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なぜ生演奏が素晴らしいと思うのか

皆様こんばんは。あなたはクラシックの演奏会に行ったことがありますか?私はクラシックの演奏を生で聞くのが好きです。人それぞれですが私のクラシック生演奏についてお話ししたいと思います。

なぜ生だといいのか

生演奏を聴いていると音が波となって空気を揺らしているのを自然と感じます。演奏される曲目については私はそんなに詳しくありませんが、和音や美しい音ひとつひとつを感じます。これが録音や配信では伝わってこない。生演奏でないと感じられない感覚なのです。

音の波が美しいと情景が浮かびますし、波の中にいると自分が今まで悩んでたことや力んでたことをいったんやめて、自分も自然と力が抜けていきます。心の力みも抜けるので、気が付いたら何事もニュートラルで考えることが出来ます。

最初の1曲の第一楽章くらいは、ニュートラルになるための時間なのであまりちゃんと聞けてないかもしれませんし、ニュートラルになって自分を見つめなおしながら聴いているので耳ではメロディーしか聞こえていないかも。

しかも線維筋痛症的には音を身体で受け止めるので、痛くなる時も多々あります。

知っている曲を聴くと

もし、演奏会中に自分が知っている曲を聴けたなら、前に聞いた時のことや、感じたことを思い出した上でより感じることが出来ます。

私は演奏会の予習、という形では音楽を聴かないのですが、オーケストラがわかりたくて、弦楽器の主人公バイオリンを習っていました。今は体調の関係でお休み中ですが、曲を知る、演奏家を知る、楽器を知る、何かを知るとより感じることが出来、感じることで自己を受け入れていくことが自然と出来るのです。

昨夜の諏訪内さんの演奏を聴いて

昨夜は諏訪内さんがバイオリンのソリストでブラームスを聴きました。まさに圧巻。楽器もストラディバリウスからグァルネリに持ち替えての初めての演奏会。3階席だったのですが会場の反響版を通して全身に浴びるように音の波紋が伝わってきました。

白鳥の湖(尾高さん編)

後半は指揮者の尾高さんがセレクトした場面の白鳥の湖を聴きました。

誰でも聴いたことのある白鳥の湖、美しい旋律、ハープや管楽器も美しかったです。まったくの自然体で受け止める音楽はすっと心に届いて最後の拍手が遅くなるほど聞き惚れてしまいました。

友人と演奏会に行くこと

昨夜は友人と2年ぶりに会いました。クラシックをよく一緒に聞きに行く友達と会うのが2年ぶりというほどにコンサートに行けていませんでした。コンサートにいくとチラシをよく貰うのですが、一時は全く入っていない時期もありました。コロナが収まってきたからか、今回はいいチラシが沢山。

コロナも落ち着いてきたし、一緒にまた行きましょうという話になり、チラシにあったNHK交響楽団(指揮者がファビオ・ルイージさん)があり、11月にまた一緒に行くことに決めました。

一人もいいですが、一緒に聴く友人がいて、終わった後に感想を話し合うのもまた素敵です。

クラシック、芸術の秋に体験してみるのはいかがでしょうか。是非お勧めです。


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