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neoHIUという、油田付きオンラインシェアオフィスについて

 昔々、まだ皆さんは生まれてないかもしれませんが、2014年ごろにオンラインサロンというものがありました。私も、よくわからないけれど、と入って、そこで知り合った人たちと飲み歩いてワーワー遊んでいたものです。
 
 時は流れて2023年2月、neoHIUというオンラインサロンができたそうで、

・主催は堀江さん
・起業家限定でビジネス志向
・Slackで進行

 こんなヒントを頼りにまた入ってみることにしました。

 これから書く内容は、ググってもChatGPTに聞いてもneoHIUの体験談がなかったので、しょうがなく書くことにしたn=1の景色です。

 主観的で、独断と偏見に満ちた、1人の参加者の感想で良ければどうぞ先へお進みください。

(1)どんな感じなの?
 Slackがある。以上。

 何もしなくてOKですし、誰にも怒られませんし、強制参加的なイベントなどもありません。煽られることもありません。

 粘着度は低いです。誘ってくるめんどくさい参加者もいませんし、仕事もできないのに声がでかいめんどくさそうな人も見当たりません。

 月に1度ZOOM相談会があるので、そこで堀江さんにプレゼンして事業相談できます。

 定例会とかゲスト対談とかはないです。代わりに、親戚?のHIUで行われる堀江さん関連の対談などは動画で視聴可能な他、希望者はHIUの定例会には参加できるみたいです。HIUとの交流は皆無。

(2)目的は?
 どこにも書いてない気はしますが、参加者の目的は、「自身の」事業を伸ばすことが目的だと思います。

 事業プレゼン用のチャンネルがあるのでそこで協業を募集したり、堀江さんコラボ用のチャンネルもあるので「堀江さん、XXX一緒にやりましょう」みたいに提案も可能。

 目的がない人も結構いますし、自己紹介を見てると「学びに来ました」「勉強させてください」みたいな人も一定数います。

 共通の目的はない。というか、まとまりは一切ないです。ドライ。同じシェアオフィス個室を借りている会社同士ぐらいの関係。

(3)普段どんな活動してるの?
 希望者は1人に1つ個人チャンネルが持てるので、自分はそこに事業報告や日々の思ったことを書いてますね。会社でもSlack使っているので、会社の個人チャンネルと全く同じ使い方です。

 例えばこれは3月8日の私の投稿。

 あとは同様に個人チャンネル書いてる人がいるので、人のチャンネル覗いたりとか。この辺は会社でSlack使ってる人は同じだと思います。

 要するにオンラインシェアオフィスです。自分の事業進捗や感想やつぶやきを書いて、人の部屋もちょっと覗いて。


(4)入るといいことがあるの?
 シェアオフィスに入居するといいことがあるの?ぐらいよくわかりません。別に入ることのメリットはないと思います。そこでどんな事業やるか?だけかと。

 自分で必死こいて事業を立ち上げてる人とか、月に1回ぐらい堀江さんにアドバイス求めたい人とか、協業できる会社を探すとか、暇で事業の種を探してるとか、そんな経営者がふらっと1年ぐらい入居するにはいい、シェアオフィスですかね。


(5)1万円の元は取れるの?
 人によるんじゃないでしょうか。オンラインシェアオフィスですし。でも、元を取ろうと動いてる人は向いてないと思います。暇な経営者が「いっちょ顔出しとくか、ういーす」みたいにラフに入居して、お互い、いいタイミングで協業とか、新規事業とかやっていく、そんなゆるい感じかと。

 いい意味でみんなすんごい無関心ですし、連帯感も一体感もないですし、事業の話しかしないので、仕事ができない声が大きな人がでかい顔をすることもないですし。

 オンラインシェアオフィスって感じですね。最近はChatGPTやAIの話が多いです。


(6)堀江さんは何やってるの?
・noteで有料で公開しているコラムを毎日無料で公開してくれる
・コメントくれる
・堀江さんがやりたい事業投下して誰かやろうぜ!と呼びかける
・事業提案や堀江コラボ提案投稿があれば、コメントくれる

みたいな。忙しいだろうに、Slackよく見てますね。
ふつーに絵文字で、いいねとか押してくれますよw


(7)neoHIUで事業が生まれたり?

