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【あひろ場7】щ(゜▽゜щ)占われるならストリッパー!――ないしは占いの結果7(14460文字)

ハダカニナラナキャハジマラナイショーノハジマリサッ♪

ってジュリーも歌っていましたよ。

↓あひろちゃんも、こそこそとストリップ😅♪

音痴による自動編曲がなされちゃってますぅ💦💦💦

щ(゜▽゜щ)カモーンあなたの生年月日!

オマエノスベテヲミタイ♪щ(´Д`щ)カモ-ン

だなんてやぶからぼうに書いちゃいましたが、なんでかっていうと、僕、ここ『あひろ場』で星占いの真似事みたいなことさせていただいていて、幾人かの方々から、生年月日時を教えていただき、その数字からホロスコープを作り、そこにある星ぼしの角度から、その方の内的配置を「あばいてさらしちゃう(ってのは偽悪的に書いてるんですよ?)」みたいなことに手を染めてきたんですけど、そしたらね、先日、プロフェッショナルな占い師の方がいらして、ヨーニーチャンダレニコトワッテショウバイシテケツカルネン! とは言われなかったし、むしろワタシノコトモウナラッテクダサーイ! みたいに優しく言われてしまって、あひろなりにあひるっぽく占いの真似事なんてさせていただいたんですけど、そうしたら、ナンジャアコリャニーチャンナメテンノカワリャイテマウド とは、その方、関西の方でもなかったし、そんなふうに言われたりはしなかったんですが、なんて言われたかっていうと、ワタシモアヒロサンノホロスコープヲツクッテウラナッテソレヲモノガタリフウニシテアゲマスネ! ってまた親切に言われてしまって、マジスカ! ってオイラびびったんだけど、せっかくだから、じゃ、お、お願いしますってな感じで自分の生年月日時と誕生地をお伝えしたんですが、そしたらほんとに占ってくださって、鑑定結果をとても素敵な物語にしてくださったのだけど↓

なんでしょね、僕、恥ずかしい気がしたんですね。たとえて言うなら丸裸にされちゃったような……。で、『ス・ト・リ・ッ・パ・ー』という歌を思い出した次第なんですが。――そうか、ゲド戦記で名前を教えちゃうようなことに近いのかもしれないな、生年月日を教えるってことは――、とか思い、でも、内的構造こそはわかられちゃうんだけど、自身の本名や現実的な素性は何も伝わっていないわけで、またたとえて言うなら――、仮面はかぶったままで、だから顔は相手に知られていないんだけど、衣服はすべて剥ぎ取られて裸を隅々まで見つめられちゃった――みたいな、そんなずいぶんとある種変態的な恥ずかしさを覚えちゃったんですけど、同時に解放されたというか……。今までは、ひとさまを脱がすばかりで、自分が脱ぐことってなかったわけなんだけど、そうか、脱いで、見せて、わかってもらえて、まがりなりにも受けとめてもらえるって実に癒しなんだなあ、とか感じてしまった次第で。ふむふむ、ミセルガカチダゼー♪ ってジュリーが歌ってたこと、なんかわかったよーな気がするなあ( ゚∀゚)/って思ったんで、改めて誘っちゃうんですけど、キミモー、アヒロバデー、ヌイデミナイカー! ってちっちゃい声でこそこそと書かせていただきました。



7人目の被験者(!)さん、Sさんの占い結果を以下に掲載いたします!

Sさん、ご参加ありがとうございました!

Sさんの配置です。バカそうな手書きですみません💦

■ホロスコープ
太陽:乙女座14度
月:水瓶座0度
水星:獅子座27度
金星:天秤座22度
火星:蠍座11度
木星:双子座28度
土星:魚座13度
天王星:乙女座15度
海王星:蠍座17度
冥王星:乙女座16度
アセンダント:蠍座9度

