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誕生日

25歳になった誕生日が終わった。

今までとは違う誕生日だった。

今までの24回の誕生日には常に周りに誰かがいて祝ってもらっていた。

25回目の誕生日である2023年7月29日は1人だった。

寂しくないと言えば大嘘になる。

でも初めて1人で過ごした誕生日も悪くなかった。

今まで気づいていなかったことに気づけたから。


誕生日はその名の通り、誕生した日になるが、

自分が何かをしたわけではない。

この世に産んでもらった日である。


日本の誕生日文化では、誕生日の本人が周りから祝われてプレゼントをもらったりする。

ドイツの誕生日文化では、誕生日の本人が周りの人にケーキやピザを配ったりする。

産んでくれた家族に、ここまで育ててくれた周りの人に感謝するのが誕生日という認識である。

24歳の誕生日をドイツで迎えた時にそれを教えてもらった。

素敵な考え方だと思う。


人生25年目が始まる。

20代の折り返しでもあり、

人生100年時代と言われるが、その4分の1が終わったことになる。

20歳の時に想像していた25歳の自分と現実の自分とは全く異なる。

20歳の自分はまさか5年後にドイツにいるなんて思っていない。

人生何が起こるかわからないなと思う。

次の5年後はどうなっているのだろうか。

全く想像ができない。

20歳から今までを振り返ると色々思い出すことはあるが、

細かいしんどかったこと、苦しかったことはあんまり覚えていなかったりする。

そんなもんなんだろう。

その時はきっとしんどかったであろうことも後から振り返ったら覚えていないことがほとんどである。

30歳になる5年間の間もきっと色んなことがあると思う。

むしろここからが本番なんじゃないかって思う。

大学に入学し、卒業して、ドイツに渡った20代前半戦。

情報、知識、経験を得て、自分の中で消化し、土台を作った期間だったと思う。

ここから始まる20代後半戦。

受け取ったものを与えれる期間にする。

前半でインプットしたことを今から始まる後半でアウトプットする。

基準は最初で決まる。

25歳の1年間が残りの20代の基準を決めると思っているから特に大事。

アウトプットができるだけのインプットを続けながら、

アウトプットメインでこれから取り組んでいく。


今までしていたこととは違うことになるので難しいことも多々あると思う。

まぁでも何とかなると思っている。

多くの人に助けてもらったおかげで、ある程度のことではブレないような土台を20代前半で作れたと思うから。

そして、20代前半同様支えてくれる人がいるから。


初めて1人で過ごした誕生日。

1人だからこそ考えること、気づけたことがあった1日だった。

ここまでお世話になった家族、大切な人への感謝を再確認することができた。

本当にありがとうございます。

まだまだ大切にできてない。

まだまだ感謝が足りてない。

まだまだだらけ。

口だけにならないように。


感謝の心を忘れず、大切な人を大切にできる人になる。


こんな未熟者ではありますが、

25歳の荒木秀介もよろしくお願いします。












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