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妊娠7ヶ月目にして切迫早産の危機で実家帰省!その前兆と気をつければ良かったこと。

切迫早産手前までいきました

この年末年始は実家へ帰省していました。予定していたわけではなく、ある日突然に切迫早産手前の状態で自宅安静の必要があったためです。

出産まではまだ3ヶ月もある状態で、子宮頚管が25mm(通常なら40〜30mmくらい)に短くなってしまい、20mmまで短くなったら入院だよとお医者様。

1歳5ヶ月の動き盛りのわんぱく男の子との生活で安静にできる自信はなかったので、急遽帰省することになりました。

結果としては、なんとか持ち直して入院せずに今に至るのですが、今考えればこれが原因だったのかなぁと思うことがあるので、他の妊婦さんが同じ事にならないように参考になれば嬉しいです。

切迫早産手前の前兆だった3つの違和感

クリスマスが終わった昨年26日、クリスマスにつくったトライフルケーキが余ってしまったので実家にお裾分けに行ったのです。
(※ちなみに実家は車で30分圏内。両親とは普段からよく会っています。コロナ渦なので念の為。)

ふだんと同じような朝のルーティーンを終えてから実家に向かったのですが、到着してしばらくすると家の中を歩いたときに何やら身体に違和感が。

違和感その①お尻の奥のほうから押される感覚

歩くとなんかだかキューっとお尻の奥のほうが痛い。押されるような圧を感じて歩くとそれが響くように痛いのです。下に下にとグッと押される感じ。

実は過去に同じような感覚を経験したことがあり、それは子宮内膜症のときと便秘のときの2回。とても似ていました。

違感その②股関節の際あたりの下腹部の突っ張り

1つ目の違和感を感じてからしばらくすると2つ目の症状が。股関節の際あたりの下腹部が突っ張るのです。お腹が硬くなって張る感じとは少し違って、歩くとピーンと筋が張る感じ。

違和感その③数歩歩くだけでもつらくなり若干腰痛も

違和感の2つがひどくなってから今度歩くのが困難に。数歩歩くだけでも結構な痛みを感じるようになり、母に話して横にならせてもらいました。

病院へ行くか行かないか

異変は感じているけれど、よくあるお腹が硬く張っている感じとは異なっていたため、病院へ行こうか悩んでいました。

違和感を感じ始めてからは2時間も経っていないし、歩かず横になれば痛くもない。お腹を触っても柔らかくて、胎動も普段と変わらず元気いっぱいだったからです。しかも土曜日で午後は休診。

出血などもないので、ひとまず様子を見ようと思い、子供の相手を母に任せて横になっていると便意を感じてトイレへ。

するとそれなりに便が出たら症状が緩和して歩けるようになったので今のうちにと自宅へ帰宅しました。

あとは横になって身体を休めていれば元通りになるだろうと、家に帰ってから息子をお昼寝させたときに一緒に横になりました。

が、夕方起きてみれば、痛みは緩和しておらず、むしろ痛みが復活。息子を抱っこして寝室からリビングへ移動するだけでしんどい。ずっしりとお腹が重くて、お腹も硬く張ってきました。

こうなると、ひとまず病院に連絡しよう、指示に従いましょうと思って早速電話。すると今から来てくださいと言われ、慌てて病院に向かいました。

結果、冒頭にお伝えしたとおり、子宮頚管が短くなっていて、このまま行くと入院になってしまうから、張り止めのお薬を飲んで自宅で安静にしてくださいねという流れ。子供の抱っこも極力やめないと…とお医者様から苦言が。

さすがに万が一にでも入院になってしまったら期間が長いし、早産になれば生存率が高いにせよ合併症などのリスクも怖いので、万全を期すために急遽翌日からの実家帰省を選択しました。

とにかく安静にして過ごしました

子供の相手や家事を、両親にほぼお願いする形で、極力横になっていたので、動けばお腹が張るものの3日ほどで歩くのに違和感がないレベルまで回復。その後も順調に回復して家事や子供の相手もある程度できるように。


年明けの妊婦検診でもお医者様から「大丈夫そうだね」と言ってもらえて、なんとか危機的状況は回避することが出来ました。

ただし、短くなった子宮頚管は元に戻らないと言われているので、圧がかからなくなって一旦閉じたように見えるだけのようです。

今後も注意が必要なことに変わりはありませんが、ひとまず日常生活には戻れることになりました。

急なことにも嫌な顔せず協力してくれた両親への有り難さを噛み締めて、ただただ感謝しかありません…!

気をつければ良かったことその①便秘

実家生活で食事も改善されたのか快便になって、グッと楽になったように思います。

便秘気味だなぁと思っていた期間が1週間ほどあったのですが、3日に1度程度は少ないながらに排便があったので甘く見ていました。

今考えてみると、胃も苦しい感じが続いていたり、調子が悪くなった当日も硬い便で、ちょっと普段よりもいきみ過ぎてしまって、それが原因でお腹への圧がかかってしまったかなと思います。

妊娠中に便秘になりやすいことは理解していたつもりでしたが、もっと早く手を打っていればよかったなと思います。

気をつければ良かったことその②子供の抱っこ

【妊娠中は重いものを持たないように】ということは理解していたつもりでしたが、出産後は、長男に構ってあげる時間が必然的に減ってしまうのなら、なるべく今のうちにと、求められたときに都度抱っこをしていました。

妊娠後期になったらしないつもりで、お腹にも負担がかからないように腕の筋力で意識的に抱っこしていたつもりでしたが、それでも抱っこはもう少し控えるべきだったかなと今は思います。後期に入る8ヶ月頃ではなく、6ヶ月頃からはなるべく控えるようにするといいのかなというのが今回の反省を踏まえた体感です。

気をつければ良かったことその③家事は控えめに

実はクリスマス料理を張り切って、比較的手のかかるものを作ってしまい、長時間の立ち仕事をしてしまっていました。

お腹の張りは感じなかったので、そんなに負担がかかっているとは思いませんでしたが、今思い返してみると、このときに少し腰痛があったのでこれも前兆だったのかもしれません。

無理をしていないつもりでも、自分が思う以上に身体への負担がかかっていることがあります。

普段の7割6割くらいに手抜きをするくらいが丁度良いんだなと思いました。(ケンタッキー買って済ませれば良かった…!)

終わりに

妊娠中は思いがけないトラブルが起こり得るんだなと身を持って感じました。この先もまだ油断出来ないので慎重に無理せず生活したいと思います。皆さんも妊娠した際はお気をつけてお過ごしください!

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