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艦船模型「1/700 龍田」を作る・Ⅳ「半年ぶりに手を付けた」

 艦船模型について書くのも久し振りです。気が付けば半年も間が空いてましたよ! こういうのは一度手が止まると先に進まなくなるモノらしい。
 もしこのままフェードアウトするようなら
「そういえば龍田はどうなったんですか?」
とどこかで突っ込まれていただろう。その場で誤魔化せずテンパる自分の姿が想像出来る。noteと同じで、続けないと手が止まるのですね。そういうものなのか、自分がそういう性格なのか……
 なので、今回ちょっとだけでも進めようと「そういう気になれる場所」で作ることにしました。

 大洗工廠。アクリジョン塗料を薦めてくれたご主人が営む模型製作スペースです。

 滞在はほんの数時間でしたが、ご主人からはアクリジョンについてのレクチャーを改めて頂きました。お薦めするだけあり、いろいろと研究されているようです。
 で、話によると「筆塗りだとかなり癖のある塗料」ですが「エアーブラシで塗装するには非常に向いている」そうです。確かにラッカー系と違って水洗い出来るのは凄く楽だし、以前聴いた通り緑のマジックリンがあればしつこい汚れもしっかり落とせますからね。特にソフビやレジンキットのようなフィギュア系には塗装のノリが良いとか。
 でも自宅で塗装ブースなんかそう簡単に用意できないな、コンプレッサーとかも買わなきゃなぁ、と思っていたら実は凄く簡易的なスプレー塗装器具があるそうです。コチラ。

 タミヤもエアー缶接続のエアーブラシを出してますが、この「ちょい吹き君」はどんなエアダスター缶でも簡易的なスプレー塗装に使えてしまうようです。ただ接続部分は大きめのスプレーガン対応(1/4)なので、模型塗装によく用いるハンドピース(1/8)の場合はジョイントが必須……とまあ受け売りな情報ですが凄く気になったので紹介しておきます。

 艦船模型におけるスプレー塗装は、部品が他のモデルよりも細かいだけあり、同じ色を塗ると決めたら一気に塗るのが一番効率がいいんですね。その場合ひたすらマスキング、マスキング、マスキング……と、どうしても避けられない工程があります。以前紹介した艦船模型製作漫画『プニプニとサラサラ』でも当然エアーブラシ塗装を紹介してましたが、そこでもマスキングで一日終わるという描写が。

 なので、スプレー塗装する場合まず組めるところを全部組んで、塗装が必要なパーツをランナーごと抜き出し、そこからしばらくの間はマスキング、マスキング、マスキング……ということになりそうです。あいにく塗装ブースは無く部屋にそのスペースも無いのですが、自分は実家暮らしなので庭はあります。天気の良い日を狙って
「今日は外出予定もないな。よし、塗装日和だ!」
とかそんな感じになりそうです。あるいには大洗工廠さんに行くのも手か。

 ……って、模型製作スペースはそのためにあるんじゃねーか!! 今更気付くなんて馬鹿だねぇ。

 いつその日が来るかは分かりませんが、また目的が出来ましたね。スプレーガンを使って艦船模型を作る。果たしてどう仕上がるんでしょうか? その塗装を見て自分はどう思うでしょうか? ひょっとしたらまた沼にハマっていくかもしれません。
 今回の龍田に関しては、最後まで筆塗りになりスプレーガンの出番は無いと思いますが、それでも妥協しながら作るのも嫌なので、ゆっくりとではありますが完成を目指します。何よりまだ3隻目です。焦らず行きましょう。

 それにしても……

左右両端の部品は別パーツです
塗装ハゲに関しては後で修正します

 パーツがホントに小さい。2ミリも無いかと。そりゃゆっくりにもなりますって。

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