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2019年 ロシアでステッカー

ロシアでボルシチ

「ズトラストヴィチェ!」ロシア語で「こんにちは」です。発音が難しくて翻訳機さんで試しに言ってみてもなかなか聞き取ってもらえません。そんな挨拶ひとつまともに出来ない国、ロシアに乗り込んできました。

モスクワで毎年4月に開催されている日本文化(マンガアニメなどのサブカルチャー含む)の祭典、「HINODE」によんでもらえることになりました。近いけれど遠い国、子供の頃はもっともっと遠い「ソ連」。そんなところで脳天気に、1個数百円のステッカーやメモノートを「いらっしゃいませ〜」と売ったり、ロシア人のかわいらしい女の子がボランティアで手伝ってくれたり、カッパやわるものたちとボルシチを食べたり、そんな日がくるなんて。「かわいくてへんてこでまぬけな商売」はやっぱり楽しいなぁ。アランジ大企業になってのロシア進出ドーン!だったり、もしくはただの観光旅行だったり、ではなくて場所は変わっても「売れるかな?売れるといいな」とドキドキしながらのあいかわらずの小商いです。

ロシア会場

小商いに励むカッパたち。「ず、ズトラストビチェ〜?」「スパシーバ」。ロシアではなぜかポーチ類があまり売れませんでした。ポーチ類、あまり使わないのだそうです。ステッカーとメモノート、ペン類が人気でした。お国柄いろいろですね。

ボルシチ

本場のボルシチ!輪っかのパンもうまいぜ!

ロシア労働者像

ここでもわるふざけ。最近出張でよく一緒になるふたり。


ステッカー展

そんなロシアでも人気爆発の(おおげさです)ステッカー、この年のイベントテーマは「ステッカー」など、です。この「など」には転写シールやワッペンなど、が入ります。そういえば、「シール」と「ステッカー」って何が違うんでしょうか?「シール」はノートやお手紙に貼るイメージでしょうか、「ステッカー」は車やスーツケースなんかにも貼れそうです。「ステッカー」のほうがなんとなく頑丈そうですね。アランジでも150Pシール(はがきサイズに150個のシールがびっしり)などは吹けば飛びそうですが、「ステッカー」は多少の水なんかははじいてくれそうです。

イベント会場をうめなくてはいけないので、もっとだ!まだたりない!もっとだ!と「ステッカー」などを作りましたよ。こんなに種類作って大丈夫かな、こんなにたくさんあったら、うっかりたくさん買ってくれるかもしれないから大丈夫だよ。貼るだけでオリジナルグッズが作れてしまうのでステッカーはお得ですね、楽しいですね。

ステッカー展

でも普通は顔には貼りませんよ。

よだれ転写

転写シールは貼ると貼ったものになじんで、さらにオリジナルグッズ感が増していいですよ。巨大企業を乗っとる気まんまんのよだれちゃん。


タピオカミルクティーブーム

巷ではタピオカミルクティーがブームです。そのブームの陰では、きっとお店の厨房の裏でひっそりと飼われている「タピー」ががんばってタピオカを排出し続けています。

台湾好きのアランジではもうずっと前からタピオカ大好き、タピオカミルクティーも大好きです。タピーは2010年に作ったアランジムービーに出てくるキャラクターです。ほとんど忘れ去られていますが、時々「タピー好きです」といってくれる人もいてアランジ本社の棚の奥で細々と生息しています。タピオカミルクティーブームでタピーブームもおこらないかな?とちょっと期待したのですが、タピーにはあまりその気はないようです。あいかわらずゆっくり過ごしています。

タピー

昨今のタピオカミルクティーブームについてどう思ってるかタピーにきいたところ、自分は白タピオカを出す種類のタピーなので関係ないよ、ということでした。

タピー説明

アランジムービーのパンフレットに掲載されたタピーの紹介文。黒タピオカを生むタピーは背にまだらもようがあるんですね。詳しくはアランジムービーをみてみてね。YouTubeにもありますよ。


Tシャツ、コラボしてみる

アランジのお店以外で売るライセンス商品はあまり興味がなかったのですが、ちょっと違った感じのものが作れるかも?アランジのお店を知らない人にも届くかも?とアピタさんとTシャツを作ってみました。アランジだけで作るよりも、子供サイズいろいろ作れたり、手に取りやすい価格で作れたり、いつもとはちょっと違ったTシャツが作れました。

Tシャツの値段って、500円くらいから、数万円するものまでいろいろあって、品質とか、生産個数とか、流通経路とか、途中で悪い奴がごっそりピンハネしたりとか、企業努力とか、あれやこれやで決まるのだと思うのですが、作り手にとっての適正価格、買う人にとっての適正価格、などをあらためて考えるよい機会にもなりました。

アピタ

量販店に突然現れる、ちょっとアウェーな感じのアランジグッズたち。


タピオカが流行ろうが、疫病が流行ろうが、小商いは続く、2020年に続きます。


読んでくれた上にサポートまでしてもらえるとは!うれしいです!カッパやわるものたちの小遣いにします。