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【あひろ場4】『乙女座 宮』を弾き語っちゃいました!――ないしは占いの結果4(7460文字)

山口百恵になったつもりで、『乙女座 宮』を弾き語っちゃいました!

さーせん💦



4人目の被験者(!)さん、Oさんの占い結果を、許諾を得られているので以下に掲載いたします!

Oさん、ご協力をありがとうございました!

↑汚くてみませんが、Oさんの角度です💦

■ホロスコープ
太陽:水瓶座25度
月:双子座28度
水星:水瓶座8度
金星:水瓶座29度
火星:水瓶座9度
木星:水瓶座21度
土星:水瓶座5度
天王星:獅子座28度
海王星:蠍座13度
冥王星:乙女座9度

■解読
なんということでしょう!
水瓶座に次ぐ水瓶座。水瓶座だらけの方ではございませんか!
コメント欄でのやり取りで、なーんとなく予感はありましたが、まさかここまでとは!
太陽:水瓶座25度
月:双子座28度
水星:水瓶座8度
金星:水瓶座29度
火星:水瓶座9度
木星:水瓶座21度
土星:水瓶座5度
――土星までの距離にある星のうち水瓶座でないのはただ1つお月さまだけじゃありませんか!
カルミネーター、って言葉が正式な占星術用語であるかどうか知らないのですが、あひろちゃんは、星がよっちゃばってることを「カルミネートしてる」って言ってきて、だからカルミネートした星の持ち主さんを「カルミネーター」って呼んで畏怖し、またお慕い申し上げてきました。わかりやすいんですよね、特に太陽のカルミネーターさん。太陽がノーアスペクトな――って、今回の被験者?さまは僕よりはるかに卓越した占い師さまなので、占星術用語も躊躇いなく使えちゃうんだけど、占いに詳しくない一般の読者さまにもわかっていただけるように、噛み砕いて書くなら、太陽に星が1つもアスペクトしていない(有意な角度の星が絡んでいない)方――に比べて、巷の星占いで「ほにゃらら座の人」っていうときの「ほにゃらら感」が半端ないんですよ。例えば水瓶座の太陽カルミネーターなら「ザ・水瓶座!」って感じ。
それとですね、太陽のカルミネーターさんって男っぽくないですか? 月のカルミネーターさんが女性っぽいのに比べて。
僕は「感情」に対して向き合うことが少々苦手で、それは、幼い頃、ややヒステリックな母に育てられ、うんざりしていたからかもしれないのだけれど――と、今回の被験者?さんは、プロフェッショナルな占い師さまなので、僕が脱いだりしちゃうわけですが――「感情的じゃない女性」が好きなのですよ。いえ、卓越した感情機能は女性の美徳であると認識できてはいるのですが、個人的に、どうやら、「理性的な女性」に惹かれるのでありました。中性的な存在に惹かれる、とも言い直せそうです。僕自身も中性的な存在たることを目指している気がします笑。天使になりたいのかもしれません笑(←この「笑」の使い方は、ここ『あひろ場』のバックグラウンドでの、チコさまとのやりとりにおいて、チコさまよりかっぱらいました笑)。
今の妻も太陽カルミネーターだし、前の妻も太陽カルミネーター。ちなみに、同棲していたけど結婚には至らなかった女性は水瓶座の太陽カルミネーターで、しかも被験者?さまとまんまおんなじ2月14日生まれでした(←そこまで明かしてどうするオレ)!
――って僕のこと書いても仕方ないっすよね。
ともあれそんな前提がありますため、今回のホロスコープを見て、無意味に顔を赤らめたりして、妻に、おや? 熱でもあるの?? と心配されてしまう始末。
っておいこらオレ、公私混同すんな!
ってうっせーよオレ、公私混同ってなんだよ、『あひろ場』はオーヤケの場所じゃねーんだよ、ワタクシの場所でもねーけどな、ってか被験者?さんってば水瓶のカルミだぜ、自由人だし、エキセントリックボーイ(オレの年齢出ちゃうなあ)だぜ、んだからこれでいーんだよ、相手傷つけなきゃなんでもありだぜ、黙ってろ!
んにゃ、読んでる方々が不快だろがよオレ野郎! オマエのチンケな内面なんざみなさん見せ付けられたくねっつの、ちゃんとパンツ穿け!
オレノースベテヲーミセテヤルーオマエノスベテガーミタイー♪
って『ストリッパー』かよジュリーかよネンレイストリップシテンゾ!
――だなんて、内面の罵り合いなんて晒してアホなんだけど、なんでなんでしょね、ひとさまのホロスコープと向かい合うと僕、いつも変なテンションになっちゃうんです。ホロスコープに憑依されるというか。特に、だって今回のホロスコープは、ほら、水瓶座がわらわらじゃないですか、ジョーシキなんてどこ吹く風の変態台風が吹き荒れちゃってもしょーがないじゃないですか、水瓶座ってそういう以下略。
