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My Brand作り〜 マーケティング戦略思考で考える自分のキャリアについて

おはこんばんちは。
あらいぐまたくまです。

今日は、
「My Brand作り」について


最近、いや社会人になってずっとですが、
周りには、こんな人が沢山います。

・仕事が楽しくない
・自分と周りを比較してしまう
・将来に対する不安

でも、
・楽しんで仕事したい
・何か挑戦してみたい
・もっと自信を持てるようになりたい

とは思っていたり。

20代後半くらいから、
特に将来について色々考えてしまう。

自分自身は結局どうなりたいのか?
何がしたいのか?

自分自身の幸せや、働く意義、
将来のキャリアについて、
My Brand という形で、自分を定義し直す、
そんなきっかけになればいいなと思い、
今日の記事を書きたいと思います。


My Brandとは?

My Brandとは、自分自身を「ブランド」と捉えること。

なにも、商品やサービス、法人だけに、
「ブランド」が存在するわけではありません。

一人ひとりの人間にもブランドは存在します。
ブランドとはいわゆる、
「共同幻想」「共通認識」です。

自分というブランドを、
どのターゲットにどう共通認識を持ってもらうか?です。

サラリーマンやOLとして、
または経営者や個人事業主として働くのも、
法人との信用信頼関係のもとで成立しています。

信用信頼関係の裏には、
「この人に任せれば数字を取ってくる」
「困ったことを解決してくれる」
などの、隠れた有益性なるものが存在しています。

一つのブランドですよね。
この人=〇〇 という共同幻想が存在している時点で。

それを戦略的に構築していくことこそ、
My Brand 作りに他なりません。

自分は、
・どんな人間なのか
・どうなりたいのか
・何が得意なのか
・誰に思われたいのか
・どう売り込むのか
・周りにどう思われたいのか

これらを定義していくことこそ、
My Brandのスタートです。

My Brandに必要な3つの思考

My Brand形成には3つの思考が重要です。
この3つの思考は最終的に、
「マーケティング戦略思考」と呼びます。

① 戦略思考
② マーケティング思考
③ 強み思考

マーケティング戦略思考

戦略思考

戦略とはなにか?これは、
「ヒト、モノ、カネ、情報、知財」などの
リソースを、何にどう配分するか、
配分先を選択することです。

常に人脈もなければ、お金もないし、
必要な道具もないのが人間。
限られた武器をどう使うかを考えることこそ、
「戦略思考」なのです。

マーケティング思考

マーケティングとは、
「売れる仕組みを作る」

つまり
「自分が選ばれる仕組みを作っていく」ことです。
→自分が選択される確率を上げることです。

Aさんでもなく
Bさんでもなく
自分自身が意図して選ばれるように、
仕組みを作っていくこと。

専門用語では、
プレファレンス(ブランド好意度)と呼ばれます。
このプレファレンスをあげることこそ、
マーケティングと言えます。

売上=
市場 × 認知 × 配荷 × プレファレンス × 単価

プレファレンス
=製品パフォーマンス × 価格 × ブランドエイクイティ

市場
= 対象人数

認知
= 市場のうち何人が自分のことを知ってるか

配荷
= 自分のことをしれる機会がどれだけあるか

プレファレンス
= ブランド好意度(どれだけブランドが好きか)

単価
= いくらで買えるか

製品パフォーマンス
= どんな機能があるか?(機能面、感情面など)

価格
= いくらで買えるか?

ブランドエイクイティ
= ブランドイメージ(〇〇といえば△△)

プレファレンスをいかに上げていくか?
そのためにどうブランドエイクイティを上げていくか?

それが最終的に、
自分が選択され売上が上がることに他なりません。

プレファレンスの向上が
自分が選択される確率を上げることになります。

強み思考

最後の強みは、自分の特徴を知り、得意なことや他者よりも
比較的優れていることは何か?を伸ばす思考です。

長所伸展です。

刀のマーケター、森岡さんの言葉に
「茄子は茄子にしかなれない」という言葉があります。
弱みは強みになりえない。強みを伸ばすしかないわけです。
というよりそれが最も自分のキャリアを考える上で、
ブランドを形成する上で1番の近道にもなります。

結局強みは、自分の「好きなこと」であるケースが多い。
好きなことには「最も時間を費やしてきた」ケースも多い。
結果他者よりも優れていることに繋がったりします。

マーケティング戦略思考

つまり、まとめると、

自分というブランドが選択される確率を上げるために、
限られたリソースを、自分の強みに投資すること。

結果、強みが磨かれて強いMy Brandが形成される。
選択される確率が上がる ということです。

マーケティング戦略思考フレーム

考えると良い型を共有しておきますね。
(図解が欲しい場合はLINEで連絡ください)

