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スキンケアにだって、家庭のお味噌汁のような「お袋の味」的なジャンルがあってもいいじゃないか。


私はよく市販のシャンプーやスキンケアを、カップラーメンと例えます。

カップラーメンは超優良商品だと思います。
安価で便利、おまけに美味しい、種類も豊富、保存もきく。
カップラーメン開発の経緯や想いも以前ドラマで観た時はとても感動しました。

しかし、おそらく

身体にいいと思って手に取る人はいない

と思います。
身体には良くないとは分かっているけど
と言う前提で「商品」としてとても愛されていると思います。
しかしスキンケアやシャンプートリートメントはどうでしょう。
なんか良くわかんないけど良さそう…と思って手に取っていませんか??
そしてなければならない、と思っていませんか?

魅力的な謳い文句で売られている市販のコスメ用品は、私にとっては「カルシウム〇〇mg入り」「1日に必要な緑黄色野菜の〇分の1」なんて書かれているインスタント食品と変わりません。
毎日のシャンプー、毎日カップラーメンを食べている身体の状態、と思うとちょっと、心配になりますよね…
ましてや半端なオーガニック商品に関しては、せっかくの有機栽培の無駄遣い、とさえ思います。
もはやエコやオーガニックはただのビジネスと化しているのでは…とも
真のオーガニックコスメに関しても
オーガニックなら良いって訳でもない、過剰な感じさえしてしまいます。
必要、というよりは嗜好品と言った気がします。

ただ決して否定したいのではなく、
カップラーメン同様、この便利な世の中の恩恵の中で暮らしている今、
わかって選んでさえいれば、誰に文句を言われる筋合いはないと思います。
その方にあったバランスを見つけられたら良いのだと思います。
でも便利すぎて良く分からないこともあるし、ググれば良くも悪くも情報に翻弄されてしまいます。
うさんくさいと思いながらも
やせる!
身体に良い!
美容成分たっぷり!
これ一つでシミが!
などのワードにはついつい惹きつけられて試してみたくなってしまいます。

私は食べ物に関しては、ジャンクな物も好きですが、あまり気にせず(年々質のいい物は求めますが)
欲するものを赴くままに食べて楽しんでいます。
食べる事が好きです。
かなり雑食だと思います。
何より
うちには肉もコーラも大好きな103歳のおばあちゃんがいるので、もっと気を付けなきゃと思いつつ、まいっかと開き直っています。
あくまで私の持論です。


ですが、自分は良く分からずいいと思って使っていたスキンケアや毎日のシャンプーなどでかつてはかなり酷い肌トラブルに悩み続けて来ました。
でもあれもこれも
「使わなければ」と思っていたので、様々な商品を試し続けました。
肌トラブルだけじゃなく、
匂い、ベタつき、見た目ともに若い頃の方がよっぽど自分に自信が持てませんでした。

結果的に、どの成分が良い悪いと、必死で勉強しましたし、資格も取りました。
一時はスキンケアだけでなくカラーコスメや日焼け止めまで専門の材料を集め作っていました。
そうするうちに原料にも詳しくなり、
すると…

て言うかそもそも必要?
と言うところに辿り着きました。

でも何もしないでいいか、と言うとそうでもないし、肌は乾燥するし頭をお湯だけで洗うのも物足りない。
だったら自分なりのオリジナルを探求してみよう!

と実験をし出しました。
そして今はとても身軽で自分の肌が毎日少しずつ好きになっていきます。
歳を重ねる不安より、明日の肌が楽しみ
そう思えています。

「キッチンから生まれるスキンケア」
は既製品に頼らない
「お袋の味」ならぬ「お袋のスキンケア」

誰も傷つけず、何も否定しない、(とは言いつつおそらく既製品のスキンケアには二度と手を出さないと思いますが)
お母さんのお味噌汁のような私の伝家の宝刀です。
レシピはマガジンに♪

文章にするのは本当に難しいです。
全ての方に気に入っていただけるとは思ってはいませんが、
自分にとってのベストが明日の誰かのお役に立てれば嬉しいです(^_^;)


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