「意味はない」と思える人は「時短できる人」
きっかけは迷える子羊からの相談
先日、20歳の後輩から重ための相談を持ちかけられて「生きることにはそもそも意味がないし、そこ求めなくていいんじゃない?」という話をしたら真顔で「先輩はついに出家したんですか?」と言われてしまいました。壺は売ってません。
過去の遺産と化していたnoteを見返したら、いい感じにモヤっとしてるこんなエピソードを見つけたので、今日はその記事をリライト。
『物事に「意味はない」と思える人はモヤっとする時間を短縮できる人だという話』をしたいと思います。
※2020年8月に書いた記事をリライトしました。
意味を尋ねる時点で「意味がない」と思ってる
今までやってきた仕事柄と淡々とした性格からかプライベートも仕事も人からの相談される機会が多かったわたし。ありがたいことです。
そんなわたしの統計では、仕事でも家庭でも人間関係でも「上手くいかなくなったとき」に多い相談が「意味を尋ねる」ものでした。
会社で相談を受ければ「私ってこの会社にいる意味あるんですかね?」とか「これ僕がやる意味ないですよね」と新入社員に尋ねられ、
プライベートの相談なら「このままこの人と付き合ってていいのかな」とか「これなら結婚してる意味がないよね」という相談(というか愚痴!)。
そして、この相談をした人たちは、相談から数ヶ月以内に会社を辞めたり、パートナーと別れたりする人が多かったですから、相談の時点でじぶんの心の中で「意味がない」って思っていたんでしょうね。
「どっちの服が似合う?」っていう質問と同じで答えが決まってるアレです。
意味を作り出せる人は強い
こういう相談を受けてきたり、まだ短い人生経験を通して感じるのは、じぶんでその意味を見出そうとする人がやっぱり強いということ。
そういう人は「これって意味ある?」と思った時点で、じぶんがその意味をこの先作りたいかどうか、作り続けたいかどうかをじぶんの頭で考えるのでモヤっとする時間が短いですよね。
他人に意味を求めたり他人の評価を気にしたら、それは他人に人生を委ねるのと同じでモヤっとしやすいし、他人に委ねてでも意味を求めてしまうのは「意味がなければいけない」と考えて自分を縛ってるせいでモヤっとするのかもしれません。
人生いろいろありますよね……
結婚したり子どもが生まれたり、仕事をしたり、人間関係でゴタついたり、時に大切な人がこの世を去ったり。
じぶんの人生はじぶんが中心だけど、世の中はじぶん以外のことで動いてるから思いがけないタイミングで思いがけないことが起こっちゃうし。モヤっとすることが多い世の中です。
だからこそ、そもそも物事に「意味がない」と考えられれば、マイナスなことが起きてもそもそも意味がないなら傷つかなくていいし、意味が見出だせないときも心持ちはフラットで良いんじゃないでしょうか。
人生放り投げたい気持ちになったときはそんなことを考えてモヤっとする時間が短縮してみてくださいね。
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