■解読
こちらのSさん、noteでフォローをさせていただいている方で、なので、途中からではあるけれど、常々記事を拝読していて――。
だもんだから、Sさんの人となりはなんとなーくわかっていて、ゆえに、その先入観に引っ張られることなく、ニュートラルに角度を読もうと努めたのですが、他の方については苦もなくできていたこれが、この方についてはなんとも難しく……。
なんとなれば、角度を読めば読むほど、立ち上がってくる人物像が、もう、Sさんの記事に書かれているSさんの香りを如実に強化して(Sさんって、実に素直に、ありのままの自分や、自分にまつわるエピソードを執筆されておられるのだなあ、と改めて認識させていただいた次第)――!
……おう、これはあのエピソードにまつわる角度で、お、おう、こっちは例のエピソードに関する角度で……、みたいに、Sさんのあれやこれやが、匂いまで伴わんばかりに脳内に再現され、いやはや、生々しい体験をさせていただいてしまいました。
ひとさまの角度を読むと、その角度に憑依されちゃいがちな僕なのですが、いつにも増して今回は強烈だったなあ。
もう、Sさんの内的地形が……、でっぱりや、へっこみや、陰りや、しげみの奥まで――って、なんか、やらしいな、すみません、ともあれ、そのような詳細が、あますところなく目撃できてしまいましたよ、いや、あくまでも内的に。
とか、すべての方について僕、このような物語り方をしているわけではないですよ?
配置の象す人物像なら許容してくださるであろう、ないしはシンクロしてくださるであろう語りに、ほぼ自動的に調整されたいろんな口調で僕、毎度語らせていただいているわけです。
Sさんは、たぶんに、懐の深い、姉さんタイプの女性でありますれば、それなりの脚力でジャンプしないと、懐の奥深くまで届かない気がするのでありました。
――だなんて前置きが長くなっちゃったけど、なんとか呼吸を整えて、以下に解釈を開陳して参ります!
なにから書こうかなー?
そしたらですね、上の配置図の、まず、ポツンとしている2つの星について――。
月と金星。
この2つがノーアスペクトです。
ノーアスペクトってのは、角度(アスペクト)がなっしんぐだってことです。
月も、金星も、他のいかなる星とも有意な角度を形成していません。
ノーアスペクトって、僕のホロスコープには1つもなかったりするのですが、こちら『あひろ場』で、有志の方々の配置を読ませていただくようになって気付いたことには、「ノーアスペクト持ち」の方って普通にいらっしゃるのでありますね。
だなんて余談を挟んでしまいましたが、さて、Sさんの月と金星のノーアスペクトについて。
まず着目したいのが、月も金星も女性的な星だってことです。
ざっくり書いちゃうと、太陽と火星は男性、月と金星が女性、水星が中性。個人を象す「近い星」はそのように性別分けが可能です。
なにゆえかエヴァンゲリオン的に表すなら、レイが月で、アスカが金星――いや、根拠なく、個人的にそう断定しているだけですが。
ともあれ、誰の心にも内的な女性が2人いるのであります。
男性(例えばこの僕)の中にいる内的な女性、これをユングは「アニマ」と呼びました(妻のことを、ときに僕は「アクマ」と呼びますが、それは関係ないです。「アクマ」ではなく、あくまでも「アニマ」であります。いや、ここは笑うとこです。冗談のつもりで書きました)。――ちなみに、女性の中の内的な男性は「アニムス」と呼ばれます。
ことほどさように、人は、内的に異性を宿しているのでありますが、僕が思うに、内的な異性は2人ずついます。
男性にとっては、母性(または妻)にちかしい存在である「月」と、より性愛の対象になりやすい「金星」の2タイプ。
女性にとっては、父性(または夫)にちかしい存在である「太陽」と、より性愛の対象になりやすい「火星」の2タイプ。
――さてさて。
Sさんは女性でありますが、Sさんの内側で、母のような女性を象す「月」と、性愛を象徴する「金星」が孤立している……、これはどのような意味となりますでしょうか?
まず、月。
月は、「母」を象徴すると同時に、「感情」や「個人的無意識」や「幼少期の自分」や「プライベートタイム」を象しています。
なのでSさんは、自分や他者の気持ちを感じとることが苦手であるかもしれません。
そのためにかえって必要以上に気をつかい、過剰なまでのサービス精神を発揮してしまう場面があるかもしれません。
意図せずひとを傷付けてしまうと、自らもひどく傷付いてしまいます。
対人関係が苦手なわけではないのですが、ひとに傷付きやすいため、物言わぬ動物に癒やしを求めたりもしそうです。
また、幼少期に、いくらか寂しい思いをしたかもしれません。もしかしたら、Sさんのお母さまも、寂しい思いを抱いておられたかもしれません。
