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“アレンタウン”=亡国的な多・他・無国籍的産業を選んだ米国の歌

第一次世界大戦時代を経験したアイルランドの詩人イェーツの詩「Second Coming」(再臨・再生)の最後にキリストの生誕地ベスレヘム(イスラエル)が出てくる。

米国のベスレヘム(米国・ペンシルバニア州)にあった世界一の造船会社・製鋼会社ベスレヘム・スチール(上記:製鉄工場の廃墟)は2001年に破綻。ビリー・ジョエルの『アレンタウン』はこの破綻で不況下に陥った町を歌にした。


ビリー・ジョエルの曲『アレンタウン』の隣町ベスレヘムにあった世界一の造船会社・製鋼会社ベスレヘム・スチール。この会社は20世紀の軍艦をもっとも建造した。

米国は造船業から撤退して、世界の造船市場は日中韓で9割(中国・韓国で7割、日本は2割)。造船業の撤退で、米国は中国・韓国の多国籍的会社(米系外国資本中心)の投資で儲けている。

米国は、ソフト系の産業=金儲け主義の金融界とIT系産業を最も尊重し、戦場に行かせた多くの米国民、多くの米国民の仕事場であるハード系産業を捨てた。

『アレンタウン』の歌詞に「アメリカ国旗を顔に投げつけられた 」と。

今まで移民国家・米国の国旗に中身がなく、真の国旗・国民主権、母国意識が米国で誕生中だ。これらがすでに存在していた日本は再生中だ。


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