――って感じでお見苦しい文章となり、良識のある通行人のみなさまには深くお詫び申し上げつつ、にも関わらずアクセルを踏み、ともかく先を急ぎます。
――にしても、星6個もカルミしてんのかあ。しかも水瓶座に。むかし一緒に暮らしてたあいつは5つだったしなあ。それでもああだったわけだし。6つかあ。……ってすみません、被験者?さまがプロだからっていじめていいわけじゃないんだぞオレ!
だなんて書いたけど、いじめてなんかいるわけないじゃないですか。讃えているのですよ。当たり前でしょ。
だってこの方、まず、
太陽:水瓶座25度
金星:水瓶座29度
木星:水瓶座21度
これですもん!
星がちげーんだよ、星が!
そんじょそこらのコンジャンクション(一般の方々向けの注:星が重なりあっている、ニアリー0度の角度)じゃないっしょ!
「美」を表す金星や、「幸」を表す木星が太陽に重なっているのですよ。この方がオトコマエナ美人で幸福じゃなかったらオレ占い師やめるよ!←ま、占い師じゃないけどな。
美人であることの証拠はもひとつあるよ?
アセンダント(注:東からのぼってくるもの。容姿を表しているとされている)が乙女座の18度(また自分語りするならオレの天王星と冥王星は乙女座の18度っす)じゃん。すらっとしてて、中性的で、鼻筋なんて通っちゃって、理知的で、そりゃ女の子にもモテたでしょうよ。万一女子高だったりしたらメモアテラレナイモテップリだっただろうなあ。
ともあれ、この方、人気者だし、芸術的だし、人から愛されるし、めちゃ魅力的な人です。
ただサイン(注:「ほにゃらら座」ってあのククリ)が水瓶座だからね、博愛主義というか、来るもの誰でもウェルカムっていうか。だから、よからぬ相手まで惹き付けないよう注意しないとね。ってオレが言うなよ?
――さて。
この方の面白いところは、水瓶座のカルミが2山に分かれてるってとこ。
さっきの、
太陽:水瓶座25度
金星:水瓶座29度
木星:水瓶座21度
――これが、20度台の山なら、
こちら↓
水星:水瓶座8度
火星:水瓶座9度
土星:水瓶座5度
――は、一桁に集積している星の山でござい。
そうだ、星山さん、って呼ばせていただこう、ここでは。この方、とか書きにくいし。
水星と火星の合(注:コンジャンクションのことです。ニアリー0度の重なりのこと)は、これ、頭がきれっきれにきれることを表してますよね、ね、星山さん?
思考がスピーディーで、議論なんかでも絶対負けないし、それでいて独創的でもあるんでしょうね、水瓶座ですもんね?
だなんて馴れ馴れしい書き方してえ!――とか通りがかりの人は思うだろうけど、ホロスコープの模様に合わせて、自動的にあひろちゃんのキャラは変わるのですよ。星山さんに対してはこのくらいのエキセントリックさで接しないと退屈されちゃうんです。だって火星と水星が合なんだから。
星山さんってば、わりとせっかちだし、もたもたしてたり、おたおたしてたら、アタシツマンナーイ!みたいになっちゃう人だと、火星と水星の合が教えてくれてるから。
で、も、ね!
そう。星山さんのすごいところは、そんな水星と火星の合に、もひとつ土星を乗せちゃってるところ!
土星は、ブレーキの星ですよね。制限、慎み、ストイック。
だから星山さん、忍耐力や集中力もあるのです。経理一課で電卓叩いたっていい仕事をされちゃう方です。
「知性」を表す水星に、「行動や攻撃やバイタリティ」を表す火星が火をくべて、その一方で同時に、「制限」を表す土星が、ゆきすぎないようにとしっかり手綱を取っているようなありさま。
水星、火星、土星の3者は、山羊座の20度をカスプにした第5ハウスにinしています。――とか書いちゃうと、通行人の方、足がもつれちゃいますよね。ハウスっていうのは、星ぼしの舞台みたいなククリで、さっき書いたサイン(「ほにゃらら座」ってククリ)とはまた別のククリなんですって。そのククリの境い目のことをカスプって呼ぶようですよ。
もいちど書くと、水星、火星、土星の3者は、山羊座の20度をカスプにした第5ハウスにinしているのだけど、第5ハウスってのは「自己表現」だとか「恋愛」だとかを表すククリみたいで。
つまり星山さんってば、水星を駆使した、知的で、かつ火星任せの、情熱的な、それでいて逸脱とかしないように抑えも効いた、そんな恋愛を……。う。めっちゃ恋愛テクニシャンじゃねえか。あやかりてえ!
――ちなみにハウスって観点から見ると、先に書かせていただいたこちら↓