月についてはざっとそんな感じでありましょうか。
――さて。
他の角度との兼ね合いにおいても、特筆すべきは圧倒的に金星のほうです。
金星のノーアスペクト。
一般に、いつまでも若々しく、容貌を保ち、異性からの視線を集める配置とされています。
しかも、Sさんの金星は天秤座にあります。
金星は天秤座のルーラー(支配星)です。
洗練された美しさを象す天秤座フィールドに、「美」や「女性性」や「快楽」や「お金」を象す金星が鎮座ましましているのです。
この方が美しくないはずがありませんし、異性からの注目を集めないはずがありません。
しかもですよ、この方のアセンダント(出生時の東の地平)は蠍座の9度です。
外見や、他者から見た印象を象すとされるアセンダント(Sさんからは正確な出生時間と出生地を教えていただいていますのでアセンダントが信用できるように思われます)が蠍座ですので、この方、セクシーで、色気のある着こなしを好み、声も視線も魅惑的で、自分で思っている以上に異性を魅了しているはずです。
しかも、ですよ、さらなるしかも!
この方の火星(←「男性性」や「活力」や「攻撃性」や「性的能力」を象すとされる)ったら、蠍座の11度にあるのです。
最初、間違えて、Sさんを、「東京生まれ」で計算してしまったのですが――、そしたら、アセンダントが11度で、つまり火星とぴったり重なっていて、鼻血が出そうになりました。
あとで書くわけですが、この方、すっごい位置に冥王星を持っていて、その角度があまりにあんまりなんで、それとのからみで、アセンダントと火星のコンジャンクション(ニアリー0度の合一角)を解すると、うわあ、なんてパワフルにして底なしのセクシャリティなんだ……! ってなっちゃったんですよ。
いえ、11度じゃなくて、9度でもあんまり変わりません。オーブ(誤差)2度は十分にタイトです。
この配置、「心に秘めた感情が半端なく、好きな相手をとことん愛し尽くす人」みたいに一般的には解されますが、月のノーアスペクトや、このあとに書かせていただく冥王星がらみの角度に照らしますと、この方、感情的に――というよりはむしろ、衝動的に、情欲をも巻き込む形で、徹底的に人を愛する方かと思われます。
反面、というかそれゆえに裏切りは決して許しません。
0か100かで生きておられますから、違うなと思ったら見切りは凄まじいです。ばっさり斬り捨てちゃいます。
愛し方がもう「生か死か」なんですね。
今はなき水島新司先生の『ドカベン』の岩鬼みたいな人――って言っても若い人にはわからないだろうけど。
そういうディープな愛をたぎらせている方ですから、セクシャリティをだだ漏れさせながら生きておられるのでありましょうな、きっと。なのでモテます。でも、あとで書かせていただく土星の角度ゆえにこの方は、やすやすと殿方になびく女性ではありません。節度をしっかり保ってもおられるのです。高嶺の花ってことでありますかな。
ポツンとしている月と金星については以上です。
――さあてさてっ、では次に、語り始めちゃいますよ、SさんがSさんであるとしかいいようがない角度たちの話っ!
上の配置図をまたご覧ください。
アスペクト占いの初心者さんのための教材――にしたらいいんじゃないかってくらいにわかりやすい、シンプルで、しかし強烈な角度でありますね!
まず、180度の角度を見てみましょう。
星と星が、真っ向から向かい合っている角度です。
はい、この3つですね。
――
1、太陽と土星
太陽:乙女座14度
土星:魚座13度
オーブ(誤差)は1度。かなりタイトです。太陽に対して土星がぎちぎちに効いています。
――
2、冥王星と土星
土星:魚座13度
冥王星:乙女座16度
オーブ(誤差)は3度ありますが、ヘビーな星どうしのぶつかり合いです。タフでハードな人生模様でありますな。
――
3、天王星と土星
土星:魚座13度
天王星:乙女座15度
オーブ(誤差)は2度。これも十分にタイトな対立角です。
――
180度の角度、別命オポジションは、「対立」や「緊張」や、それを経た上での「自覚」を象す角度です。
いちがいに悪い角度ではないのですが、一般的には「凶角(ハードアスペクト)」とされています。
それが3つ。
楽な人生ではないですね。ハードな対立場面をいくつも統合しながら生きることになります。
そのような3つの向かい合いについて語りたいのですが、それを語るためにも、その前に、まず、太陽のコンジャンクションについて語っておきましょうか。
コンジャンクションっていうのは、星の重なりのことです。ニアリー0度の合一角。いい意味にもわるい意味にもなり得ます。
