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せっかく研究で来たからには、意地でも情報を獲得したい【日記2022/10/15】

研究のため洞爺湖に来ている。この場所は、洞爺湖有珠山ジオパークとして日本でも最初にユネスコ世界ジオパークに認定された地域だ。

これまで何回か訪れているが、今回初めて、洞爺湖の中島に行った。洞爺湖はカルデラ湖として日本で3番目に大きい場所だ。洞爺湖の中央に位置している大島、観音島、弁天島、饅頭島の4つを総称した呼び名が中島。大島には整備された散策路があり、4つのルートが準備されている。風穴や、カラマツの林、巨木の倒木、大平原など、様々な顔を持つ島だ。1年前に洞爺湖森林博物館が新しくなったようで、展示物も充実している。

洞爺湖温泉街から、ちょっとレトロチックな遊覧船船に揺られて約15分。帰りの4時50分の船まで30分くらいしかないから、急いで登山口へ行く。しかし、まさかの入山はPM2時半までらしい。最終の船に乗り遅れたら、誰もいない島に取り残されるから、時間には厳しいのだろう。散策はできなくても、少しでも中島を堪能したいと、展示物のある博物館の中へ。と、ここも入館時間が終わっていた。まさかだ。

右奥に見えるとがっている山が昭和新山

さて、どうする。研究の為にもフィールドを見ておきたかったのに、リサーチ不足で、わざわざ遊覧船に乗った意味をこのままだと失ってしまう。よし、博物館と入山の管理をしているおじさんから、何か聞き出そう。

知らない人に話しかけるのは、自分で言うのもなんだが得意分野。今回もそのおじさんにお仕事のこと、町のこと、中島のこと、ジオパークのこと、色々聞くことに成功。核心的な質問をしなくても、会話の中で生まれる新しいキーワードを拾っていけば、様々な背景を含めて、聞きたい情報を得ることができる。中島を後にして、帰りの遊覧船の中でもおじさんに絡む。話しているときはただの会話なので、おじさんとさよならした後に、速攻情報をメモ。紙の時もあれば、スマホに記入することもある。スマホの方が、正直データをすぐにパソコンに移せるから楽だ。

夕食は老舗のレストラン望羊蹄へ。季節限定に弱い私が頼んだのは、かぼちゃのグラタン。かぼちゃはヘタ以外は食べれてホクホク、また上のチーズが程よい臭みがありおいしかった。夜はレトロな中の島ホテルで温泉に入り、洞爺湖で上がる花火まで満喫。ホテルの自分の部屋のドアが立て付けが悪すぎてなかなか閉まらないことも、一応記録しておこう。

考えたら、炭水化物+炭水化物だった


今日のひとこと

昔から親にジジババキラーと呼ばれている


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