地働地消(ちどうちしょう)、家の近くで働いて、家の近くで消費する。
昨日のこと
昨日、環境とエネルギーについてディスカッションしていてわかったことをいくつか雑記としてまとめる。
出典:JCCCA (https://www.jccca.org/download/13335?p_page=2)
エネルギー転換は発電所などで、石油とかを燃やして発電するときにCO2めっちゃでとるよ?
産業部門は工場などで、めっちゃCO2でとるよ?
運輸部門は、車とかの輸送・移動でめっちゃCO2でとるよ?
ということ。この御三家が日本のCO2排出トップ3らしい。
エネルギー転換部分でのCO2削減
石油とか燃やして発電するんじゃなくて、太陽光とか地熱とかクリーンなエネルギーでの発電に変えることでCO2は削減できると。でも、長い歴史でなんだかんだ石油に落ち着いているには訳があるわけでいきなり全部火力発電禁止にはできず。原発も311経験した日本としては、ねえ。がんばれ起業家。
産業部門
知らん。自分の生活に近くない部分なので、ここは他の人に任せる。がんばって起業家。
運輸部門
いやいやこれガソリン車を電気自動車に変えればいいだけなんじゃないの?EVでいいんじゃないの?と思っていたんだけど、今の技術だとEVの生産時にめっちゃCO2出るのと、そもそもエネルギー転換で発電時にCO2めっちゃ出てるという。
もちろん、それを足しても3万キロから10万キロぐらい走ると、電気自動車の方がCO2排出量は少ないと。まだ色々な研究調査がされている段階なので結構幅があるけど。ちなみに、ハイブリッドは対してエコではないという。
地産地消(ちさんちしょう)
じゃあ結局普通に生活している我々個人はどーすりゃいいの?という質問に対して、わかりやすい答えの一つが、「移動を減らすこと」と「ロスを減らすこと」だと言われた。
例えば中国で大量に安く作ったものを、燃料使って移動させてこっちで売ると、移動の分だけエネルギーを使って使ってるからCO2出ると。作った場所で移動させずに売ればええやん、ということらしい。地産地消。すんごいシンプル。
もう一つは、食べ物でも製品でもなんでも、廃棄で燃やすときにCO2出るらしいので、ロスを減らすことも普段の生活ではいいらしい。もちろん、ゴミ発電とかもやってるらしいけど、ロス減らすのはわかりやすく良いことだと。
地働地消(ちどうちしょう)
なるほど、ものを移動させなきゃ良いのかとわかって、じゃあ人間が移動しないテレワークもCO2を減らすのかと聞くと、どうもそうらしい。車通勤が無くなればCO2排出だけじゃなく渋滞など都市問題も解決すると。電車通勤はエコだけど満員電車という都市問題があり、痴漢とか、生産性低いとか、本当に電車が必要な人が乗れなくなるとか。
地産地消と同じで、在宅ワークや、徒歩や自転車で近所で働く地働地消(ちどうちしょう)は、社会の様々な問題を解決する。地域にお金が落ちる訳だし、テレスペがやってるように地域の空き個室を使えば一石で何鳥取れるのか。
環境省の平成30年の資料=2018年=コロナのずっと前にも記載あるとおり、テレワークって本来コロナ対策じゃなくて、少子化に対する労働力確保とか、介護離職の問題解決とか、子育てとの両立とか、東京一極集中とか、さまざまな社会問題を解決するからと「働き方改革」で進められてきたもので。
CO2出さないなら肉食うなとか、レジ袋使うなとか、紙ストローとか、人によって興味は違うのだろうけど、自分は今「ヒトの移動」を減らすことに興味がある。
普段は在宅ワーク、大事な仕事は近所のサテライトオフィス、出社する時は電車で時間ずらして午後から、みたいな新しい働き方を進めたい。
ということで、新しい働き方に関連して、資金提供とか協業とかディスカッションとかコラボとか資金提供とかイベント登壇とか執筆とか資金提供とか、何かご一緒できる方はいつでもご連絡ください。
いや本当に、日本人の10人に3人が家の近くで働くだけですごいことになると思う。地域の空室を使って地域でランチ食って地域にお金が落ちるわけだし。
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