公園づくり&本づくり 〈始まります!〉 -荒川区景観まちづくり塾(2023 #1)-
このnoteでは、あらまち(荒川区の景観まちづくり活動)について記しています。
今回は、2023年7月22日に開催された荒川区景観まちづくり塾2023〈第1回講座〉について。
昨年度より第2期としてリスタートした景観まちづくり塾。
2023度も引き続き、「水×景観」をテーマに活動していきます。
募集チラシはこちら。
今年度は「すみだ川と暗渠でまちをデザインしよう」と題して、
隅田川グループは公園づくり、暗渠グループは本(ブックレット)づくりと、2つのグループに分かれて活動を予定しています。
ガイダンス&基調講演
当日はその第1回目の講座ということで、ガイダンスと基調講演からスタート。
塾の説明(※1)に加え、
〈step1:講義〉、〈step2:体験ツアー〉を昨年度に行なった(※2)こと。
それを踏まえて、今年度は〈step3:グループワーク〉を行うことをご説明。
塾生みんなでワイワイと議論を深めながら、街づくりに活かす術を提案していきます。
次に、当塾塾長の篠原修氏(東京大学名誉教授)による基調講演。
日本の都市計画がいかに川と深い関係でつくられてきたか、また現在の都市計画がいかに川と無関係につくられているか、ついてご講演いただきました。
また、当塾講師の岡田智秀氏(日本大学理工学部まちづくり工学科教授)からは、これまでの塾の取り組みについて振り返りの説明をいただきました。岡田先生には今年度行うグループワーク全体をファシリテートしていただきます。
隅田川 or 暗渠 ?
そして、後半はグループ分け。
塾生のみなさんに希望グループを検討してもらうため、隅田川と暗渠、各グループの担当委員からプレゼンテーションを行いました。
隅田川グループは天王公園 !
隅田川グループは、隅田川沿いにあって、拡張予定のある区立公園「天王公園」が題材です。
天王公園の整備の方向性や、区内公園の参考事例を学びながら、整備後の未来の景観を提案するプログラムです。
暗渠グループは藍染川・江川堀 !
暗渠グループは、藍染川・江川堀が題材です。
区内では比較的暗渠化が遅かった藍染川・江川堀。蓋がかけられる前の様子を知る人にインタビューを行うなどして、なんとか記録を残しておきたい!ということで、水辺の記憶をリサーチしながら、ブックレット制作の第一歩を踏み出そうというプログラムです。
いざ、グループ分け !
プレゼンテーションの後、まずは希望のグループに分かれてみることに。
大きな偏りがある場合は調整する可能性もありましたが、みごと一発で決定!
塾生募集時に一応希望を伺っていましたが、みなさんその希望を変えることなく、初志貫徹です。
ここからは2つのグループに分かれて、12月の成果発表に向けて活動していきます。
荒川区景観まちづくり推進委員 委員長 山本展久
※1 塾の活動についてはこちら
※2 2022年度の塾の活動についてはこちら
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