見出し画像

草津に関するあれこれ。

 群馬どころか日本でも屈指の湯処・草津。そんな街をより良いところにしようと、広報やイメージ戦略だけでなくアレコレと手を打ってますね。しかも税金をしっかり投入たうえで。

 町によると、2010年に黒岩信忠町長が就任して以降、土地の取得が進められ、購入金額は計約3億400万円となっている。(中略)相次ぐ土地取得には、外資系企業などによる土地の買収で乱開発に歯止めがかからなくなることを防ぐ狙いもある。太陽光発電設備の建設計画が持ち上がった土地も、景観や自然環境保護のために購入した。黒岩町長は「『観光の町草津』の秩序を維持して町民の安心を守りたい。町のブランドイメージを高め、年間入り込み客数400万人を達成したい」と話している。

上記記事より引用

 この黒岩町長さん、なかなかのやり手ですよ。外資系企業や太陽光発電設備による乱開発を防ぐため先手を打った。もちろん単純に両者を悪とは言えませんが、湯の街・草津のイメージを崩さないようにどこまで配慮してくれるやら。数年前から起きてる伊豆でのソーラーパネル騒動を見てると他人事とは思えません。草津でも同様のすったもんだが起きるのは避けたいですし、この町政は正解でしょう。


 そういや草津といえばあんな騒動もありましたが……

「性暴力・性被害をなくすために活動したい」と考えてきた私たちは、性被害を訴えている人に対して第三者が「どんな被害だったのか、詳しく話してください」などと言うことはセカンドレイプになりかねないことであると考えています。私たちには、そんなことはできませんでした。
(中略)
 「#セカンドレイプの町・草津」という悪評が広がったのは、「行政中立主義」という民主主義国家の大原則をものともせず、新井祥子町議(当時)に対する町行政・町議会あげてのあの異常なリコール運動が、草津町以外の第三者から見て、「セカンドレイプ」にしか見えなかったからです。

新井祥子元草津町町議を支援する会:facebookより

 最後はこの始末。当の本人どころかあれだけ「セカンドレイプの町」だのと騒いでおいて何の謝罪もない。しかもその言い訳にはてんで呆れるしか。
 某元議員の疑わしい性被害の声を精査もせず鵜呑みにして、いざその方がリコールされるとなったらセカンドレイプ扱いとは矛盾もいいところ。この声に乗っかった人たちもいて、現地で抗議活動みたいなこともしてましたが正直なところネットでの騒ぎを真に受けて何をしているのやら、という印象しかありませんでした。
 そもそも地元紙の上毛新聞ですら、行政側に対してはリコールの妥当性を問うのが精一杯。つまり県内でも物議を醸すどころか話題にすらなっていなかった。これが現実です。ぶっちゃけ、騒いでたのはネットで騒いでる一部界隈の方々だけ。

 で、裁判はこれからのようですが、草津町がブランドイメージアップに頑張っている一方で、あれだけ騒いでた人達は何もしてない。いや何かしら触れてたとは思いますが、騒いでた分の何分の一にもなってない。騒動の初期には議員会館で記者会見やってましたが、謝罪する時にそこまでやりましたかね?

 現地で抗議活動する行動力があるなら、せめて草津温泉に行き写真つきで「ご迷惑をかけました。本当に申し訳ありませんでした」てなTweetでもしていただきたいが、まあ無理でしょうな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?