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深い、深い、海。

おはようございます。
毎日編み物をしながら過ごしたいアランアミです。

昨日に引き続き今日も子どもの頃の海の話。

もしもこの浮き輪がなくなったら

母親の実家が日本海に浮かぶ島にあります。
子どもの頃はお盆と正月には毎回帰省していました。
島なのでぐるっと周りは海。
海水浴にも行っていました。
私たち家族と祖父母。
海岸線をずーっと車で走りながらどこの海水浴場にするか考えます。
祖父母宅の近くの海は砂浜だけどそんなに綺麗ではないのでせっかくだから岩場の綺麗なところへ行こう、でも混んでいるところは嫌だ。
毎年そんな感じでなかなか場所が決まらずドライブの時間が意外と長かったり。

岩場の海水浴場は海に入るとあっという間に足が届かないくらいの深さになります。
浮き輪は必須。
泳ぐというよりも浮かんで遊びます。
水中眼鏡で見ると赤紫のちょっとトゲトゲした海藻がゆらゆら大量に揺れていてちょっと気持ち悪い。
なんであの海藻がたくさんあるのか祖母に聞くと「食べられないから誰も獲らない」と返答がありました。
ときどき肌にあたるとゾワゾワっとしたっけ。

深い深い海。
浮き輪が流されてしまったら私はここに沈んで死んじゃうのかな。
立ち泳ぎできないしなぁ。
少し冷たい海水と下はゴツゴツとした岩、そして大量の海藻。
落ちたらおしまいだと小学生の時に思いました。
海の広さよりも深さを毎年感じる夏でした。
自分の力じゃどうにもならないんだろうなという漠然とした思い。

母の実家は山の中にあるので「どうにもならないこと」というのを嫌でも感じる場所でした。
なんだろう。自然の中に仮住まいしている感覚があります。

10年日記より

16日は2014〜2018年までの5年分の記録がありました。
新生児育児に苦労している様子から娘が3歳で初めてシュークリームを食べた話まで。
そういえば子どもたちは3歳までチョコレートと生クリームは封印していたんだっけ。
今はもうなんでも食べるけれど。
おやつはお煎餅よりも断然甘いものがお好き。
子育てしている中でちょっと後悔していることの一つに食事と歯の関係がある。
喉に詰めたら大変!と結構細かくして食事を出していたのでちゃんと顎が使えていない気がする。娘の歯並びが悪いのもその影響があるのかしら…と。
しっかり噛んで食べて欲しくて大きいサイズのまま出していた時期もあるんだけれど、彼らは丸呑みしようとするから怖くてやめちゃった。食べ方がフードファイターみたいだったんだもん。噛まずに、のむ人たち。

編み物🧶

コースターとポットマットが編み終わったので、姪っ子にあげるサンドイッチセットを編み始めた。在庫糸で完成できるだろうか。


では〜

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