太陽:水瓶座25度
金星:水瓶座29度
木星:水瓶座21度
――20度台の山は、ふむ、第6のハウスになるのだね。あ、違うか。第6ハウスの始まり(カスプ)は21度だから……、おお、木星はまさにカスプと重なっているわけか。
ってえと、太陽と金星のキラキラコンビが第6ハウスの住人であると。
第6のハウスは、これ、お仕事を表すのですね。社会的立場というより、労働ですか。
ってことは星山さん、美に関するお仕事で世間に尽くす、みたいなことが適していると、模様は語っておるわけですかな。
――でもですよ?
ここまでよいことばかりを書かせていただいてまいりましたが、星山さんの太陽、金星、木星という「幸せ三銃士」は、真っ正面180度の角度から、「変化や変革やイノベーション」を表す天王星さまに見詰められているのですね。
ゆえに星山さん、革新的な方であられますね。斬新。「個性的」のアタマに「超」がついていますね。変人扱いされてません? ひとりぼっちなんのその! みたいに肘張っちゃってません?
金星と天王星の衝(180度)という観点から見るなら、ふむ、フリースタイルな恋愛で殿方を不安にさせたりしていませんか?
パートナーと対等なのはよいけれど、自立しまくり過ぎて、甘えたりとか全然できてなくないですか?
――みたいなことを、オポジション(注:衝と同義で180度の「対立、緊張、自覚」角) は示しているわけです……が!
あにはからんや!
すげえぜ、ホシヤマっ!
おまえってなんてすげえやつなんだっ!?
おまえがなかまでよかったぜ!
ここにきて、まさかの月が! これまで温存してきた、とっておきの「双子座の月」が、がっちりかましてくれちゃってんじゃねーかよう! 「調停」をよーう!
そーおなんですっ!
双子座の28度に、星山さん、月を隠しておられたのです!
すなわち――これ↓
太陽:水瓶座25度
金星:水瓶座29度
木星:水瓶座21度
――この三銃士が、
こちら↓
天王星:獅子座28度
――と、
180度で対立してるんですけど……、
そう、月↓
月:双子座28度
――これが、
180度の「対立」を、60度(セクスタイルという「調和」の角度)と、120度(トラインというこれまた「調和」の角度)に、切り分けて「調停」してくれているのですっ!
かなりタイトな、有意な調停でありますよね。
だから、変人問題も、変態問題も、ご都合主義系自由人問題も、なーんもなーっしんぐ!!←そこがオレのムカシノオンナとは違うわけだよ、って読まれてないよなここアイツには。
てなわけで星山さんの対立的な配置は、月により調和的に切り分けられることにより解決されているのでありますね。
しかもお月さまったら、ちゃっかり第10ハウスにいらっしゃるじゃありませんか。そこ、社会的な立場とかを表すエリアですよね。ザ・ムーン・イン・ザ・10thハウス! い、癒されてえ。とはいえ、双子座の月ですからね。言葉で癒してくださる方ですな。振りかぶって言葉を投げてくるタイプでしょう? 内角低めあたりに、ね。僕も双子月なんでまあわかります。ともあれ……!
おそるべしホシヤマ! 我が校のエースです。
――が、しかし、ですね。
そんなホシヤマにも1つくらいの弱点はあるのでありますな。弱点のない人間はむしろ魅力に欠けますからな、あったっていいんですな、タマニキズ。
はい、それは、海王星さまの鎮座まします位置です。
僕の配置においては――と、星山さんは占いのパイセンなのでまたまた僕も脱がせていただくのですが――僕の太陽とオーブ0で重なっている海王星さま、この重大なるお星さまがですな、ホシヤマパイセンの火星と、ややゆるめではありますが、スクエア(ニアリー90度の「葛藤」角)を形成しちゃっておるのでありますな。パイセンの配置においてはただ1つのスクエア(ある意味で「凶角」)でありますかな。
だからパイセン、地に足がついておられませんな。ドラえもんの反重力レッグみたいにわずかに宙に浮いちゃって……? 僕もそうですが汗。
だからっすかー、だから占いとかたしなんじゃってるんすかー。
とか書きました。
書いておいて、でも、くうぅーってなってます。
パイセンの唯一のアキレス腱をみつけたぜ、って思ったけど、ふぅ、これもアキレス腱じゃなかったからです。
ダンダカダンダカダンダカダーン♪
――こ、ここに来てラスボス登場でありますかっ!
第12ハウス、パイセンの「秘密の部屋」に鎮座ましましている「最果ての星(いっちゃん影響力の強い星)」、今絶賛話題沸騰中の、ダンダカダンダカダンダカダーン♪ってダースベーダーな響きをまとって登場されました、そう、冥王星さまっ!
