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創業者の想いは沿革では表せない?

後継者の私が後継者支援に目覚めた理由...その1

当社は1975年に私の父が25歳福島県郡山市で創業した企業向け制服、いわゆるユニフォームを販売する会社です。

父は55歳の時に番頭に社長をゆずり、東京進出の足掛かりを作るために単身東京に乗り込んでいくような活動的な人です。

そして、私が35歳の2012年に会社としては3代目、直系としては2代目として社長に就任させられました。

それから7年経った昨年、ふと思ったのは創業者である父が社長を退任、現場からはなれて15年経ち、当時を知る社員がほとんどいない。それどころか、7割が私が社長になってから入社した社員。事業承継をして社員数が倍増したので当然と言えば当然です。

そこで1つの疑問。

「当社はなぜユニフォームの会社なのか」

会社案内を見ても沿革を見ても書いていない。
昔話でなんとなく聞いた事があるが、断片的だし。
私は直接聞いているが社員は知らないだろう。

会社のルーツを共有する事は大事なんではないかと思って制作したのが「社内報 NET's TIMES エピソードゼロ 創業者インタビュー」

内容は生い立ちや学生時代、起業するきっかけ、なぜユニフォームなのか、これまでの事業展開など

そして、会社の将来について。

印刷をした社内報は社員に限らず、ステークホルダーに配布したところ、予想外に反響がありました。
その経験から、先代の功績をなにかの形に残し共有する事は事業承継のポイントになるのだと思うようになり、現在では新事業の大事なコンテンツになっています。

当社の社内報は変形B4でかなりのボリューム。
なかなか読みごたえがあります。

皆さんはどのようにして自社のルーツを社員さんやステークホルダーに伝えていますか?

いい方法があったら教えてください。

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