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#12 ある日突然、脳が目覚めた!|発達障害児を分子栄養学で育ててみた

息子の勉強に関して一番心配していたのは、彼の高校受験でした。もし受験に失敗してしまったら…、彼がどこにも進学できないことを考えると、本当に心配でした。

そこで、私は中高一貫教育の私立学校に息子を進学させることにしました。息子が小学校6年生の時のことです。近所にいくつかの塾があり、見学に行きましたが、残念ながら体験授業で全て断られました。

塾に迎えに行った際、「お母さん、もしかして間違った塾に来ていませんか?」と言われました。息子には発達障害の特徴があり、授業に集中できない様子があったためだと思います。沖縄県内の大きめの塾にも問い合わせましたが、全て断られました。

最後に訪れた塾での体験入学の際、塾長から「難しいかもしれませんね」と言われました。これがダメだったら、もう塾は諦めて受験するつもりでしたが、恐らく私たちを気遣ってくれたのだと思います。「お母さん、大変ですね」と言ってくれました。

科目は国語、算数、理科、社会がありますが、算数だけを重点的に取り組もうと提案されました。息子は国語や社会などには集中できず、落ち着きがなかったのですが、算数は楽しそうに取り組んでおり、それができるかもしれないということでした。この時の塾長の提案には本当に感謝しています。

息子は小学校6年生からその塾で学び、何とか中学校高校一般教育の学校に合格することができました。

中学校に入学してからの成績は、驚くべきことに1から5までの評価がせいぞろい。息子が漢字を書けず、文章が読めないことから、きっと学年で最下位になるのではないかと心配していましたが、実際には下の方ですが、最下位ではありませんでした。

私は、息子がテストの成績を持ち帰るたびに、たとえ20点や30点でも褒めて壁に貼りました。息子の成長を見ることが本当に嬉しく、その喜びを伝えるためにテストに花丸を書いて飾っていました。

高校に入学する際、息子のクラス分けについて話し合いがありました。数学の先生は進学クラスに入れるべきだと言い、国語や英語の先生は普通クラスに入れるべきだと言いました。先生たちの間でクラス分けで意見が分かれました。

結局、息子は数学が得意なので、その分野を伸ばすことになり、進学クラスに入ることになりました。これには驚きました。彼は勉強は得意ではなく、得意な分野しか伸ばさなかったため、数学はできますが他の科目は全くダメで、こんなクラスに入れるとは思いませんでした。

高校最初の定期テストでは最下位でした。38人いれば彼は38番目でした。これが2年間続きました。

しかし、高校3年生の1学期の中間テストで、突然クラス3位に。これには息子も私も驚きました。数学の成績は良かったのですが、国語や社会は元々苦手でした。妹が英語が得意だったので教えてもらい、少しずつ英語はできるようになっていましたが…。

いきなり成績が良くなった理由はわかりません。私は驚きつつも、息子の成績が上がったことを喜びました。

息子自身は、これまで一生懸命勉強しても理解できなかったり、覚えられなかったりしたが、なんとなく整理整頓ができるようになったと言っていました。

以前は授業に集中できず、先生の話が聞こえなかったが、今は理解ができるようになったと。「スポンジに水が全部吸収される感じ」と表現していました。

ちょうど第二次成長期が終わる頃でした。栄養が脳に回る時期だったのかもしれません。

以上はstand.fmの要約記事です
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