今日のケッコンカッコカリ艦・ニ名
五月雨ちゃん「提督ー！ トレーナー業もいいですけど
鎮守府にも毎日ちゃん顔を出してくださいねー！」
俺提督「分かってるって。デイリー演習と11周年記念ウィークリー任務は
欠かさずやってるぞ。資源集める大チャンスだからな」
五月雨ちゃん「海防艦の皆が大活躍ですよ。たまにお手伝いしますけど」
俺提督「そりゃ一番の熟練者だからねぇ。気が付けばLv144だ。
ただね、五月雨ちゃん……これでもまだカンストのLv180までは、
道半ばどころかそれ以前なんだ」
五月雨ちゃん「どういうことですか？」
俺提督「この図を見てくれ」
五月雨ちゃん「えーと、私はLv144だから経験値の累計が311万ですね。
カンストのLv180は……1300万？！」
俺提督「な、スゲェ先だろ？ ただ円グラフを見ると、レベルを１つ
上昇させるのに必要な経験値は必ずしも比例していない。
なんでだか分かるかな？」
五月雨ちゃん「確か……何年かごとにLvの上限値が開放されていったから
ですよね？」
俺提督「おお、さすが。まあそういうわけで、Lvの数字が一気にガーッと
上がるときもあれば、次までが長いときもある。なもんで、
ウチはペースが遅いかもしれんけど、地道に続けていくから
そこはよろしくね」
五月雨ちゃん「はい、頑張ります！
って、今日は経験値の話じゃないですよね？
これからケッコンカッコカリするんですよね？」
俺提督「レベルのこと考えてたらこの件を思い出してな。
じゃあ話を戻そう。今回は二人だ、呼んでくれ」
五月雨ちゃん「はーい、それでは天龍さーん！」
天龍「アンタもスゲェなぁ。俺はここずっと遠征だけやってて、
その経験値だけでここまで来ちまったぜ」
俺提督「いや、マジでご苦労。イベント海域の時は助かった。
なもんで、これからは普通に出てもらうぞ」
天龍「おっしゃあ！！」
五月雨ちゃん「おめでとうございまーす！
それでは二人目、江風ちゃーん！」
江風「やれやれ、やっとだよ。これでもっと上に行けんだろ？
って、どしたー？ 提督よぉ？」
俺提督「今になって気付いた。
川内よりもお前と先にケッコンカッコカリしてる」
江風「え、いいの？！ 川内さんより先にしちゃうなんて何か悪いなぁ」
俺提督「いずれは川内も来るさ。まあ今後もバリバリやってもらうぞ」
江風「おっしゃ、まかしときー！」
俺提督「これで終わりだな」
五月雨ちゃん「ですね。でも提督、私も今気付いちゃったんですけど……」
俺提督「何に？」
五月雨ちゃん「Lv98の方が11人もいますよ」
俺提督「うーん、全員ケッコンカッコカリすると7700円か、
いや、今後のことを考えるとそれじゃ済まないな」
五月雨ちゃん「……いくらあっても足りませんね」
俺提督「だから提督業はやめられないのだ」
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