僕なんかは、太陽と海王星がぴったり0度のコンジャンクションなんですが、だからなんでしょうか、自分と他者との境目が曖昧で、ホロスコープとか読んでると、他者が入ってきちゃうというか、あるいはこちらが相手に侵入しちゃうというか、またしてもなにゆえかエヴァンゲリオン的にいうなら、えーてぃーふぃーるど(でしたっけ?)が融解しちゃって互いに一体化しちゃうみたいな感じになりがちです。
海王星ってのは、冥王星に次いで外側の、いわば「遠い星」なんで、影響力が甚大なんですよ。
そう、個人を象す「近い星(太陽、月、水星、金星、火星)」に対して、「遠い星(木星、土星、天王星、海王星、冥王星)」がアスペクト(有意な角度)を形成していると、個人は、大きな、運命的な影響を受けるとされているんですが、この影響力は、遠い星からなら遠い星からなほど凄まじいのです。
冥王星>海王星>天王星>土星>木星
ってことであります。
でね!
僕なんてのの「海王星と太陽のコンジャンクション」ですらなかなか凄まじいのにですよ、Sさんったら、ほら、大ボスの冥王星さまと太陽がコンジャンクションしちゃっているじゃないですか!
――
太陽:乙女座14度
冥王星:乙女座16度
――
↑これですよ!
乙女座という、ずいぶんと潔癖なフィールドにおけるコンジャンクションではありますが、大ボスでありラスボスな冥王星さまが太陽(自意識)をがっちり抱えちゃってるんですから、この人、大親分さんですよ、任侠道の頂点に君臨できちゃう方ですよ、映画でいうなら『極道の妻たち』のメインキャストですよ。迫力の女性です。
火星についてでも書いたけど、こちらの角度においても、0か100か、生か死か、で生きておられます。
そもそも火星ってのは、冥王星の子分みたいなもんです。冥王星が組長さんなら、火星は鉄砲玉。
それから、Sさんの火星って、アセンダントもろとも蠍座だったでしょう?
蠍座のルーラー(支配星)が冥王星なんです。
蠍座も「破壊と再生」を象す星座だけど、その支配星である冥王星もそれ以上に「破壊と再生」を象す星なんです。
蠍座も、冥王星も、「破壊と再生」だとか、「徹頭徹尾」だとか、「死」だとか、「性」だとか、とにかくあぶそりゅーとりーなまでにのっぴきならないでぃーぷさを象しているのですよ。いと凄まじきかな。
一方で、太陽という星は、女性のホロスコープにおいてだと、「夫」や「父」を象してもいます。
「死」や「破壊と再生」を象す冥王星のパワーは半端なく、Sさんの場合だと、「突発的な変化」を象す天王星もまたコンジャンクションしていますので、太陽が冥王星のパワーを受けとめきれなかったりしますと、夫さまや父君に突然のことが起こることの暗示されていなくもありません。
しかし、死や破壊は、再生に向かっての過程であるともいえます。
また、太陽と冥王星がコンジャンクションの人は強いカリスマ性を持っています。オール・オア・ナッシングな人だから、駄目だと判断したら、積み重ねてきたものでもあっさり捨て去ります。
ひとに指図されるより自分の力量を信じて自分で動く人ですね。
――そーしーてー!
この方、冥王星さまだけじゃないんですよう。
なんと、重要幹部であらせられます天王星さまをも太陽に引き付けておられるのであります!
――
太陽:乙女座14度
天王星:乙女座15度
――
ああ、オーブ(誤差)1度の、天王星とのコンジャンクション!
革新的な人です。枠に収まりません。女傑でいらっしゃいますな。情深き自由人。
タナボタに恵まれることも度々ですが、そこに安住せず、変化に対して能動的です。
転職や離婚の暗示があります。が、変化の度に脱皮を経たかのようにより美しく輝いてゆくでしょう。
間違っていると思うことに対しては率直に疑問をぶつけてゆきます。やや挑発的なところがあるかもしれません。
友達感覚を大事にする人でもあります。
あとでまた述べますが、火星と冥王星の角度に照らしますと、この方、知的な男性よりもセクシーな男性に惹かれがちですが、こちらの、天王星と太陽のコンジャンクションが暗示することには、その逆で、知性や才能に惹かれる一面もあるようです。
火星がらみで肉体を重視し、天王星がらみで知性や才能を重視し、かつ先ほど語らせていただいた冥王星がらみでこの方、社会的または経済的に力のある男性を求める傾向にもあります――が、同時に、権力とか大っ嫌い! ってな側面もありますので、んー、なかなか、ストライクゾーン狭くないっすか??
でも、天王星と太陽がコンジャンクションですからね、友達感覚を大事にする方ゆえに、友愛的に、いろんなタイプの男性を愛することができそうでもあります。
恋せよ乙女、なんていいますが、この乙女座さんったら実に恋多き乙女であるかもしれませんな。
とはいえ、このあと記します土星とのからみで、この人、ガードはがっちりと固いので、簡単に落とせる女性ではありません。火傷覚悟で飛び込む輩は、返り討ちになるリスクを抱えて飛び込むように!
