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『大蒔絵展 漆と金の千年物語』
おはようございます。
毎日編み物をしたいアランアミです。
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昨日の編み物🧶
写真を撮り忘れましたが連休中にカーディガンの前見頃(左)が編み終わり、今は(右)を編み始めています。
10月中に完成させたいなぁと思っていたのですがこのままのペースだと終わりませんね。うーん。
とにかく編む。
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先日、息子と一緒に三井記念美術館で開催されている『大蒔絵展』に行ってきました。
年に数回ある子どもたちの平日休み。
運動会の代休だったり、創立記念日だったりします。
娘は小学生、息子は幼稚園に通っているので休みの日がずれるためどちらかと2人きりになるのです。
そんな日は美術館デートにしようと決めています。
代休はたいてい月曜日。
美術館は休館のところが多いのでどこに行くか悩みますが限られた選択肢の中から今回選んだのは『大蒔絵展』。
日本美術の展覧会ってほとんど行ったことがない
浮世絵の展覧会を2つ、それから知人からチケットをもらった奈良で毎年開催される「正倉院展」に1度行きました。
西洋美術に偏って展覧会を回っていたので、ちょっとドキドキしながら日本美術の展覧会に足を運びました。
大学受験で日本史の勉強もがっつりしたので知識のベースはあるはず。でも受験勉強中も「蒔絵」ってよく分からないな、箱のこと?と思っていました。
公式HPによると
漆(うるし)で絵や文様を描き、それに金粉や銀粉を蒔きつけて装飾を施す「蒔絵」は、日本文化において長期にわたり和様の美の象徴であり続けています。
どうやって金粉や銀粉を蒔きつけるんだろう。
おもしろそうな動画がサイト内にあったので後で息子と見てみようかな。
息子と美術館に行くのは初めてだったのでどんな反応をするか分かりませんでしたが予想以上に楽しんでいたようです。
展示品は息子の目線からは背伸びをしないと見えない高さにあったので前半はずっと抱っこをしながら閲覧していましたが後半は自由に見たかったらしく「せのびすれば見えるからだいじょーぶ!」と抱っこは断られました。
息子の反応(と私の感想)
大きな宝箱
1番気に入っていたのは海賊船に乗っていそうな宝箱でした。
桃山時代の『花樹鳥獣蒔絵螺鈿洋櫃』ってやつかな。
「あの宝箱は砂の上にあったの?」
息子は難破した船から落っこちた宝箱が波に流されて砂浜に打ち上げられたところを想像したのでしょうか。
「砂の上にあったかどうかは分からないなぁ。あの宝箱は外国の人へのプレゼントを入れるための箱だったみたいだよ。」
「じゃあ、びじゅつかんにあったのは1つ取っておいたやつ?」
「うーん、たぶんプレゼントされた人が箱をとっておいてくれたんじゃないかなぁ。でもどうやって日本に戻ってきたんだろうね。」
そんな話をお風呂でしました。
大きさが気になる
展示品には「〜〜手箱」というのがたくさんありました。
ガラス越しに息子が手をかざしながら
「これは僕の手くらい」
「こっちは手からここ(肘)くらい」
「こっちは腕ぜんぶ!」
自分の身体を物差しにしながら大きさの違いを味わっていました。
また同じやつ
「手箱」と同じくらい「硯箱」も展示されていました。
そして「硯箱」とセットで「文台」が隣に置かれているケースもいくつかありました。
息子には「習字の時に墨をする道具だよ。だからこれは昔の人の筆箱みたいなやつかな。」と説明しておきました。
「こっちは筆も一緒に入ってるよ。」
「あ、見て。中にも絵がかいてあるー。」
「またこれだ。あっちのと一緒でしょ。」
大きさや形は変わらないけれど装飾が違う。
昔の位の高い日本人にとって「書くこと」は生活の一部だったのかな。
毎日使うものは自分がこだわったものを。
なんだか並んだ硯箱が学校で並んでいる子どもたちのランドセルに見えてきました。
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あとは息子は能面にも関心を寄せていました。
室町時代、孫次郎作の《ヲモカゲ》という作品です。
娘はたぶん怖がりそう。
私は平安時代の『源氏物語絵巻』が気になりました。
色が綺麗!
能面も絵巻も蒔絵ではないけれど、展示会場に違和感なく在りました。
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美術館が好きでよく行きますが今回は初めて「単眼鏡」が欲しくなりました。
装飾が細かいんだもの。
ではでは、今日も良い1日を〜
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