#project がついたチャンネルが7個ありますね。堀江さんが発案のものもあれば、参加者の事業に堀江さんが参加するものもあれば。

 んでも、ほぼ全員経営者で自分の会社持ってる人たちなので、その辺は結構適当な組み方してると思います。

(8)経営者じゃなきゃだめ?

 入会ルールは知らないので別途調べて欲しいんですが、参加している側の体感としては、起業したい若者とか、副業したい会社員とか、普通にいますから、ビジネスメインで使うなら、誰でも参加OKかも。
 空気感味わうには、会社員の方で事業立ち上げたいとかの方もいいかも。というか、自分が食うだけなら秒で事業アイデア転がってます。

(9)あんたは何をやってるの?

 私は2月にSlack入ってふらふら遊んでましたが、3月からAI人材育成の事業やるんだーっと投稿したら、堀江さんが共同事業でやらない?とコメントくれたので、今これメインで動いてますね。

 こっちは名も無きベンチャー企業が世にサービスを広めることの難しさとコストを知っていますし、堀江さんは忙しくて自分では動けないので事業立ち上げをぐいぐい主導する人が欲しい。そんな利害関係でしょうか。

 例えば、堀江RTで平均1000クリック獲得したとして、Twitter広告だと1クリック100円だとしたら、1回で10万円分、毎日1回RTしてもらうだけで月300万円分の広告効果をくれるわけですね。

 アドバイスもくれますし、先日は「ChatGPTの共著出そう」となり、予約だけでAmazon1位も獲得しました。ホリエモンチャンネルのゲストにも呼んでくれてChatGPTトークしましたし、その動画素材をバナー素材に使ったり。こっちからするとウマー。あっちからすると、実際に動いてくれるやつ。

(10)結局、どうなのneoHIU?

 一言で言うと堀江さんという限りある資源「=油田」付きシェアオフィスみたいな感じですかね。人にとっては価値がわからないけど、使い方によっては価値が出せる。経営者の腕の見せ所ですね。

 Giveの押し付け合いみたいなところもあって、借りを作りたくないので堀江さんができないことをこっちでやって、堀江さんが喜ぶであろうことをこっちでやる。書籍のAmazon1位とかは、担当編集さんと死ぬ思いで準備しましたしね。満身創痍すぎて、歯医者で「過労」と言われました。

 こう書くと善意の協力みたいに聞こえるかもですが、6月の営業利益が4ケタですしビジネス協業です。油田すご。

 私は関係者じゃないので、これ読んでる人が入ろうが入らなかろうがどうでもいいです。ただ、ネット上に1つも体験談がないのはかわいそうかなと書いたn=1の駄文ですから、あんまりお気になさらず好きにされたらいいんじゃないかと思います。

 なんで頼まれもしないこう言うnoteのを書くのか、うまく説明できないんですがなんかこう、洗濯物が洗濯機で片寄ってたらちょっとほぐしたくなる感じなんですよね。なんというか、バランスをとりたくなる時があって。承認欲求でもなく、空虚な自己満足。

 唯一、スタートアップ経営者にはいいと思いますよ。株主にも社員にも相談できない「他人」の意見欲しいとか、あと6ヶ月でキャッシュショートなのに赤字とか誰にも言えないアレあるじゃないすか。アレの吐き出し先。

 
 以上、n=1の体験には再現性がないので全く参考にしないでください。

ご意見はこっちへ
https://twitter.com/arakens


※入会時の自己紹介でnoteみたとか書かないでくださいね、絶対に。書いちゃダメですよ。お願いします。


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