さて、太陽と冥王星がコンジャンクションで、太陽と天王星がコンジャンクションだってことは、必然的に、冥王星と天王星もコンジャンクションであります。
3つの星がだんごになってるってことですね。
すごいパワーです。
でも、遠い星どうしのアスペクト(角度)でありますから、冥王星と天王星のコンジャンクションについては、「古きを打ち壊し、新しきを創造する」という、この年代生まれの人たち共通のスピリットとして捉えたら十分でありましょう。
とはいえ、「破壊と再生」というこの方のテーマは、「古きを打ち壊し、新しきを創造する」という年代のテーマとも被っておりますれば、Sさんったら時代の寵児になり得る可能性を秘めておられるのでありますな。
革命の時代なんてのが到来したあかつきには、んー、最前列に立ち活躍し、ネオJanne Da Arcの異名を獲得しかねませんな。
――さて、では次は、乙女座によっちゃばってるだんご3きょうだいに、真っ正面から串刺し気味なビームを発している土星さまの話に移りますよう!
さっきとっといた3つのオポジション(ニアリー180度の対立角)についての話です。
まず、こちら↓
――
1、太陽と土星
太陽:乙女座14度
土星:魚座13度
――
冥王星や天王星などの「遠い星(木星、土星、天王星、海王星、冥王星)」は、影響力こそは強いのですが、個人を象す「近い星(太陽、月、水星、金星、火星)」とは違い、個人の意識には、あまりのぼってこないかもしれませんけど。
その点、「近い星」は個人そのものを象しますし、その中でも、その人そのものともいえる「自意識」を象す太陽は、個人にとっていちばん大事な星だといえそうです。
その太陽が、「制限」や「束縛」や「試練」を象す土星とオポジション(対立の角度)にある……。
これは、この方が、苦労人であることを象しています。
幼い頃、例えば貧困、あるいは虐待、そういう苦しい環境を生きたかもしれません。
そのために、この人は、不屈の闘志をたぎらせ(蠍座の火星が効いていますから)、努力する姿勢に日々磨きをかけてきたはずです。
責任感があり、とても律儀です。
詐欺に騙されがちなところもありますが、警戒を怠らないところもあります。優しさゆえに騙されつつも、世の中に甘い話なんてないことをちゃんと理解してもいるのです。
このオポジションについてのみいうなら、男性を選ぶ目もシビアです。しっかりとした、男らしい男性を好みとするはずです――が、しかーし、と先走って書いちゃうと、あとで詳しく書きますが、土星さまに正面から睨まれている太陽くんですが、一方で、アセンダントともコンジャンクションしている(重なっている)蠍座の火星くんと、セクスタイル(60度の調和角で、一般的には吉角)な関係にありまして――。そのため、この方は、知的な男性よりも、肉体的な逞しさやセクシーさを備えた男性を好む傾向に、むしろあったりもします。
だなんて、この方の配置を語っていると、やたらとセクシャルな方面に話題が傾いてしまうのですが、いやほんと、火星と冥王星、セクシャリティとスーパーセクシャリティを象すこの2大セクシャルバイオレットナンバーワンエンドツーが、太陽に対して、どうにものっぴきらならない配置におられますため、どうしてもそっちに話が片寄っちゃうことになるのでありました。セクシャルハラスメントじゃないよ?
先に書いたことの、さらなる焼き直しになりますが、恋多きこの乙女、火星がらみで肉体を、天王星がらみで才能を、冥王星がらみ地位を、土星がらみで堅実さを男性に求めるようですな。
んー、セクシーで賢くて金持ちでしっかりものな男性ですか――。
はい、恋せよ乙女、頑張ってくださいっ!
――で、えっと、次に、これかな。
――
2、冥王星と土星
土星:魚座13度
冥王星:乙女座16度
――
貧困や虐待など、困難な育ち方をしたかもしれません。
その反動もあり、向上心があります。
よく働きます。働き過ぎます。
タフな肉体を持ち、健康管理にも余念がないのですが、それを上回るハードワークに打ち込んでしまいがちです。
忙しくなりたくないと思っても、忙しくさせられてしまいます。
ご自愛ください!
それと、あと、これ。
――
3、天王星と土星
土星:魚座13度
天王星:乙女座15度
――
権力に対して反発意識を持つ、と少し前にも書かせていただきましたが、このオポジションがそれを暗示しています。
伝統を重んじてもいるのですが、ラディカルな思想ゆえに、旧体制に対して反抗的になりがちです。
頭を抑えてくる者に対して自由を主張したくなります。
このあたりの自覚は本人にはないかもしれません。
――さてさて、まあそんな感じで、この方は、乙女座に、パワフルなチームを結集させているのですが、そのパワーパフだんごズ……に対して土星が、正面からバッティングをかましているようなあんばいなのです。
