良い効率化とは何か

どうも効率化デザイナーのあらけんです。

今回のnoteでは良い効率化とは何かについて書きます。

答えはすごくシンプルです。「効率化前よりも、本当に楽になっているか」これだけ、何が何でも楽ができればいいんです。もう少し詳しく説明すると下記のような感じになります。

グラフにするとこんな感じです。

たとえば、毎週取引先にメールを送る仕事があるとします。1週間に10分この仕事に割いているとしましょう。1年間(52週)で計算してみると
10分×52週 = 520分 になります。

これを自動で送れるようにすると、1週間1分になると知ったあなたは、プログラミングの勉強を始め、100時間勉強してようやく自動化に成功しました。10分の仕事が1分になるので、

(10分-1分)×52週= 468分 節約に成功しました。
メールを自動化することに成功したあなたは大喜びで、めでたし、めでたし。
さて、これは良い効率化なのでしょうか。答えはもちろんNoです。確かに、プログラミングのスキルが身につくという副次的な効果は大変魅力的ですが、たった年間8時間くらいのために100時間もかけていたら、いつまでたっても「楽」にはなりません。

こんな感じになってしまいます。

今回は極端な例でしたが、効率化するために、非効率な仕事を増やしてしまっていることが多々あるように思います。そういう人はいつまでたっても仕事が溢れて「楽」になりません。私も散々非効率な効率化をやってきました。

最高の効率化は仕事を無くすこと、次点でやらなくてはいけないことを自動化することです。いらない仕事、無意味な仕事を無くすことこれが何よりも大切です。

この記事を書くのに13分39.86秒かかりました。


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