2015年 タイルピカピカの東京アランジビルヂングにおひっこし
トカゲちゃん住みなれた代官山から表参道へ
東京店、98年にオープンしていらい代官山の坂の途中、水色タイル貼りの古ビルの小さな1室でお店を続けてきました。
おなじみさんも増えてきて、イベントの時などにはたくさんのお客さんでにぎわいました。が、お客さん、あんまりこないないときにはあんまりきません。でも、きてくれるときにはきてくれます。どっちなんや。
代官山はおしゃれなお店や、小さいけれど個性的なお店も多くてのんびりブラブラ歩くのも楽しいよい街です。でも賃料高くない?そりゃ高いです。このままのんびり続けていくと、お客さんがあんまりこない期間が長くなると、きっと続けるのが困難になっていくだろうな。賃料払い続けるのしんどくなりそうだな。よーし、そうだ建てちゃおう。自社ビル建てちゃおう。お店作るの楽しいし。そうだそうだそれで解決だ。何か経済感覚がおかしいような気もしますが、とにかくアランジ東京ビルヂングをつくって表参道へ引越すことにしました。
大阪のビルヂングは巨匠、「安藤忠雄事務所」にお願いしましたが東京は新鋭、「かめ設計事務所」です。かめさんはなんとなくいい感じの空間を作ってくれる建築やさんです。ものすごくふわーっとした説明ですね。これではよさがよくわかりませんね。実際、東京店に見にきてください。いろいろすごいのですが、「なんかいい感じ」なんです。ところでなんと壁一面のタイルはアランジのためにタイル職人さんが焼いてくれた別注です。ここもポイントです。
さて、かんじんのお店ですが、代官山よりちょびっとだけ広くなって、やっぱりお客さん、いっぱいきてくれたり、あんまりきてくれなかったりで続けています。2階、3階でも楽しいこと始める予定です。賃料いらないしね。
トカゲ店長の東京店限定グッズもいっぱい作って、とかげ屋さんのようになりました。
LINEスタンプできました
デジタルものに関してはかなり疎い方なので、LINEスタンプが巷でもてはやされている頃「これは別にいいや」とあんまり作る気なかったのですが、さすがにこの頃になると、やっぱりアランジのスタンプも使ってみたいなあ、と遅まきながら作ってみることに。
物を作って売るのではなく、実体のないデジタルなスタンプ。売る場所もお店じゃなくてアプリの中。あら不思議。そういえば、フェイスブック、インスタなど、SNS苦手だ苦手だといいながらもいつのまにか当たりになってきたし。
でももちろん、LINEスタンプ用に描いたイラストは、アナログノートやシールなどのグッズにも使いまわす、アナログアランジ。
第一弾はわるもの、うさぎに混じって、マイナーなよだれちゃんが。デジタルだからこそ、ゆるいよだれちゃんを使いたかったのでした。デジタルの中でよだれや汗などの体液をまきちらかすよだれちゃん。
インクジェットフィーバー
ちょっとずつたくさんの種類の柄を作りたい、いろんな色を使いたい、そんな願いをかなえる魔法の技術、インクジェーット!名前もいいね、ジェット!
何が出てくるかお楽しみベンダーマシンのスルムボーイくん、大量生産して全国にばらまくわけではなくて、アランジショップ(とアランジネット)だけで売るのでいろんな種類を作ろうにも、できるものが限られていました。そこでインクジェットです。布物にイラストを印刷するのが自由自在、自由すぎてあれこれ配置して、めまいがするほどの種類になりました。
スリムボーイくん以外にも色数いっぱい使ってゆかいなグッズがつくりたいときなどとっても便利です。
色数をケチケチしないで使えるので思いっきりカラフルなイラストも大丈夫。いつもケチケチ作っているからここぞとばかりにカラフル柄投入。
商品作って、売って、同じことのくりかえしのような、でも東京店も引越して再出発だし、世の中はデジタルになっていくし、ちょっとずつは変化していっているのかな?2016年に続きます。
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