⓪ 現状の調査確認
① 目的の設定
② Whoの設定(対象の設定)
③ Whatの設定(便益の設定)
④ How①の設定(手段の設定)
⑤ How②の設定(届け方の設定)
⑥ 検証→修正

■ 現状の調査確認
→自社、競合の調査→3C分析、PEST分析、SWOT分析など

目的の設定
→自分はどうなりたいか?
→なぜそうなりたいか?
→そのためにどれくらいの定量結果が必要か?
など

■ Whoの設定
→ST(Strategic Target)大まかなターゲット
→PP(Prime Prospect)コアターゲット
→insight(インサイト)コアターゲットが抱える無意識の「不」

■ Whatの設定
→インサイトを刺せる提供便益
→自分の得意なことか?
→他者は真似できないか?(3C分析)POP-POD(強み)
→それらの根拠はあるか?(RTB)

■ How①
→便益提供するための商品
→実際に買ってもらうモノやサービス
→目的やインサイト、便益がイメージできるもの
→4Pの設定(製品,価格,立地)

■ How②
→4Pの設定(主に販売促進)
→ターゲットとの親和性

■検証→修正
→上記の修正点はどこか?
→仮説の見直し

上記をもとに、すべてが埋まると、
My Brand が見えてきます。

難しそうに見えますが、埋めることはできます。
どの項目をどう埋めるかはもちろん、「質」の視点が
ありますので、楽して構築できるものではないです。

そこはあらいぐまと壁打ちしましょう!
実際に一緒に作ることもできます。

My Brand構築で最低これはやろう

ステップ⓪ 現状の調査

自分が戦おうとしているその戦場について知りましょう。
人間は知ってることしか知りません。

今回のMy Brand作りにおいては、
強い売れる営業マンになりたいという目的があれば、
他の営業マンは競合になりますね。
また、評価してくれる上司、メンバーの属性や特徴も、
自分のキャリアを考える上では把握しておくべきです。

ステップ① 目的の設定

無意識にあきらめるのではなく、
自分が目指す将来を具体的に考えてみましょう。

所属部署の部長になる
関西で1番のマーケターになる
など

目的に大小はありません。
まずは、なりたい姿を言語化してみることです。

ステップ② 特徴の把握

自分自身の好きなことや、得意なこと、
取り組んだ事例や、出したことのある成果など、
自分のことを自分で把握してみましょう。

また、知り合いに自分のことを評価、言語化してもらうのも
良いと思います。

自分が把握してることと、
他人からの評価にズレがないかみてみると良いです。

他人の評価は、今の自分のBrandとも言えますね。

ステップ③ ターゲットの把握

自分のなりたい姿に対して、
そのために、戦わないといけないターゲットを選定します。

社内昇進したいのであれば、
それは、課長なのか部長なのか。
同年代なのか。

STやPP、インサイトを把握しましょう。

ステップ④ 自分-市場 の接点把握

自分の特徴や武器が、
インサイトに対してどう刺さるか。
どう刺せば良いか構築しましょう。
他者に真似できない唯一無二を提供することで、
「自分自身のブランド=共同幻想」が構築できます。

ステップ⑤ 検証

実際にやってみましょう。
もしかすると最初に設計したこと以外に、
評価される別軸の武器が出てきたり、
他のインサイトがわかったり、
刺し方にコツがあるかもしれません。
これらは都度仮説検証を行いましょう。

最後に

いかがでしたでしょう。

今回は、自分のMy Brand形成のために書きましたが、
個人だろうと、法人だろうと、事業だろうと、
コミュニケーションだろうと、恋愛だろうと、

やってることはいつも同じです。

マーケティング戦略思考が、
いかにアカデミックで応用できるものなのか、
少しでも感じてもらえると嬉しいです。


あらいぐまは、現在地方在住で、
何とかこのマーケティング戦略思考を、
より沢山の方に伝えていきたいと思っています。
しかし、このマーケティング自体を広義で捉えている人が
少ない現状でもあります。

必要性を認識していない。。。

プレファレンスを高めるどうのよりも、
とりあえず、広告を回すことだけを考えている。
提供便益の定義もなく。とりあえずやる。
戦略思考や強み思考をすっ飛ばしがち。

もっと価値を再解釈し、
地方を盛り上げることができると確信してます。

読んでくれた人に少しでも伝わるといいなー。

🦝

最後までお読みいただきありがとうございました。
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