タフでハードでヘビーな人生です。
ご愁傷さまですチーン……
――とかなっちゃうと思われますかぁ――??
なりませーん!!!
だいじょぶでーす!
なんとなればー!
「調停」の星が、なんと2つも、この方の天空で輝いておるからでありまーす!
「調停」とはなにかっ??
解説しよう(←って今回は、知らない人は知らなさそうな古いネタのオンパレードだなあ)!
調停ってのは、180度で対立し、緊張しまくっている星どうしを、60度の調和角(セクスタイルと呼ばれる角度)と、120度のこれまた調和角(トラインと呼ばれる角度)とに切り分けて、緊張を和らげ、対立を和ませ、もって北と南を発展的に統合し、1つ上の地平にアウフヘーベンする、いわば「上階へのはしご役」を果たす星の働きをいいます。
この方の配置の調停役は……、じゃじゃん!
火星くんと海王星さまでっす!
はい、諸君、火星くんは、すでにたくさん紹介してきたよね?
そうだよ、Sさんの、エネルギーの源みたいな星だね、蠍座の11度に位置しているんだね。
この蠍座11度の火星くんが、ほら――、
太陽:乙女座14度
火星:蠍座11度
土星:魚座13度
――
ね?
太陽くんとニアリー60度のセクスタイルを、
土星さまとニアリー120度のトラインを、
形成しているだろ?
調停しているわけだ。
どういう効果が表れるか見てゆこう。
――
セクスタイル
太陽:乙女座14度
火星:蠍座11度
――
まずはこっちの角度、太陽と火星のセクスタイルだけど、――面倒なので、諸君に向けた文体をやめて元に戻しますが――、これは不屈の闘争心、前向きな姿勢、意欲、勇気、指導力、体力を表します。
運動神経、よかったでしょ?
健康維持力も、基本的には高いです。
馬車馬のように働いても、簡単には倒れず、頑張り通せるスタミナにも恵まれています。
性的にタフで肉食系です。
次に、こっち、
――
トライン
火星:蠍座11度
土星:魚座13度
――
火星と土星のトラインですが――、
若い頃に、自分か、あるいは自分の大事な人に関して、なにか健康上の問題がありましたか?
そのためか、その後健康に十分な気を遣うようになり、溢れ出る活力や行動力を、適度に抑制し、コントロールする術が身に付きましたね?
体調が優れないと、早めに医者に行き、プロフェッショナルな判断を仰ぐ習慣も身に付いているようです。
土星が火星に、いい意味でブレーキを掛けてくれています。
性的逸脱を阻止してくれているのも土星の働きです。
このように、調停する星は、遠い星を調停することで、自らも恩恵を得ることができます。
Sさんの場合、太陽と土星と火星が作り出す三角形は、実に、幸運の三角形なのであります!
はい、もう、わかりましたね、――と、また諸君に向けた文体に切り替わりますが――、Sさんにはね、この火星がらみの三角形が……、そう、あと2つあるんだね。
ん、こんな感じ↓
・太陽と土星と火星の三角形
・冥王星と土星と火星の三角形
・天王星と土星と火星の三角形
でもって、それぞれに、セクスタイルとトラインがあるってわけだ。
太陽と土星と火星の三角形についてはもう語ったし、土星と火星のトラインについても語ったね。
じゃ、次は、冥王星がらみのセクスタイルだ。
冥王星と火星のセクスタイル、これは、超人的な体力を象徴しているよ。特に中年期以降は顕著だね。困難に負けない勇気に満ちた人だよ。性欲強め。
えっと、それから、天王星と火星のセクスタイルか。気が利く人だよ。頭の回転が速いね。センスもいい。毒舌なとこもあるけど、批判されない頃合いみたいなのをちゃんと調整できる人なんだ。ひとからやっかみを買ったりしがちで、それを自覚してもいるから威張らないよ。でもほんとは自分にしっかり自信がある。独創的な発想も得意で、変化やチャレンジを厭わないから、誰もが気付かなかったようなやり方で成果を達成したりもできる人だよ。
――てなわけで、まためんどくなったんで諸君文体はやめますが、ことほどさようにSさんは、ごく控えめに表現して、スーパーワンダフルセクシャルインテリジェントタフレディなのであります。
で、ふぃー、タフな方の角度読みはなかなかにハードだよ、シンプルな景色なのに、中身がぎっしり詰まった配置だからなー、読んでも読んでも読み終わらない!
そんなSさんには、そーです、もう1セットの、幸福の三角形があります!
海王星がらみの三角形です。
・海王星さまも、「太陽&冥王星&天王星と、土星のオポジション(180度)」を、セクスタイル(60度)とトライン(120度)に切り分けてくださっています。
まずはトラインから書こうか。
・海王星と土星のトライン――
理想を目指す人です。
