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ズボラなりにカーライフを楽しむコツ。

 ……過去に何度も愛車の話を書き「長い付き合いになるだろう」とは記してますが、その付き合い方は案外雑です。ズボラ、といっていいでしょう。

 愛車なのにズボラ? と思うかもしれませんが、これも自分なりの愛です。手塩にかけてもいいけど、そこに必要な時間とお金を勘定すると、まあこれくらいが丁度いいだろう、となるのですね。結果、ズボラなりのカーライフになったわけです。では、どの程度かといいますと……

 整備はまず自動車屋さんに任せた上で、自分でも出来そうな部分を探せばいい。比率は9:1くらいで十分。

 簡単に言えば「餅は餅屋」。任せられそうなお店を見付けたら、そこでやってもらえばいいのです。
 例えばオイル交換一つとってもそうで、キロ数を目安に全部やってもらっています。人によってはDIYで、という方もいますがそこまでの知識や技術も無いので、だったら餅は餅屋でいいだろう、と。バイクのように自分でやれば愛着が湧くとは思います。ただそこまでやるとなった場合、用意する道具が多すぎて初期投資額も大きくなるでしょうし、失敗したら自己責任。リスクの方が大きい、と考えて手を出しませんでした。
 ただし、日頃から車の様子をしっかりと見ておく必要があります。でないと、「これはおかしい、いつもと違う」となった時に「まあ、次の点検までなら大丈夫か」と勝手に判断してスルーした結果、実は重大な故障の前触れだったという案件が発生する場合も(※実体験として)。自分の車は中古なので、なおさら気を使います。
 それゆえ、お世話になる車屋さんとはしっかりコミュニケーションを取って、どこかおかしいと感じたら気軽に相談出来るようにしておくのが重要です。自分から常連に、上得意客になりましょう。もちろんその際に変な要求や無茶振りは絶対にしないこと。お世話になっている、という気持ちは忘れずに。
 とまあ、こんな感じで整備を任せてはいますが、ワイパーゴムの交換は比較的簡単に出来るためDIYでやってます。

 カーショップのカタログでしっかりと対応品を確かめ、ゴムかブレードごと買ってきて手順書通りに替えてしまえばいいだけ。ハードルも低いです。
 あともう一つ出来てしまうのがヘッドライト磨き。これは中古車を購入したか、新車で買ったけど結構年季が入ってきて、ヘッドライトが黄ばんできたな、という方であればぜひやってもらいたいです。これは次の項目とも関係してきます。

 洗車は洗車機でやってしまい、プラスアルファをつけたせばいい。

 自分は洗車機派です。実家暮らしで庭もあるため、洗車道具を揃えようと思えば出来ましたが、何と我が家にはホースリールが無かったのです。親父が庭いじりをする時もホースで水を撒いたりせず、せいぜいジョウロを使う程度。高いものではないけれど、ホースリールを買っても我が家では洗車用になってしまうため、せいぜい月イチでしか使わないものにわざわざ、となるんですね。
 それ以外の道具もさほどお金はかかりませんけど、休みの日が必ずしも洗車日和になるとは限らないし、何より「自分がやりたいこと」の優先順位から考えると、どうも洗車は後回しになりがちです。今までの洗車が「給油のついでにやるか」という程度なので、そんな自分が「よし、イチから洗車をマスターするか!」になれるかといったら、ならないだろうなぁ、と。
 それくらいズボラですが、ならばその「ついで」に一手間加えればいいのです。

 今はこんなのもありますし、特に後者は「洗車機ユーザーに最適!」と謳うほどなら使わない手はないでしょう。イエローハットだと1980円。一度に2枚は使用しますから、ざっと10回分。手間を考えればコスパは悪くないと思います。
 さらに「ついで」でヘッドライト磨きもしてしまえばいいのです。本格的な黄ばみ取りとなればヤスリやコーティング剤等々が必要ですが、それ専用の道具を使って仕上げるだけでも大分違います。

 自分の車はかなり年季の入った中古車なので、購入時点でヘッドライトがかなり黄ばんでました。しかしこれで磨いてあげると、完全回復とまではいかずとも7~8割位は戻ったんじゃないの?と思えるくらいにはなります。半年もすればまた黄ばんでくるため、定期的に磨いてあげるといいようです。だったら本格的にやってもらえば……ともなりますが、型式の古い車ゆえどこまで磨いていいのも分からず、加えてその効果も半永久的とは限らないようなので、こだわりが無ければこれでいいじゃないか、と。

 ……とまあ、ざっとズボラっぷりを挙げてみましたが「そんなの普通だよ?」と思われる方もいるでしょう。ただある日、整備出して定期的に洗車する、という自動車ユーザーならきちんとやっているであろう行為の中に、自分としてどこか一工夫、一工程入れられないかと思ったわけです。
 丸投げしては面白くないし、自分の手でやって何か満足感を得たいけど、そこまで複雑なことは出来ないし面倒なのは嫌だなぁというズボラぶりを全開にした結果がこれです。
 何よりズボラでいるためには、ズボラにしてはいけない部分といい部分の見極めが必要です。そこを間違えてはいけません。だからこそ「餅は餅屋」と「ついでに一工夫」の精神が大切なのです。

 良いカーライフとは、続けられそうなカーライフ、自分に一番性に合ったカーライフを見つけ出せるかどうかではないでしょうか。いろいろな情報を参考にしつつ、これからも「自分なりにズボラなカーライフ」を楽しんでいきましょう。

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