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仕事でキャパオーバーになりそうな時のメンタルヘルス

こんにちは。
中小企業に特化した経営・マーケティングコンサルタントの新井です。
これまで官民含め全国各地のさまざまな業種業態の経営者へコンサルティングや事業プロデュースを行っています。

今日のテーマは「仕事でキャパオーバーになりそうな時のメンタルヘルス」です

久しぶりに私のキャパもいっぱいになりそうな今

通常時は10社程度のコンサル契約、数社の社外取締役、プロモーション部門やPR部門を含む当社事業のとりまとめ、会社経営などを行っています。ここ数年は中小機構(独立行政法人中小企業基盤整備機構)をはじめアドバイザー業務も引き受けてきました。

ありがたいことに、今年はさらにそこから増えて、東京都絡みのデジタル、マーケティングなどのアドバイザーが数件、四国を中心としたアドバイザー、プロモーション事業拡大に伴う数々のプロジェクト、過去にコンサル契約をいただいた企業のあらたなPR契約、某業界リーディングカンパニーのコンサル他、ここには書けないものも含めて、多くの仕事やきっかけをいただいております。

中小企業は日本の屋台骨であり、本来力を持っている企業が多いので、ご依頼いただいたり、ご紹介いただいたものは、基本的には何かしらの形でお受けしようと思っています。ただ作業のスピードを早く、質の高い仕事を、適正価格で行える状況であることを前提にしています。これが担保できない時には、私も受けられないです。現時点で大きな問題はありません。

ただ、スピード感が落ちていないだろうかという懸念が徐々に出てきました。スピード感が落ちるということは、時間がないということです。時間がないというのは、時間あたりの作業効率が落ちている可能性もあります。もしくは時間がないあまり、本来丁寧であるべき仕事が少し曖昧な形になって、その結果無駄な時間や作業が発生する可能性もあります。

キャパを越えそうな時にはどうするか?

理由はいろいろあります。幸い、私はまだ大丈夫なのですが、これからさらに多くの仕事を受けさせていただく上で、キャパを越えそうだと感じる状況の時は、以下のようなことを気にするようにします。

あえて一つ一つ丁寧に仕事をする
スピードを持って仕事をすることは大事ですが、やり過ぎは問題です。一つ人の仕事が雑になり、結果としてアウトプットの質が下がったり、雑さゆえにあらたな問題や抜け漏れが出て、かえって仕事のスピードが落ちるということにもなりかねません。焦らずに、一つ一つ丁寧に仕事をすることが、結果としてポジティブスパイラルを生み出すことが少なくありません。

誰かに任せる
できるだけチームでやることです。担当している仕事が一人でできるものでも、どこに落とし穴があるかわかりませんし、一人では気づかない視点やポイントがあるかもしれません。また何か困った時に、仕事を依頼できたり、トラブルが起きた時に、相談できるということはメンタルヘルスという点でも、とても助かります。誰かに任せられる体制をあらかじめ取っておくことが良いです。

70%のクオリティで先に進める
キャパを超えそうだからこそ、前倒しで進めてみるのも手です。どういうことかというと、忙しいからこそ、先々に予測される仕事や、先々の期限の仕事を、70%くらいのクオリティで先出して仕事をしてしまうということです。期限に間に合うよう100%ではなく、期限の手前段階で70%のクオリティで出しておくと、そこでフィードバックがもらえますし、先に進めていることに対しての評価も上がります。また、期待値コントロールにも繋がります。結果として、全員がハッピーになるので、メンタルヘルス的には良い状況が得られます。

仕事の内容や課題を書き出す
今の仕事の内容や課題になっていることを書きだすのも良いでしょう。アウトプットすることで、自分の負荷になっているものが可視化され、整理されます。結果としてメンタルが楽になるということもあります。

瞑想する
私はスピリチュアルなものは特に好きということではありません。ただキャパオーバーになりそうな時には、気分を落ち着かせることが大事です。切り替える方法として、スポーツのようなこと、サウナなどで汗を流すというものもあります。ただ、これはすぐに実行できる場合ばかりとは限りません。いつでも簡単にできるものは「瞑想する」ということです。もしかしたら瞑想にはやり方があるのかもしれませんが、単純に目を瞑って呼吸を整えるだけでも、心持ちが変わったりします。

やってはいけないこと


では、やってはいけないことは何でしょうか。

一つ目は「投げてしまう」ということです。言い換えれば開き直りです。うまくいく時もあるでしょうが、ギャンブル的になります。投げてしまうのではなく、地道に仕事をする方が大事です。

二つ目は「切れること」です。これは精神的に切れることです。一つ目の「投げる」と同じく、切れてしまっては何も良いことがありません。感情的になって周りに怒ったり、自分の中で勝手に沈んだり、不安になったりするのは得策ではありません。切れそうになることもあるかもしれませんが、そんな時には上のような対処法をとってみてください。

最後に

キャパオーバーになりそうな時というテーマで書きましたが、私のキャパはまだ大丈夫です。また広告やPR部門の担当は精鋭揃いです。ご相談があればお声がけください。

株式会社ホワイトナイト
新井 庸支

https://www.whiteknight-jp.com/

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