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ポエムな、そして心理を探った、哲学的なテーマのエッセイを小説的な文体で書くこと

 ポエムと心理と哲学がたぶん守備範囲です、好きだし、興味があるし、探求してゆきたい。

 仕事では主にエンタメ作品に関わってきました(社内の、部数一位、そして二位の漫画雑誌を含むエンタメ部署の編集職を歴任して参りました)が、その反動なのか、個人的な創作においては娯楽的なストーリーにほとんど重きを置いておらず、なので純文学的な何かを書きたいような気もしていたのですが、別に人間を書きたいわけでもなく、ただ象徴的な言葉を組み合わせて「それ」やら「あれ」やらの模様を描くことに喜びを感じているだけでありまして、けれども小説ってものの定義がやたらと広いので、「小説とか書いています!」などとしれっと書かせていただいているのでありました。

 敬愛している作家がヘッセでありますし、ヘッセはユングの弟子とも関係があったようですし、哲学でいうならサルトルが好きなので、どうしてもポエムや心理や哲学に傾いた何かを求めてしまう傾向にあるようです。

 そんな僕なのでありますが、最近ちょっと思い付いたことがありまして、それは……、

 エッセイコミックってのがあるんだから、エッセイノベルってのがあってもよくなくなくない?

 ってことであります。

 ポエムな、そして心理を探った、哲学的なテーマのエッセイを小説的な文体で書くこと、それが僕のいちばん書きたかったものを書ける書き方なんじゃないだろかって。

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 今度書いてみますね。その所存であります。


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