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脳が先か、身体が先か

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 私たちの行動や感情は「脳」に支配されていると考えがちですが、意外とそうではないかもよ、のお話。

 進化論的には生物ははじめ「脳」を持っていなかったそうです。
海の中でゆらゆらと、意思もなくただ水の流れに身を任せるだけの「命」だったものが、そのゆらゆらした動きを記憶しようとして「脳」が生まれます。
 ゆらゆらを記憶すると、今度は背骨、脊髄が発達してきます。
魚類の誕生です。
 魚は背骨を左右に動かし、前に進みます。この「前に進む」行為は
「意志」となり、また一つ「脳」が進化します。
 身体の進化に伴って、脳も進化を遂げてきた、、、のです。

 「身心一如」
 これは仏教の教えで、からだと心は一つのものである、という考え方。
身体が整うと、心(きもち)も整う。


 茶道や柔道、剣道など「道」がつく競技は「型」を非常に重んじます。型から入って、精神面まで鍛える。逆を言えば、型が乱れると気持ちも乱れるというわけです。
 「身体」が先、「気持ち(脳)」が後、ですね

 本日何が言いたいかと申しますと、「脳」の機能の一部に障害があると言われる発達障害も、もしかしたら「身体」へのアプローチで変わることがあるかもしれないよ、ということ。


 事実、最近は療育の現場でも整体やマッサージを学んでいる方が増えました。
 身体の歪みを整えることで、認知の歪みを整える手助けにならないか?
 視覚をトレーニングすることで見え方の歪みを矯正し、それが視空間認知ひいてはボディイメージ獲得に繋がらないか?
などなど、実践研究も盛んです。


 ほらね、ここでも大切なものの一つに「視覚」出てきました。
#あれ?!かなり唐突
#若干無理がある

 昨日、ビジョントレーニングの講習会の告知をさせて頂きましたが、「脳」の機能を整える前に「身体(眼)」の機能を整える、はありかも、です。
#ご参加お待ちしてます

 事実、「見え方」をトレーニングするだけで、授業中でも立ち歩いていた子が、落ち着いて椅子に座っていられるようになった、という例もあります。この場合、周辺視、中心視に関連したトレーニングの効果かな、と見立ててみたり、、、。
 そんな話もまた今度。




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