ゆえに自分にも、他人にも厳しいところがあります。
アセンダントが蠍座ですが、蠍座にもそのような側面がありますので、この方の完璧主義はいわば筋金入りです。
でも、そんな自分がうざがられないように、この人は、表面的には柔和であらんと努めていますし、だから、自らの漢(おとこ)らしさなんかも、あまり見せないよう、内側に隠し込んだりも、無意識であれ、しています。
そんなありさまが、この人を、ミステリアスに見せているのです。
蠍座もミステリアスなので、「海王星と土星のトライン」との相乗効果で、この人、銀河鉄道に乗せるまでもなくメーテルです(ってなんで今回懐かしシリーズてんこもりなんだよオレ?)!
海王星と土星がトラインだと、感情の揺れも、月の孤立とも相乗的に、あまりないかもしれません。肝の座ったタイプ。
太陽を含めただんご3きょうだいが「乙女座に」集結していることともあいまって、海王星と土星のトラインは、この人を、あるいはクールに、綿密に、整然と、潔癖に見せることに一役買っているかもしれません。
情熱的なんだけど、情熱に、だらしなく流されることのない人なのですよ。
荒ぶる自らの激情に、自らがしっかり手綱を付けている印象。
以上が海王星と土星のトラインについてです。
えっと、では次に、海王星と太陽のスクエアについて語りましょう。
紙面の都合――なんてものはないので、はしょらずに、しつこく語りますよう。この、しつこさ、ってのもこの方の配置に憑依された今の僕のあり方なのでありましょう。
・海王星と太陽のセクスタイル――
芸術的な才能に恵まれています。多芸ですね。絵描きにも陶芸作家にもなれそうです。
で、戦うことが好きじゃありません。
火星や冥王星がらみでさんざん見てきましたように、この方、女性のグラディエーターみたいな人でもありますが、戦闘力がとてつもなく高いのに、海王星と太陽がセクスタイルであるがゆえに、平和を愛しています。
争うことなく、穏やかに生きたいと願っているのです。
Sさんはアセンダントが蠍座ですが、蠍って虫が本来そういう虫なんですよ。
むかし、オーストラリアの砂漠のど真ん中を車で縦断したことがあるのだけど――って、すみません、僕の話です――、10日連続で、大地に寝袋を敷いて寝て、南十字星の下に眠るのは最高だったんだけど、蠍だらけの地面の上に寝るのはちょっとぞっとしなくもなくて、朝になると、スニーカーを逆さまにしてよく叩いて、入り込んでいる蠍を追い出したりしていたのだけど、蠍って、実は実に平和的な虫で、こっちからいじめない限りとても大人しく、お行儀がよいのですよ。まったく刺してくる気配がありませんでした。優しい虫です。
かくいう僕も蠍座の男ですが。
だなんてまたまた脱線しましたが、海王星と太陽のセクスタイルは、優しさを象しています。
博愛主義で、夢見がちな傾向もあります。
――はい、では次っ!
・海王星と冥王星のセクスタイル――
遠い星どうしのアスペクト(角度)なので、個人の意識には反映していないかもしれませんが、スピリチュアルなことに関わりやすいかもしれません。
月の孤立を補うように、他者の気持ちに敏感なところがあります。
優しい人なので、他者を傷付けたと思うと、自らが傷付いてしまいます。
――あと、ラスト!
・海王星と天王星のセクスタイル――
直感が働きます。
スピリチュアルと科学の両端を統合できる人です。
――みたいな感じかなあ。
Sさんをめぐる――えっと、ひい、ふう、みぃ……、ぜんぶで6つの調停三角形についてのお話でした。
ふぃぃ。
読んでくださってきた方もだいぶんおくたびれのこととおくたびあぬす(ってそこまで古くなるかっ!)。
ともあれ、配置図をまたご覧くださいませ。
6つの三角形を語り終えましたのちに、あと1つ、三角形に関わっていない角度がありますね。
そうです。知性を象す水星と、幸福を象す木星のセクスタイルです。木星は双子座に入っていますね。
最後の最後にこの角度についてを語って、本日の物語を締めさせていただきたいと存じます。
水星と木星のセクスタイルは、コミュニケーション能力の高さを物語っています。
話も面白いし、文章も上手です。
長文を書きたがります。
そんな角度に憑依されて、本日のこの物語も長文になったのやもしれませぬ。
手紙やブログが大好きな方ですね。
コスパやタイパが重視されるLINE的なコミュニケーションよりも、ずっしりぎっしり語れるタイプのSNSに向いているのではないでしょうか?
どーりで――と、最後に僕は思うわけです。Sさんのnoteってばすっごく面白いもんなあ。
これは、Sさんの人生そのものが面白いってこととあい通ずるように僕には思われます。
強くて、優しくて、艶っぽくて、多才なSさんの景色、読ませてくださりありがとうございました!

