育つためにはとても重要なことです。

わたしたちが美味しいお魚を食べられている理由は、実はあのきれいに見えない海にこそ秘密があったのですね。

※現実的なお話しだと生活排水の問題とかもあるらしいのですが、今回の記事の趣旨とは異なるので省略します。気になる方はぜひ調べてみてください。

ないものねだりや憧ればかりに囚われず、それぞれの魅力を知ることができれば、「日本の海はきたない!」という偏った見方にならず、
「おいしい魚を育てるにうってつけな日本の海の特徴」と考えることができれば、愛着が湧いてきます。

きれいな海の不思議を解明したことで、あまりテンションが上がらなかった日本の海の魅力を知れました。

一つの側面を知ることで、その逆面を知れる。

それだけで人生って楽しくなりませんか?

最後まで読んでくださり、ありがとうございます♪



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