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自由に生きるコツ

朝まだ4時、18歳の猫梅の声でここ数日目が覚める。療法食を食べている彼女はモンプチのレトルトを所望する、という事を当たり前のごとく主張する。

人は甘やかせすぎだと言うかもしれないがこんな時間にすごい声で力いっぱいなかれたら、寝ているのは不可能だ。
ぐぅーっと寝ている主人を横目にモンプチを用意する。ついでに夜のご飯の準備もしてしまう。

はぁ、もう一度寝よう、まだ5時だ。
ところがここで体も大きくなったすぎ(やんちゃな仔猫は5.5キロになったがチビと呼ばれてる)はネズミのおもちゃを持って投げてと嬉しそうに持ってくる。

いや、ママは寝たい…と思うのだけどベットの上でちゅーたをもってねだる様子はあまりにあどけなく、飽きるまでちゅーたを投げてはくわえてとってくる遊びを繰り返す。

彼女たちは天真爛漫に生きている。人がさも不自由そうに、どこか不機嫌に生きているのとは裏腹になんと自由を謳歌していることか。

鬱に悩んでいる人がいたら我が家の猫を1日観察して一緒にご飯を食べて寝て遊ぶだけで自由のコツを学べることだろう。

人は上手くいかないことがあると焦って客観視ができなくなってしまう。自分以外の何かを観察することは自分の殻に閉じこもってしまうことを未然に防ぐことが出来ると思うのだ。

だからこそ、自由な猫をしっかり観察するといい。観察したあと自分を思って5分目を閉じるだけで私は心穏やかに戻る。猫はいつも先生なのだ。

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