あひろ場にご参加ご希望の方は、
1、生年月日
2、出生時間
3、出生地

の3つのデータをコメント欄に書き込んでご用命ください。出生時間はだいたいでも大丈夫です。出生地のデータはなくても問題ありません。
個人情報を晒したくない方は「クリエイターへのお問い合わせ」ボタン経由でも構いません。で、今回みたいな形で記事にしてよいか、よくないかも教えてくださいね。記事にされたくない方には、結果を、「お問い合わせ」にあったメアド宛てに送信させていただきます!

お代はいただいていませんが、結果に満足していただけましたら、サポートしていただけますと嬉しいです!

お気軽に、ってかテキトーにウェルカムです!

読んでくださりありがとうございました!


↓ジュリーヾ(o≧∀≦o)ノ


――2024年4月13日 追記

Sさんに、メールにてご感想を頂戴いたしました。
――掲載の許可を得られましたので、こちらにそれを転載させていただきます。
Sさん、ご参加ありがとうございました!

あひろ様

まずはかなりの長文で驚きました

こんなにも丁寧にわかりやすく
チョィチョイ昔懐かしいアニメなども登場しつつ 解説してくださり お忙しい中、本当にありがとうございました

(書くのにも かなりの時間を費やして下さったのでは?感謝✨です✨)


ほぼ、ほぼ、当たっています😆


セクシャル?セクシー?

それなりに 昔はモテた時期もあったので 当たってるかな😆


身体は 本当に
健康だけが取り柄!!と、言うくらい元気でした

学校や会社を病欠すらした事がありませんでした(風邪も滅多に引かないし 高熱も出ない)


竹を割ったような性格で
本当に 100 か、0 !!


いくつかの職場では それなりに結果を残して来ることができたので コレれも当たっていました😆


実家は 途中まで確かに貧乏でした でも両親からの愛情はたっぷりで 育ちました

事情があり 母は 寂しい思いをしたかもしれないけれど

子離れの早い親で 早くから私を
1人の個人! と、認めてくれて育てられたので

決断力、判断力、のある人間になれた気がします


1番、当たっていたのが
最後の コレ⬇⬇⬇

【気が利く人だよ。頭の回転が速いね。センスもいい。毒舌なとこもあるけど、批判されない頃合いみたいなのをちゃんと調整できる人なんだ。ひとからやっかみを買ったりしがちで、それを自覚してもいるから威張らないよ。でもほんとは自分にしっかり自信がある。独創的な発想も得意で、変化やチャレンジを厭わないから、誰もが気付かなかったようなやり方で成果を達成したりもできる人だよ。】

⬆⬆⬆めちゃくちゃ当たっています😆😆😆


あ、 あと 運動神経 も
めちゃくちゃ良かったです☺


この ホロスコープを
私は これから先の人生にどう生かしたら良いんだろう?

と、考えています

Sさんよりのメール✌️


*2024/4/17追記
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▼あひろ場


文庫本を買わせていただきます😀!