乙女座の9.11度(あのテロを連想させるので小数点以下2桁まで書いた)に位置する「破壊と再生の星」、密教的にいうならほとんどシヴァ神――そんな冥王星さまが、蠍座13度(蠍座のルーラーすなわち支配星がそもそも冥王星なんだよなー)に位置する海王星さまに、スーパータイトでこそないけどセクスタイル(60度の「調和」角)を形成しているのでありますな。親分を嗜める大親分、ってなありさま。
スピリチュアルな感性にも優れている人なんですねえ。
火星と海王星のスクエアもそもそもタイトじゃないんで、海王星を諌めるのに十分なんじゃないでしょうか、冥王星によるセクスタイルな牽制――。
と書いてから、さらによくよく見れば、あれれ↓?
火星:水瓶座9.42度
冥王星:乙女座9.11度
――もかして(もしかして、をかわいく書いた)、冥王星、火星に対してタイトなクインカンクス(150度)じゃないですか!?
クインカンクスなんてマイナーアスペクトでも、オーブ0だと結構効きそうですね。
通りがかりの方々のために書いとくと、クインカンクス(150度)ってのは「調整」の角度です。修正を働きかけるみたいな意味だったかと。
『調和』(←60度のセクスタイルや120度のトラインの効果)と『調停』(←180度のオポジションをセクスタイルとトラインに切り分けて「対立」や「緊張」を緩和すること)と『調整』(←150度のクインカンクスによる修正的な効果)、この3つ、言葉の響き的に、なんか似ててわかりづらいですよねニホンゴムズカシイ!
――ともあれ、……ふぅ。
ホシヤマパイセンは無敵だあぁ!
てな感じですね。かないませんよパイセン。
もっのすごくカッコいい配置でした。清々しい景色、しかと拝ませていただきました。拝読し、心が洗われました。ありがとうございました!
――最後に雑談です。
今、くだんの冥王星さまが、長きにわたって滞在した山羊座を離れて、水瓶座に入りつつあるじゃないですか。今年の11月の20日あたりを過ぎたら、逆行で山羊座に里帰りすることもなくなり、もう冥王星さまは完全に水瓶座の旅に専念されますよね。
冥王星って、生か死か、みたいなのっぴきならないエネルギーのお星さまじゃないですか。
そのようなトランジットの(通行人さまへの注:現在運行中の) 冥王星が、今後、20余年の長きにわたり、水瓶座に滞在し、星山さんの水瓶座銀座に軒を連ねている――、
土星:水瓶座5度
水星:水瓶座8度
火星:水瓶座9度
木星:水瓶座21度
太陽:水瓶座25度
金星:水瓶座29度
――に、順番にコンジャンクションしてゆくわけですよね!
冥王星さまったら全天を周回するのに200年以上をお掛けになる(さすがカメさま!)のだそうで、「トランジットの冥王星」さまが自分のネイタルな(注:出生時の)太陽に重なることもなく人生を終える人――もたくさんいらっしゃるであろう中、星山パイセンの水瓶座銀座は、冥王星の影響を、波状攻撃を受けるみたいに受け続けるわけで――。
――今後の20年、めっちゃ忙しくなりませんか?
星山先輩のことですから、シュトゥルムウントドランクな20年を、クールに、朗らかに、もしや高笑いなんてされながらかんらかんらとお過ごしになられちゃうんだろな、と想像をいたしますが、「パイセンに着いてゆくっす!」ってこの軟弱なあひる野郎じゃ到底言えないまま、離れたところからご活躍を見守り、ときどき旗なんてぶんぶん振らせていただこうかって存じてますです。
――ご武運をっ!
なかなかお目にかかれなさそうな配置を読ませてくださりありがとうございました!

あひろ場にご参加ご希望の方は、
1、生年月日
2、出生時間
3、出生地

の3つのデータをコメント欄に書き込んでご用命ください。出生時間はだいたいでも大丈夫です。出生地のデータはなくても問題ありません。
個人情報を晒したくない方は「クリエイターへのお問い合わせ」ボタン経由でも構いません。で、今回みたいな形で記事にしてよいか、よくないかも教えてくださいね。記事にされたくない方には、結果を、「お問い合わせ」にあったメアド宛てに送信させていただきます!

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お気軽に、ってかテキトーにウェルカムです!

読んでくださりありがとうございました!


*2024/4/17追記
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